ネコじかけのBlog

うちの猫(シマ)とフィギュア、外猫の記録。
VOCALOID関連の話題、展示会のレポート。

カテゴリ:展示会・講演会 2017

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2017112607稲葉高志個展「時の積層意図と法則と偶然」DM

稲葉高志個展「時の積層/意図と法則と偶然」
 2017.11.15-2017.11.26 月火休
 17:00-22:00 水-金 13:00-18:00 土日祝
 pad gallery
 大阪市北区堂山町5-17 堂山数寄ビル

2017112604稲葉高志個展「時の積層/意図と法則と偶然」。2
 素粒子が衝突して異なる素粒子が生まれ拡散しているようなイメージを受ける。

2017112605稲葉高志個展「時の積層/意図と法則と偶然」。3
 まだ光が直進できない時期の宇宙を思い浮かべる。

 鏡の上から樹脂を垂らしたように見えるが、ガラスに樹脂を付着させ、アルミ蒸着で樹脂を挟み込んでいるため表面は平滑。

 作品の樹脂のドットとラインは乱雑に付着させているものではなく、明確な意図を持って付着させているとのこと。
 樹脂の点と線は時刻と時間の流れ。作品の構造はガラス、樹脂、アルミニウムの積層。
 「時の積層」と言うタイトルに納得。

 今回の作品は透明樹脂そのままと一部着色した樹脂を付着させているが、以前の着色なしの作品をポートフォリオで見せてもらうと透明樹脂のラインが素粒子が通過した軌跡に見え、まるで霧箱のようだった。

2017112603稲葉高志個展「時の積層/意図と法則と偶然」。1
 pad gallery外観。
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2017111622PAPER LAB.「Beginning」@ペーパーボイス大阪DM。

 PAPER LAB.「Beginning」
 2017.11.6-2017.11.17 日休
 9:00-19:00 9:00-17:00 11/11
 ペーパーボイス大阪
 大阪市中央区南船場2-3-23

2017111617PAPER LAB.「Beginning」@ペーパーボイス大阪。9

 紙に関する展示を行っているペーパーボイス大阪、今回も面白そうな展示なので行ってみました。

2017111609PAPER LAB.「Beginning」@ペーパーボイス大阪。1

 「カミ」は死んだ?
 ペーパーレス時代になると言われてたけど、そんなことないと思う。
 世の中紙であふれてる。

2017111610PAPER LAB.「Beginning」@ペーパーボイス大阪。2

 ペーパークラフトが並ぶ中央部。
 PAPER LAB.の名前通り、実験室をイメージした作り。

2017111611PAPER LAB.「Beginning」@ペーパーボイス大阪。3


2017111612PAPER LAB.「Beginning」@ペーパーボイス大阪。4

 壁にかかる紙の見本たち。
 ここにある展示は全て触っていいそうな。壁にかかった紙も手で触って感触を味わう。

2017111613PAPER LAB.「Beginning」@ペーパーボイス大阪。5

 ここがとても面白かった。ハマればいくら時間があっても足りないって感じ。

2017111614PAPER LAB.「Beginning」@ペーパーボイス大阪。6


2017111615PAPER LAB.「Beginning」@ペーパーボイス大阪。7

 この棚に並べられた300程の瓶の中にはそれぞれ紙の見本(70弌35弌砲入っている。
 それをリングフォルダに留めて紙の見本帖を作ることができるという展示。

2017111616PAPER LAB.「Beginning」@ペーパーボイス大阪。8

 この棚の前の床に書かれていた。挑発されている感じw

2017111618PAPER LAB.「Beginning」@ペーパーボイス大阪。10

 15分ほどでサンプリングしてきた紙の見本。

 紙に関して素養が特にない私はこれを取る資格がなかったのかも知れない。
 どれから取っていいやらわからなかった。

 まずはボケっと眺めて色が気になったものから選んでみる。
 次は紙につけられた名前、色の名前が面白いものを集める。
 同じ名前の紙で色が違うものはすべて集める。

 サンプリングしていくうちに楽しくなってきた。
 紙にそれほど知識のない一般人の私でも楽しめるのだから、関心ある人は食いつくこと間違いなし。

 ここに集まっていた人たちの会話を聞いていると、多分紙に携わる何かをしている人たちなんだと思う。とても楽しそうにサンプルを選んでいた。
 紙を見ながら活版印刷でzineを作ってみたいと言う話もそこはかと聞こえてきたり。

