ネコじかけのBlog

うちの猫(シマ)とフィギュア、外猫の記録。
VOCALOID関連の話題、展示会のレポート。

タグ:マウリッツハイス美術館展オランダ・フランドル絵画の至宝

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今年はどんな年でしたか?
 「真珠の耳飾りの少女」来日。
 これに尽きる。

 今年2012年にギャラリー散策した中で心に残った展示をピックアップしようと思ったら、あれもこれもとなってしまったので、一番のものだけ。

 ちなみにこのポスターは(今は無き)ギャラリーアルテスパーツィオのオーナーさんにいただきました。
 ありがとうございました。

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マウリッツハイス美術館展 オランダ・フランドル絵画の至宝@神戸市立博物館 3回目

<マウリッツハイス美術館展 オランダ・フランドル絵画の至宝>
 2012.9.29-2013.1.6 月休(10.8、12.24開館、2013 1.1休館)
 10:00-17:30 10:00-19:00 土日 入場30分前まで
 神戸市立博物館
 神戸市中央区京町24

 また見にきました。今回で最後。
 今回は他の作品についても書きたいと思う。

第1章 美術館の歴史
 ヨーハン・マウリッツ胸像  バルトロメウス・エッヘルスによる原作の模刻
 甲冑の肩の部分のデザインが象の頭部。
 所々に象のモチーフが使われている。
 象に強さを象徴させているのだろうか。

第2章 風景画
 牧場の牛  バウルス・ボッテル
 牛の肌の表現が絶妙。
 小品ながら、牛の肌の毛の質感を感じることができるのはさすが。

 イタリア風の風景 ヤン・ボト
 この題名をつけた絵画は現在描かれたなら、イメージが全く変わっていただろうと推測される。
 イタリアと聞いて、誰がこんな風景を想像させるのかと。
 人のイメージは時代と共に変わっていく、それを認識させてくれる。

第3章 歴史画(物語画)
 スザンナ レンブラント・ファン・レイン
 女性の驚きの表情に注視。
 のぞきして脅すとは長老やり方が汚いな。

第4章 肖像画と「トローニー」
 真珠の耳飾りの少女 ヨハネス・フェルメール
 最前列で歩いて見る時、絵の表面が照明の光を反射してキラキラ光る。
 その輝きが絵を見えなくしてしまう時があり、残念な気分になることがあるが、この絵の場合、彼女の周りの黒い部分が星のように輝き、花を添える感じに見える。

 絵や照明の配置に影響されていると推測されるが、フェルメールは光の画家だと言われることを考慮して、この展示でも光を操って絵の魅力を引き出しているのかと考えてみると面白い。

 絵までの距離については以前書いたが、照明の影響か、離れると顔色が青かぶりする。
 もっと近くに来て見つめないとダメなんだ。
 見るたびに雰囲気が変わるような気がしている。

 笑う少年 フランス・ハルス
 勢いのある筆づかいが少年のイキイキした様子をうまく表現している。
 悪ガキっぽく映る。
 隣には写実的に描いた肖像画。
 普通はこの画風なんだな。

 ミハエル・オフォヴィウスの肖像 ペーテル・パウル・ルーベンス
 何度見ても元阪神の下柳投手のイメージが拭えない。
 そう言えば、今どこに?

第5章 静物画
 ヴァニタスの静物 ピーテル・クラースゾーン
 頭蓋骨の滑らかな表面、骨同士の嵌合部をしっかり描いているところは写実的。
 こう言うところが見ていてホッとする。

第6章 風俗画
 牡蠣を食べる娘 ヤン・ステーン
 こちらを見る娘のどこかしら後ろめたいような表情がうかがえる。
 それにしても牡蠣に塩は効くのか?

 ヴァイオリン弾き アードリアーン・ファン・オスターデ
 村の居酒屋の前の牧歌的な様子。
 牛の絵のあるポスターみたいなのは牛が行方不明になって探しているのだろうか。

 デルフトの中庭(パイプを吸う男とビールの飲む女のいる中庭) ピーテル・デ・ホーホ
 出入口の前のレンガの道は人がたくさん通るから凹んでいる所の描写が忠実。

 親に倣って子も歌う ヤン・ステーン
 パイプをガキに吸わせているおっさんは今もいるだろう酒をガキに勧めるおっさんとイメージがダブる。

 前日、ホキ美術館名品展を見ていたからか、絵の細部をじっくり見たいと言う衝動に駆られ、今回はまんべんなく見て回った。
 今更になって他の絵をじっくり見たと言う実感が持てた気がしている。
 博物館内にどこかの新聞記事か「耳飾り」だけじゃない、と書かれてある紙が掲示されていたが、3回通ってようやくそれがわかった。

