心に残る作品を求めて・・・。
<20130297 コンテンポラリーアートジュエリー展>
2013.8.21-2013.8.27
10:00-21:00 最終日18:00まで
阪急うめだ本店 アートステージ
大阪市北区角田町8-7 阪急うめだ本店9F
ギャラリーC・A・J
彦根愛さん
昆虫をモチーフにした布のアクセサリー。
表面の柄が美しい。ある程度厚みがあり、実際の昆虫に近い。
展示はまるで昆虫標本のよう。
作品は見栄えがする蝶が多かったが、他の昆虫もいます。
詳しく聞けなかったので後で調べたら、織り?
ギャラリー ドゥ ポワソン
富松暖さん
板分銅の形のアクセサリー。
正方形で、一つの角の部分を折ってピンセットでつまめるようになってるもの。
展示台に天秤を置いてあって展示の雰囲気もいい。
輪ゴムの形のブレスレット。
多数の白い輪ゴムをクッションにして展示されているのがおしゃれ。
氷砂糖の結晶をかたどったアクセサリー。
氷砂糖の上に置いて展示。それを作った意思を感じさせる。
前回よりも出展ギャラリー数が少なくなって、作家も少なくなったような気がする。
小林京和さんの作品が見られなかったのは残念。
9Fに上がる前に7Fへ。茶道具・床飾品売場にて魅力的な作品を発見。
「銀草子」と呼ばれる作品が置かれていた。
家具や道具、虫や動物、植物などミニチュアの銀製品。
もちろん実用のものではなく、これらを並べて一つの世界を作り出す。
言わばジオラマを作るためのミニチュア。
普通のジオラマとは違い、それほど多くのものを並べずに情景を創りだす。
普通のジオラマが物語ならば、銀草子は俳句みたいな感じ。
ショーケースには直径30cmほどの円板にいくつかその世界が創られていた。
水の波紋を円状のパーツで表現しているところがニクい。
壊れた舟が沈んでいるのを表現している円板はわざわざそれ用に舟を半分に割ったものを用意し、円板を水面に見立て配置している。
何とも粋じゃないか。
銀で創られているので、それなりの値段はする。
だからとても贅沢な遊びだ。
こんな余裕のある遊びができる境遇になってみたいものだ・・・。
その他の店も巡ってみると、お香の陶器の入れ物が子猫の形をしているもの、猫が集まってかごに入っている陶器の置物、トンボをモチーフとした金工のブローチなど、様々な魅力ある作品を発見。
世の中にはまだまだ魅力的な作品、商品がたくさんあるものだと再確認した。
一生かけても見切ることはできない程たくさん。
<20130298 岩本雅晴 竹内勢津子 作品展>
2013.8.6-2013.8.24 8.11-8.18休
12:00-19:00
ギャラリー遊気Q
大阪市中央区伏見町2-2-6 青山ビル1F
鉄作品の岩本雅晴さん、木工の竹内勢津子さんの二人の展示。
岩本さんの展示は昨年も拝見している。
今回の目玉はマリリンモンローのあの有名なシーン。
ただし腰から下だけ。
これが部屋の中央にでんと置かれているのは何とも面白い。
後、鉄で描かれた絵画が秀逸。
竹内さんは元々仏像を彫っていたが、他にもアクセサリー等を作り、教室で教えてもいるそうだ。
チェーンのように絡んだアクセサリーは一つの塊から彫り出して作っている。
こういうのは大好き。
このアクセサリーがとても美しく、見ごたえあり。
後、ネコが好きだそうで、ネコの小さな置物も展示されています。
とても可愛らしく仕上がってます。
正直言って竹内さんの作品はそれほど期待してはなかったのだが、(うれしい)大誤算だった。
お二人の作品はそれぞれ素晴らしいものだった。
見に行ってよかったと思う。