 以前は土日休みだったけど、この展示は土曜日オープンしていたみたいです。
 このギャラリーの展示は関心の高いものが多いので平日だけでは惜しいなと思ってました。
 だから土曜日だけでもオープンしてくれてありがたいと思う。
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2017111619新竹季次×小川葉津季二人展「いきもの」DM。

新竹季次×小川葉津季二人展「いきもの」
 2017.11.12-2017.11.18 水休
 13:00-20:00:日 12:00-19:00:平日 12:00-16:00:土
 gallery そら
 大阪市中央区谷町6-4-28

 小川葉津季さんは鳥、新竹季次さんは水中の生き物を描いている。

 小川葉津季さんの作品で目を惹いたもの。
 「蛇喰」
 ヘビクイワシが足でヘビを捕まえ、食べようとしている。対するヘビも口を開けて威嚇している。
 ヘビのキバが見え、口を開ける動きが見える描写が素敵。
 これはとても迫力があり、見惚れてしまった。
 「鷂(はいたか)」
 羽毛の質感の表現が素晴らしい。
 胸の羽毛がふわふわしている感じが見ていてわかるよう。

 新竹季次さんの作品で目を惹いたもの。
 「私は誰?」
 海藻に擬態したタツノオトシゴの姿が円形フレームの中に入れられ、水槽を見るかのよう。
 こういう絵をさりげなく飾るのはいいかも知れない。
 「そこにいる」
 小作品。メンダコが潜む暗い海の中。絵全体は深海だから暗いのだが、メンダコがかわいい。
 「恋恋群青」
 ウミガメ、クラゲ、魚が泳ぐ海の中。ウミガメの姿を見るのが心地よい。
 濃い青が心を落ち着かせてくれる。


2017111620輪刀個展「うろん その弐」@ sora+DM。

輪刀個展「うろん その弐」
 2017.11.12-2017.11.18 水休
 13:00-20:00:日 12:00-19:00:平日 12:00-16:00:土
 sora+
 大阪市中央区谷町6-4-28

 どこかで見たような生物だけど、実在しない生物のイラスト。
 ファンタジーが好きな人には興味をそそられるんじゃないかと。


2017111621音のケルン 今井祝雄@ +1artDM。

 音のケルン 今井祝雄
 2017.11.2-2017.11.26 月火水休
 11:00-19:00 最終日17:00まで
 +1art
 大阪市中央区谷町6-4-40

 レコード盤を割って重ねて作られた作品が並ぶ。
 元は1977年製作の4枚のLP盤を4分割して貼り合わせた未発表作品「四つの音」(下の写真)が発見されたのがきっかけでこの展示会が実現したそうな。

2017111608音のケルン 今井祝雄@ +1art。

 この作品、吊り下げられてライトを当てているので影が面白い。
 影を意識して展示している。

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2017101108海@遠藤一成展
 海

遠藤一成展
 2017.10.10-2017.10.15
 11:00-18:00
 GALLERY北野坂
 神戸市中央区山本通1-7-17 WALLAVENUE 2,3,4F

 遠藤一成さんの個展。
 幾重にも色を重ねる表現を用いて制作された作品。

 上記作品の「海」。
 近くで見ると、幾重にも絵の具を重ねているのが見え、離れるとその短い線がモアレを生み出す。
 その見え方がとても面白いと感じた作品です。
 色からすると海と言うイメージとは異なるのですが、見たときはタイトルを知らなかったのでそう言うイメージ抜きに惹かれました。
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2017101106初音@三木次代の染め織り〜潮音洞〜1


三木次代の染め織り〜潮音洞〜
 2017.10.10-2017.10.15
 11:00-18:00
 GALLERY北野坂
 神戸市中央区山本通1-7-17 WALLAVENUE 2,3,4F

 三木次代さんの個展。
 草木染で染色した糸を手織りした布を使った作品の展示。
 その布で作り上げた着物や、壁に描けるタペストリー、一輪挿しの背景などの作品。
 すべて自分が調達した天然素材を使って染色しているとのこと。

 その中で目を惹いたのが上記写真の作品。作品名は下記の通り。
 2017101107初音@三木次代の染め織り〜潮音洞〜2

 「初音」(はつね)と銘打たれたこの着物、紫が高貴さを醸し出しているものの、押し付けがましくない雰囲気がいい。

 まあ、このブログを見ていただいている方は、「それだけじゃないでしょう、いやむしろ作品名からじゃないの?」と思われるでしょうが、全くもってその通り、反論できません。
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2017101105こ・こ・ろ@作るよろこび ー文字と質感とー
 こ・こ・ろ