 でも、やっぱり一番長く見ていたのはあの絵でした。
 今日は閉館時間まで滞在していたが、16時30分以降、ぐんと人が少なくなっているのに気がついた。
 まあ、入館時間の制限がこの時間だからと言う理由。
 ラスト30分はほとんど人がいない。
 直前でずっと止まって見ていても何も言われない。
 あー、この時間が狙い目だったんだね。
 てか、考えたらわかるか。

 じっくり見させていただきました。

 これ以降は冬休みにも入ることだし、終了間近なので、混雑するかな。

 マウリッツハイス美術館展オランダ・フランドル絵画の至宝(東京都美術館、神戸市立博物館)のレポート。
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マウリッツハイス美術館展 オランダ・フランドル絵画の至宝@神戸市立博物館 2回目

<マウリッツハイス美術館展 オランダ・フランドル絵画の至宝>
 2012.9.29-2013.1.6 月休(10.8、12.24開館、2013 1.1休館)
 10:00-17:30 10:00-19:00 土日 入場30分前まで
 神戸市立博物館
 神戸市中央区京町24

 今月もやってきました、神戸市立博物館。
 もちろん目的は「真珠の耳飾りの少女」。

 とは言え、他の絵もちゃんと見てますよ。
 今回の展示で興味深いのが風俗画。
 絵の中に寓意や教訓を含ませた、それがわかればより楽しめる絵。

 以前、大阪市立美術館の「フェルメールとその時代展」でも展示のあったヤン=ステーンの絵画はとても面白い。
 今回「親に倣って、子も歌う」が展示されている。

 大きな絵で、それだけても見応えがあるが、子供を洗礼したからお祝いだとばかりに、どんちゃん騒ぎ。
 酒は飲むは、子供にタバコ吸わせてる?とか。
 こんな大人を見て子供は同じことをするんだよと言う、今でも通用する教訓が込められているそうだ。

 細かく見て行くと、女の人の足元には炭火の入った行火があったり、袋につながった楽器を吹く人がいたり、そ の当時にあるものがわかるのも面白い。

 そして、フェルメール「真珠の耳飾りの少女」。
 平日は15時頃が行列が少なくてオススメかも。
 行列あったらそこは諦める行列大嫌いの私ですが、ここはちゃんと並びます。
 並ばなくても、立ち止まって見ることができるところはありますが、少しの距離を縮めることは違いがあったりするのです。

 背後が真っ暗なので、じっと見つめていると浮かび上がってくる錯覚に陥ります。
 こちらを振り向いて、口が少し開いているのがいいのです。
 何かを語りかけてくるような気もしてきます。

 前も見てるからそんなに時間かけなくてもいいかなとも思っていたのですが、やっぱりじっくり時間をかけて見てしまいました。

 マウリッツハイス美術館展オランダ・フランドル絵画の至宝(東京都美術館、神戸市立博物館)のレポート。

(2016.4.15追記)
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ギャラリー散策 に参加中!
マウリッツハイス美術館展 オランダ・フランドル絵画の至宝@神戸市立博物館

<マウリッツハイス美術館展 オランダ・フランドル絵画の至宝>
 2012.9.29-2013.1.6 月休(10.8、12.24開館、2013 1.1休館)
 10:00-17:30 10:00-19:00 土日
 入場30分前まで
 神戸市立博物館
 神戸市中央区京町24

 東京で開催されていたマウリッツハイス美術館展が、ついに神戸にやってきた。
 ヨハネス・フェルメール「真珠の耳飾りの少女」がついに神戸入りしたのだ。
 しかし、一度見ているからか、正直言って東京の時よりはエキサイトしていない気がする。

 そして今日10月24日、神戸に行く事にした。

 神戸で開催されているのだから、何度も足を運ぶことができる。
 だから、全ての展示をじっくり観ようと決めた。

 しかし、もちろんメインは「真珠の耳飾りの少女」

 当然のことながら、ここ神戸市立博物館でも別格の扱いだった。
 この絵一枚に一部屋用意され、東京都美術館でも見た、最前列で立ち止まらずに見る所と、少し後ろになるが止まって見ることができる所の2つに分けている。

