魅力的な作品はどこにある?
美術館、ギャラリー散策、今日と明日は東京遠征。
9日の途中までは日帰りのつもりでホテルも取ってませんでしたが、結局は一泊することに。
<プラド美術館所蔵「ゴヤ 光と影」@国立西洋美術館>
<小川信治個展「Closed Book」@Yumiko Chiba Associates viewing room shinjuku>
<デュシャン、エルンスト、マン・レイ展>
2011.12.6-2011.12.11
12:00-19:00
ギャラリーときの忘れもの
東京都港区南青山3-3-3 青山CUBE1F
アルトゥーロ・シュワルツ著 マルセル・デュシャン挿画 『大ガラスと関連作品第一巻』が展示されていた。
そう言えば、大ガラスは東京バージョンがあったんだった。
調べると、置かれている東京大学美術博物館は休館中らしい。残念。
<mega+>
2011.12.6-2011.12.11
12:00-19:00 最終日16:00まで
NADAR/AOYAMA
東京都港区南青山3-8-5 M385 Building #12
NADAR/OSAKAは何度もお邪魔しているが、東京はもちろん初めて。
今回は青山の方に行ってみた。
魚と野菜の写真が展示されている。写真の題名のとおり、その写真がバカでっかい。
ギャラリーが小さいところなので、なおさら大きく見える。
写真は大きいだけでインパクトがあるが、被写体の魚が存在感をさらに増している。
日頃見ていないところまでまじまじと眺めることができるのは楽しい。
ここで幾つか写真展のDMをもらう。
<大高郁子個展「ペラペラ・プレゼーペ」>
2011.12.9-2011.12.14
11:00-19:00
最終日17:00まで
HB Gallery
東京都渋谷区神宮前4-5-4 原宿エノモトビル1F
iPhoneアプリ「今週の猫論学」のイラスト(で初めて知った。)、他にも書籍や雑誌のイラストなどでも見かける作家さんの個展。
今回の展示は線画で聖書にある物語を図解しているイラスト。
シンプルな線で簡単に描いた感じなんだけど、描かれている対象の特徴をうまく捉えていて、見ているとほのぼの暖かいものが伝わってくる気がする。
モーセの十戒やバベルの塔、ノアの方舟、アダムとイブ、天地創造、カインとアベル、もろもろの旧約聖書にある話を知っている人はもちろん、知らない人もなんとなくわかってくるのはイラストの利点。
モーセの十戒なんて、掲示板に壁新聞みたいに貼られてたんじゃないか?とか思ったり。
文字も入っているけど英語で書かれているので、そこらへんはちゃんと考えられているなと思う。
日本語が入ると、変に現実に戻ってしまうので。
そう言えば、ところどころにアップルが隠れてたりしました。アダムとイブは当然として、モーセの十戒の「盗んではならない」のイラストはアップルストアからMacBook?を持って走って逃げるイラストだったり。
プレゼーペっていうのはキリスト誕生のシーンを再現したものなんですね。
そう言えば梅田スカイビルのドイツのクリスマスのところでもあったような。
紙に描いてるから「ペラペラ・プレゼーペ」なんですね。って今頃(笑)
オープニングパーティやその後の夕食でいろいろな方と話しさせてもらい、大変楽しい時間を過ごさせていただきました。
ありがとうございました。
その後、ホテルを取って一泊。
翌日へ続く。
(20160416修正)