作るよろこび ー文字と質感とー 西山鈴代個展
 2017.10.10-2017.10.15
 11:00-18:00
 GALLERY北野坂
 神戸市中央区山本通1-7-17 WALLAVENUE 2,3,4F

 西山鈴代さんのカリグラフィー個展。

 カリグラフィーと言うと古い書籍にあるような特徴的な字体が書かれたものを思い浮かべますが、それとはまたちょっと変わった展示。

 布に書いてみたり、文字を切り取ってガラス窓に貼ってみたり、石の上に文字を描いてオブジェのようにしてみたり。
 文字も我々門外漢がカリグラフィーとして思い浮かべるような字体もありましたが、まるで書道のようなものもありました。
 聞いてみると、字が書ければどんなものを使ってもよいとのこと。

 ちなみに上記写真の作品「こ・こ・ろ」は平筆で書かれたものとのこと。
 思った以上にカリグラフィーというものは自由なんですね。

 なお、上記作品「こ・こ・ろ」に書かれた文章は

 Listening to your heart
 Finding out who you are
 is not simple
     Amish Wisdom

 「自分の心に耳を傾け、本当の自分を見つけることは簡単なことではない。」(アーミッシュの知恵)
 だそうです。
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2017091608松尾一朝・矢野志郎展@ギャラリーにしかわ

松尾一朝・矢野志郎展
 2017.9.5-2017.9.17 月休
 12:00-19:00
 ギャラリーにしかわ
 京都市中京区河原町四条上ル塩屋町332 マロニエビル2F

○○○


 フォロワーさんがつぶやいていた松尾一朝さんの展示があったので見てきた。

 矢野志郎さんの作品と双方見ごたえのある展示で、思わず店員さんと作品についてしばらく話をすることに。
 作品自体も魅力的だったが、製法にも目を惹くものがあった。

 矢野志郎さんの作品はガラス板を接着し、それを思う形状に加工する。
 接着面で光が反射してガラスの層がシャープに見えるところが好き。
 幾何学的な造形物が好きな人は惹かれるんじゃないかな。

 松尾一朝さんの作品は表面はシボ加工で柔らかいイメージ。
 ガラス棒を束ねて熱して一体にして、それを元にして作品を作り上げる。
 特にハニカム柄の作品が好き。

 矢野志郎さんはシャープなイメージの作品、松尾一朝さんの作品は柔らかく優しいイメージの作品と好対照。
 同じガラスでも加工法が異なればこんなに表情が違うんだと思わせる展示だった。
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2017073003メガ恐竜展201@ 大阪南港ATCホール。1

メガ恐竜展2017 −巨大化の謎にせまる−
 2017.7.25-2017.9.3
 9:30-16:30 最終入場16:00まで
 一般1600円
 大阪南港ATCホール
 大阪市住之江区南港北2-1-10

 メガ恐竜展2017 −巨大化の謎にせまる−

○○○○


 昔から子供に大人気の恐竜に関する展示が大阪南港ATCで開催されているというので見てきました。

 会場に入ったところには巨大なメインビジュアルポスターが。
 大きい恐竜には大きいポスターがよく似合う。

2017073004メガ恐竜展201@ 大阪南港ATCホール。2
 写真で見ると大きさわからないけど大きいですw

 より詳しく解説を知りたい方には音声ガイドがあります。
2017073005メガ恐竜展201@ 大阪南港ATCホール。3
 小野大輔さんファンの方は大喜び。是非ご活用を。

 入口はこちら。
2017073006メガ恐竜展201@ 大阪南港ATCホール。4
 入口はこじんまり。

 さあ入りましょう。

 展示はZONEごとに順序だって見て行くと恐竜の巨大化についての道筋をたどることができるようになっています。
 ・・・なんですが、恐竜の展示会だというのに、この生物に目を惹かれてました。

2017073009メガ恐竜展201@ 大阪南港ATCホール。7 2017073010メガ恐竜展201@ 大阪南港ATCホール。8
 パラミロドンの生体復元(左)と全身骨格(右)。

 パラミロドンとは絶滅した地上性のナマケモノの仲間。
 ナマケモノの仲間も昔はなまけてなかったんだ。
 でもこの生体復元も何となく愛嬌があるな。舌が出てるからかな。
 ちなみにこの展示会の主催の大阪市自然史博物館にも「オオナマケモノ」の全身骨格があります。
 (■大阪市立自然史博物館常設展。(2017.4.23))