 今回はちゃんと最初から展示を見て、この部屋までやってきた。

 まずは、少々後ろでも止まって見ることのできるエリアで眺めることにする。

 東京都美術館で見た時の感じがじわじわとわいてきた。
 やっぱりこの絵は素晴らしい。

 5メートル程離れた位置から見るときは向かって右斜め60度の角度から見るとしっくりくる感じ。
 しかし、近づくと正面に近くなる方がしっくり入ってくる気がする。
 まるで少女がここにいて、私を振り返りつつ視線を投げかけているかのような錯覚に陥る。

 向かって右斜め60度から接近し、正面へ向かうと言う動きを何度繰り返したか。

 ふと横を見ると、最前列で見ることのできる列が短くなっている。
 そう言えば向かって左からの接近は試みていないと気づき、それを実行してみる気になった。

 こちらからの接近もいいものだ。
 元々身体はこちらを向いているのだ。

 歩みを遅くはするものの、立ち止まったりはしない。
 あたかも惑星に接近して、そちらを見つつ、スイングバイするように離れる。

 先程のエリアより、ほんの1メートル程近いだけなのに、また顔の表情や雰囲気が変わってくる。

 列が短いことをいいことに数回列に並び直してスイングバイを繰り返した。

 この部屋にいる時間が博物館にいたかなりの時間を占めたに違いない。

 あらゆる方向から鑑賞するのもいいが、この絵の前に椅子を置き、座って少女と対話するように心ゆくまで鑑賞できたらいいなあ。

 マウリッツハイス美術館展オランダ・フランドル絵画の至宝(東京都美術館、神戸市立博物館)のレポート。

(2016.4.15追記)
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ギャラリー散策 に参加中!
マウリッツハイス美術館展 オランダ・フランドル絵画の至宝@東京都美術館

<マウリッツハイス美術館展 オランダ・フランドル絵画の至宝>
 2012.6.30-2012.9.17 月休(7/2、7/16、9/17は開室、7/17火は閉室)
 9:30-17:30 9:30-20:00 金 入室は30分前まで
 東京都美術館 企画棟 企画展示室
 東京都台東区上野公園8-36

 2年前から楽しみに待っていた展覧会にようやく行く事ができた。
 神戸にも来るので、わざわざ東京まで行かなくてもいいといえばいいのだが、少しでも早く会っておきたかった。

 ヨハネス・フェルメール「真珠の耳飾りの少女」
 この作品に会うために、東京にやってきたと言っていい。
 12年前(2000年)に本屋でその姿を偶然見かけて、大阪市立美術館で会ってから以来の再会。
 (日蘭交流400周年記念特別展覧会 フェルメールとその時代(2000.4.4-2000.7.2))
 その時の作品名が「青いターバンの少女」だったせいで、「青いターバンの少女」と言われたほうがしっくり来る。

 真っ暗な背景に浮かび上がる少女。
 こちらを眺める瞳に目を離せず、少し開いた唇にドキッとして、耳に飾られる真珠や唇の光沢に魅せられる。
 頭に巻かれたターバンや衣服が欧風から離れ、異国感を与えてくれるところもこの少女の特別感を感じさせる要素だろうか。

 今までの想いも加味されているのだろうけれども、久し振りの再開の時には心の中からじわじわとわきあがってくるものがあった。
 見てゾクゾク来る作品と言うのはそう多くない。
 ゾクゾク来て、そしてずっと見ていたい気持ちにさせられる。

 周りは早くも人だかり。
 しかしその人だかりが気にならないくらいに見入っていた。

 でも、やっぱり誰もいない部屋で前に椅子でも置いて座りながら見ていたい。
 叶うことはないだろうけど、なんという贅沢な時間だろう。

 見た人からは「意外に小さい作品だね。」と言う意見が。
 これだけ宣伝されて、有名になっているからもっと大きな作品だと思われていたのだろう。
 12年前、最初に見たときは私もそう思った。
 でも、その大きさよりはるか大きな存在感があって、心に残る作品であることには間違いないと思う。

 その他の作品を一つ。

 ヤン・ステーン「親に倣って子も歌う」
 風俗画は以前から好みで、寓意や教訓を込められているところが面白い。
 その中でもヤン・ステーンは以前から注目していた。
 今回の作品も親のどんちゃん騒ぎを子供は見てますよ、って言うもの。
 これは今でも通用するテーマではある。

 この時の状況などを続きにて・・・。
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