<ベルリン国立美術館展〜学べるヨーロッパ美術の400年〜>
2012.6.13-2012.9.17 月休(7/16、8/13、9/17開館、7/17休館)
9:30-17:30 9:30-20:00 金 入館30分前まで
国立西洋美術館
東京都台東区上野公園7-7
ここにもフェルメール作品がやってきている。
「真珠の首飾りの少女」日本初公開らしい。
「真珠の耳飾りの少女」に再会した興奮も冷めないまま、国立西洋美術館へ。
ヨハネス・フェルメール「真珠の首飾りの少女」
左側に窓があって、右側に女性が立っていると言う構図はこの作品の他にも数点ある。
首につけているネックレスについたリボンを両手でちょっと上げている少女、窓側の壁には鏡があり、それで見ているのだろう。
その姿がとても可愛らしい。
はしゃいでいるわけではないが、少し笑みを浮かべているのは、真珠を身に着けてウキウキしているのだろうか。
壁が白くなにもないところが少女を引き立たせ、このシーンを印象深いものにしているのではないかと思う。
ここはしっかり最初からと思いつつ、どうも入り込めない自分がいる。
しかし、大理石の彫刻などの立体作品は惹かれるものがあった。
特にジャン=アントワーヌ・ウードン「エビと魚のある静物」の中央にどんと置かれているエビや、その周りに置かれている魚の精緻な彫刻は見応えがあった。
絵画あり彫刻あり素描ありで、副題の「学べるヨーロッパ美術の400年」と言うのがピッタリな展示。