 パラミロドンに並んで展示されていたのが、今はペット二大巨頭の猫と犬の仲間。
2017073011メガ恐竜展201@ 大阪南港ATCホール。9 2017073012メガ恐竜展201@ 大阪南港ATCホール。10
 スミロドン、ダイアウルフの生体復元(左)と全身骨格(右)
 スミロドンはキバがでっかい虎みたいなネコ科の生物。
 剣歯虎って昔きいたことあるけど、それの一種。
 ダイアウルフは狼だな、名前の通り。

 気を取り直して恐竜の方を。
 みんな大好きティラノサウルス。
2017073007メガ恐竜展201@ 大阪南港ATCホール。5 2017073008メガ恐竜展201@ 大阪南港ATCホール。6
 ティラノサウルスの生体復元(左)と全身骨格(右)。
 こんなのが太古に地上を闊歩していたと思うと、その時代に生きてなくてよかったと。

○○○○


 地球史上、地上で最も大きな生物であった恐竜の一種「竜盤類」がなんでこんなに巨大化したのかというのがこの展示会のテーマであります。

2017073013メガ恐竜展201@ 大阪南港ATCホール。11 2017073014メガ恐竜展201@ 大阪南港ATCホール。12
 三畳紀の竜盤類エオラプトルの産状骨格(左)と生体復元(右写真の最も右)。

 全長1m程の小さなエオラプトルが・・・

2017073017メガ恐竜展201@ 大阪南港ATCホール。15
 こんなでっかく進化した!
 これが今回の展示会のメインであるトゥリアサウルスの半身骨格。
 全長30mを越えるそうです。

2017073016メガ恐竜展201@ 大阪南港ATCホール。14  2017073018メガ恐竜展201@ 大阪南港ATCホール。16


  2017073019メガ恐竜展201@ 大阪南港ATCホール。17
 正面から見たトゥリアサウルスの骨格(左)
 頭部骨格(右上)
 トゥリアサウルスの脳函、歯の実物化石(右下)

 そしてここで本展が考える巨大化の要因が図説されている。
 わざわざここでは示しませんので、見に行ってくださいw


 しかしながら、全部がこんなにでっかく進化したわけでもなく、周りの環境に応じて比較的小さなままだったものもいたようです。
2017073015メガ恐竜展201@ 大阪南港ATCホール。13
 エウロパサウルスの全身骨格。全身6m。
 大きな大陸ではなく島に住んでいたようで、その環境に合わせてサイズもコンパクトになっていたと考えられているそうです。

○○○○


 大まかなところはこんな感じだったのですが、目を惹いたものを書いておきます。

2017073020メガ恐竜展201@ 大阪南港ATCホール。18 2017073021メガ恐竜展201@ 大阪南港ATCホール。19
 骨格や生体復元が目を惹きますが、資料展示や説明のボードも充実していて、自由研究にはもってこいかも。
 このようなボードの説明をじっくり読んでいる子供もいて、将来有望株かもと思いつつ眺めておりました。

 目を惹く展示としてはこれは外せない。
2017073022メガ恐竜展201@ 大阪南港ATCホール。20 2017073023メガ恐竜展201@ 大阪南港ATCホール。21
 バロサウルス(左)とアパトサウルス(右)。動きます。
 動いて鳴く声まで出ます。

 個人的にいい展示だなと思ったのがこれ。
2017073024メガ恐竜展201@ 大阪南港ATCホール。22 2017073025メガ恐竜展201@ 大阪南港ATCホール。23
 ディプロドクスの全身骨格。
 何が違うのかと言うと、横倒しになっているところ。
 真下から骨格を見上げることはそれほどないかなと思うし、足の裏とかも見ることができるのもいい。
 水辺の泥に足を取られて転倒した姿を再現しているとのこと。

 子供が大好きウンチの話。
2017073026メガ恐竜展201@ 大阪南港ATCホール。24
 糞と言うのは食べていたものを分析するのに重要なものであり、恐竜の糞の化石でも同じことがなされている。
 糞の直径が動物の体重と相関関係があるらしいので、この化石からこの糞を出した恐竜の大きさも推計できるとのこと。
 とはいうものの、糞とかウンチとか言われると、人は一旦嗅いでみたいと思うようだ。
 しばらく見ているとそういう人がよく見られた。
 もちろん臭いなんてない。

 恐竜の巨大なしゃれこうべが並んでいる中、人間はなんて小さな生き物なんだと思わせる写真。
2017073027メガ恐竜展201@ 大阪南港ATCホール。25
 とはいうものの、恐竜はあんなでっかい図体をしているけど、脳は小さい。
 脳が小さくても生きていけたからそうなった。
 人間はそうではなく、脳を巨大化し論理的思考などで生きのびてきた。
 それぞれの環境で最も適したスタイルで生きていくのが生物なんだなと思った。

○○○○


 とりとめもなく書いてきましたが、恐竜の巨大化というテーマでZONEを進むごとにそれがわかっていくという展示スタイルは大阪市立自然史博物館が主催だけあってうまくまとめられているなと感じました。
 もちろん、恐竜でかい!すごい!という目を惹くものも満載。

 展示場の外には 恐竜に関するアトラクションや恐竜レストランもありますのでそこで遊ぶのもいいでしょう。
 更に、休憩するスペースが大きく取られており、ベビーカーを置いておけるスペースもあります。

 恐竜が好きという人は何も言わなくても勝手に見に行ってるでしょう。
 それ以外でも、何かの拍子で大阪南港方面に出かけられる方も入ってみてはいかがかと思いました。

 なお、この展示を鑑賞するにあたって大阪市立自然史博物館様からブロガー招待という形で招待していただきました。
 この場で御礼申し上げます。
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2017051103大阪市立クラフトパーク出張体験教室 @ディアモール大阪
 作ってきた錫のアクセサリー(向かって右)。大きさがわかるように1円玉を横に置きました。

 梅田の地下街を歩き、ディアモール大阪のイベントスペース(ディーズスクエア)の前を通りかかると何かやってる。
 大阪市立クラフトパークがPRイベントをしているようだ。
 そのスペースで出張体験教室と称して錫のアクセサリーを作る体験を無料で開催していたのでやってきた。

 型を選び、そこに溶けた錫を流し込んでもらったものに、タガネで模様を付ける。
 選んだのは猫の顔の型。そりゃ当然でしょう。

 できた猫の顔に模様を付ける。
 猫の顔のパーツを作れるタガネを探して、木槌で叩いて模様を付ける。
 まあ、何とか猫には見えるだろ。
 ポイントは向かって左の耳に付けた星型。

 大阪市立クラフトパークではガラスや金工、陶芸などの教室があります。
 知人がここでガラス教室に通ってたような。
 詳しくはHPを参照のこと。
 大阪市立クラフトパーク
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201704230039
 大阪市立自然史博物館第2展示室。

 特別展「石は地球のワンダー〜鉱物と化石に魅せられた2人のコレクション〜」を鑑賞し、特別展記念講演会「鉱物の特徴と環境」を聴講した後は常設展を見て回ることにしました。

 まずは入り口前にいるこの子たち。

201704230036 201704230037
 ナガスクジラの「ナガスケ」(左)とマッコウクジラの「マッコ」(右)の骨格標本です。

201704230038
 建物の外部につるされているのでこんなお客さんもいらっしゃいます。

 中へ。

201704230039
 太古の巨大生物たちの骨格が並べられてます。

201704230040
 その中に、オオナマケモノの骨格。
 昔はこんなに大きかったし、多分「ナマケモノ」じゃなかったんでしょうね。
 その後ろに中途半端に写ってる象が「アメリカンマストドン」。
 ここ最近ネットで名前が挙がってるマストドンです。(違う)

201704230041
 アライグマです。昔は「ラスカル」今は「アライさん」ですかね。
 ずっと思ってんですが、ラスカルのイメージじゃないですね。色とか。

201704230042
 ヌートリア。カピバラさんと間違える人がいますが別人です。
 戦時中、毛皮用に輸入されたんだっけ。

201704230043
 大阪市立自然史博物館の常設展で必見なのはこのゴキブリの模型。
 でっかいです、うまく作られてます。
 こんなの這ってたら嫌だよな。嫌のレベルじゃないか。

201704230044
 初音ミク「ウミユリ海底譚」(n-buna)(YouTubeに飛びます)でおなじみ?のウミユリの仲間です。
 ユリと付いているから植物かと思いきや動物です。
 しかもタコよりもわれわれ人間に近い生物。

 何度も見ているので、最初はボケっと眺めていくつもりだったけど見ているようで見てないところがぎょうさんありました。
 まあこれだけ展示されていたら見切れない。
 暇な時にボケっと見に来るのもいいかも知れません。
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201704230003


特別展記念講演会「鉱物の特徴と環境」
 2017.4.23
 13:00-14:30
 大阪市立自然史博物館 講堂
 大阪市東住吉区長居公園1-23
 大人300円 高校生・大学生200円(博物館入館料)

 講師:地下まゆみさん(大阪大谷大学教育学部准教授)

 特別展「石は地球のワンダー」オフィシャルHP

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特別展「石は地球のワンダー〜鉱物と化石に魅せられた2人のコレクション〜」の記念講演会として開催されるこの講演会を聴講してきました。
この講演会があるからこの日に展示を見に来たというわけです。

特別展記念講演会「鉱物の特徴と環境」

<岩石とは?鉱物とは?>
 岩石:火成岩(マグマがかたまってできる)、堆積岩(砂や石が堆積してできる)、変成岩(上記2つが圧力を受けてできる)
 鉱物:固体地球の最小構成単位で岩石の構成物質。
    天然に産出する無機質で一定の化学組成と結晶構造を有する固体物質。
    水銀は液体だけど鉱物に含む。

 鉱物の写真のスライド:銅、岩塩、蛍石、コランダム(ルビー、サファイア)、石英(水晶、オパール)。
 お見せできないのが残念だが、こういうのが自分の目で見られるのが特別展。です。

<鉱物の大小(結晶の大きさ)>
 大きい方。
 メキシコのナイカ鉱山にはセレナイト(石膏)の巨大結晶(最大で長さ10mくらい)がある。
 一定の環境が長時間維持されている洞窟の中で結晶が育った。
 スライドで写真を見たが、結晶と言うと小さいイメージしかないのでとても違和感がある。

 小さい方。
 カオリナイト(粘土鉱物)の2μm以下の極小結晶。
 アスベストの1μm以下の針状結晶。
 ちなみにこの結晶が肺組織に刺さってがんの原因になる。発がん性は青石綿>白石綿。

<鉱物の特徴と分類>
・化学組成による分類
 陰イオンが主要なのでそれによって分類される。
 元素鉱物(ダイヤモンド、硫黄など)、硫化鉱物(黄鉄鉱など)、ハロゲン鉱物(岩塩など)、酸化鉱物、炭酸塩鉱物、珪酸塩鉱物。
 地殻内の存在度:長石>石英>・・・

・結晶系による分類
 等軸晶、正方晶、六方晶、斜方晶。
 結晶模型をストローとゴムひもで作ると理解しやすいとのこと。
 これは面白そう。結晶とか関係なしに。

・硬度、光沢、劈開、比重、色、条痕色などによる分類
 硬度(モースの硬度計(相対的な硬さを示す))・・・石英より硬いものが宝石になることが多い。
 光沢:金属光沢、非金属光沢(ダイヤモンド、ガラス、真珠、脂肪、樹脂、錦糸)
 劈開:方解石など
 比重
 色(鉱物の色調):塊の色と粉末の色。
  着色の原因:特定の元素による光の吸収、結晶内の欠損による光の吸収、電荷の異なる陽イオン間での電荷移動によるもの
 条痕色(粉末の色を見る)
 蛍光:灰重石、方解石、蛍石。(紫外線照射で可視光を発する)
 虹色を呈する鉱物:オパール、ラブラドライト

<鉱物の生成>
 液体、気体からの結晶化。
 鉱物がさらに変性し、新しい鉱物になる。
 生物によって作られる。

 宝石となる鉱物の条件:岩石中には希少な元素を主成分とする。

<鉱物の採集>
 坑内掘り:中国の蛍石採集の様子をスライドで例示。
 露天掘り:ロシアでの採集の様子を例示。
 鉱物が多数算出する国はロシア、カナダ、アメリカで、日本列島では変成帯に比較的広範囲に産出される。
 隕石:宇宙からやってくる鉱物。
 基本的に地球上の物質と変わらないので、土の上に落ちると地球上の鉱物と見分けがつかない。
 ロシア チェリャビンスクの隕石は破片が雪の上に落ちたので区別できた。

<鉱物の利用>
 窯業(セラミックス)、金属資源、貨幣や装飾品、化学肥料、火薬。医薬品、研磨剤、建材、化粧品など多岐に渡る。
 その一方、鉱物採掘や精錬などによる環境破壊が起こる。
 2000年頃のロシアの銅精錬所の例。山の木は枯れ、川は酸性で真っ赤に染まっている。
 日本でも足尾銅山が挙げられる。
 鉱物の利用は環境破壊を少なからず引き起こしている。
 そのように得られた資源は大切に使わなければならない。

 最後に、鉱物は長時間かけて形成されるもので、見た目だけではない視点を持って見てもらいたい と講演を締めくくられました。

 幼少の頃から石に関心のあった先生の今も変わらぬ鉱物への関心の高さとその魅力を伝えたいという思いが伝わってくる講演でした。
 これは研究者や技術者にしばしばみられることだけど、自分の扱っている対象に対して「この子」と呼ぶ。先生もそうだった。
 こういうのをきくと鉱物に対する思いが伝わってきてほっこりします。

 講演中、鉱物の写真がたくさん出てきたが、百聞は一見に如かずで標本を自分の目で見るのが一番だと思う。どんなに言葉を尽くしてもこれは伝わらない。
 だから今回の特別展に足を運んでみてください。
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201704230003


特別展「石は地球のワンダー〜鉱物と化石に魅せられた2人のコレクション〜」
 2017.4.22-2017.6.4 月休(5/1月は開館)
 9:30-17:00 入館30分前まで
 大阪市立自然史博物館 ネイチャーホール
 (花と緑と自然の情報センター 2階)
 大阪市東住吉区長居公園1-23

 観覧料:大人 300円、高校生・大学生 200円
 期間フリーパス:大人 500円、高校生・大学生 400円

 詳しくは特別展「石は地球のワンダー」オフィシャルHPを参照してください。

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 大阪市立自然史博物館にて鉱物と化石の展示会が開催されているので見てきました。

北川隆司鉱物コレクション
 故 北川隆司広島大学教授が収集した鉱物標本の一部を大阪市立自然史博物館および大阪市立科学館にて展示しています。
 展示は大きく分けて「岩石を作る鉱物」「金属になる鉱物」「宝石になる鉱物」「鉱物の形」。
 それぞれ見応えのある鉱物がありますよ。その一部を紹介します。

「岩石を作る鉱物」

201704230004 201704230005
 岩塩です。
 言わずと知れた食塩(塩化ナトリウム NaCl)の塊です。
 左側の標本の青い部分は長時間放射線を浴びて結晶構造に乱れができ、青く見えるとのことです。
 右側の標本の、食べることもできるが標本は失われるっていう説明に何とも言えん味わいが。

201704230006
 普通角閃石です。
 あれ、植物の化石か?と思ったんですが違います。
 シダ植物の化石みたいに見えた。

201704230007 2017032704横田真希展@Maruzen Button Galleryのお知らせ。
 ぶどう石です。(左写真)
 ぶどうの実のような形の石。
 先日の横田真希展での作品に用いられていた石(右写真)を思い出したんだけど、その石(グレープアゲード)とは異なる。

「金属になる鉱物」

201704230008
 自然銅

201704230009 201704230010
 胆ばん(左) 藍銅鉱(右)
 銅の色と言えば10円玉の色とか思い浮かべるのですが、普通では化合物で産出されるのでこんなきれいな緑や青の鉱物が見られます。

201704230011
 菱ニッケル鉱。
 緑色の蛍光ペンのようなラインの部分が菱ニッケル鉱。
 石にこんな色のラインがあったら上から誰かが塗ったんじゃないかと思ってしまう。

「宝石になる鉱物」

201704230012
 ラズライト(ラピスラズリ)
 ラピスラズリと言えば天然ウルトラマリンの原料。
 フェルメールブルーですね。
 宝石になる鉱物という項目を見た時からあるかなと思って見てました。
 あってよかった。

201704230013 201704230014
 コランダム(左) スピネル(右)
 コランダムってなんだと思ったらルビーやサファイヤのことなんですね。
 赤いコランダムをルビー、それ以外をサファイヤと言うらしいです。
 これだけでも何か勉強になったなぁと。
 そんでそのルビーに間違えられそうなのがスピネル。

201704230015
 石墨

201704230016 201704230017
 ダイヤモンド
 同じ炭素なのにこんなに違うのは面白いよね。

「鉱物の形」

201704230018
 オーケン石
 なんだこのカビみたいなのは。でもこれも結晶らしい。
 触ってみたいな。

201704230019
 針鉄鉱
 この黒い針状の結晶、白い透明な水晶の中でとても目立って見栄えする。

201704230020 201704230021

 石膏(砂漠のバラ)(左) 石膏(右)
 石膏ときいてイメージするのが骨折したときにお世話になるギプス。
 砂漠のバラも形状が面白いけど、右側の透明の結晶が石膏だって言われてもという感じがする。
 そういう意外性も楽しいもんです。
 ちなみにギプスなどに使われるものは「焼石膏」と言い、鉱物の石膏を熱して水分を飛ばしたものだそうな。

 結晶も様々な形があって面白い。同じ物質でも結晶構造が違うと外見が全く異なってしまう。

 ここに展示されている標本で約170点、流して見るだけでも鉱物って色々な種類があって、いろいろな形があって色があって面白いものだなと感じます。
 これだけあったらお気に入りの石が見つかるはず。
 さわれないのが残念だけど。
 ここに紹介した以外のものもたくさんあります。是非展示会へ。 

金澤芳廣化石コレクション
 金澤芳廣氏が四国を中心に収集された化石標本約600点の一部が今回展示されています。
 和泉層群と呼ばれる中生代白亜紀後期の地層からの化石が多い。

201704230022 201704230023
 最も目を惹くのがアンモナイトですね。
 昔から代表的な化石として名が挙がってますし、猫好きな人なら猫が丸まって寝ている姿をアンモナイトの形状になぞらえて「アンモニャイト」や「ニャンモナイト」というのは知ってるかと。

201704230024 201704230025
 このアンモナイトは変ですね。
 異常巻きアンモナイトと言うそうですが、これが一般的なら「アンモニャイト」や「ニャンモナイト」と言う呼び方は生まれなかったでしょうね。

201704230026 201704230027
 この標本の見せ方はかっこいいですね。
 化石の周りはノジュールと呼ばれる硬い石の塊でそこから化石だけを取り出します。

201704230028

201704230029 201704230030
 エビ、カニ、ウニ。
 いいですね。海産物の宝箱やー、って感じです。
 エビなんて伊勢海老じゃないですかね。
 カニの形がしっかり残ってるところは素晴らしい。
 基本的な形はこの時代から変わってないんですね。

 他にも植物の化石や魚類、そして恐竜の化石もそろってます。

 過去にこの地球に生きていた生物たちの痕跡が悠久の時を経てこのように姿を現す。
 化石として見つかった生物たちはその時代やその生物種の代表になってしまうんだよな。

 47都道府県の石
 都道府県の鳥や花はあるのになぜ石がないの?ということで、日本地質学会が各都道府県の岩石、鉱石、化石を選定したそうです。
 その中で展示できるものは展示、できないものは写真などで紹介という形で展示しています。
 また、日本の石としてひすいが選ばれています。(日本鉱物化学会が選定)

 私は兵庫県在住なので、とりあえず兵庫県の石を見よう。

201704230031
 丹波竜は順当なところ。これを選ばずして何を選ぶのかというくらい。
 アルカリ玄武岩と言えば玄武洞、玄さんのいるところですね。
 玄武岩の玄さん知ってますか?知らない人は検索してください。
 黄銅鉱、明延鉱山今も採ってんかね、って1987年に閉山でしたか。

 後、目を惹いた石を紹介。

201704230032
 カオリンです。
 愛知県の石、ごめん、名前だけで選びました。
 でも、この石があったから瀬戸物があるんですよね。

201704230033 201704230034
 三重県の石(左) 長野県の石(右)
 三重県の石で目を惹いたのが「ミエゾウ」の化石。
 ミエゾウと言う象がいたってこと自体が初耳だったんで。
 ナウマンゾウとかに比べるとマイナーじゃないですか。
 三重総合博物館に全身復元骨格があるそうです。

201704230035
 ひすい
 日本の国石として選ばれたそうです。
 このひすいに関する講演会が5月14日にあります。興味がある方は聴講されてはいかがでしょうか。
 第34回地球科学講演会「国石になった翡翠について」

 詳しくは「県の石」「ひすい」を我が国の「国石」として選定も参照ください。

 自分の出身の都道府県の石を眺めても普通の人はピンとこないとは思いますが、この展示を見て自分たちのいるところの地下に眠っている石のことを思いめぐらせてもいいかなと思います。


 この特別展を観覧し、鉱物、化石を通して、自分たちの住んでいる地球の営みに触れることができたのはとても有意義なことでした。
 博物館なんて、と思っている人でも一度訪れてみるのもいいかも知れません。


 この後、特別展記念講演会「鉱物の特徴と環境」を聴講しました。


(追記 2017.5.20)
 特別展「石は地球のワンダー 〜鉱物と化石に魅せられた2人のコレクション〜」をブログで紹介いただいています vol.2(2017.5.19)にてこの記事をリンクしていただいております。
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2017040803時空は何でできているのか@京都大学基礎物理学研究所。1


市民講演会「時空は何でできているのか−ホログラフィー原理からの展望」
 2017.4.8
 13:00-15:00
 京都大学基礎物理学研究所 パナソニック国際交流ホール
 (基礎物理学研究所 (湯川記念館)1F)
 京都市左京区北白川追分町

 市民講演会ウェブサイト

 講演:
 超弦理論とホログラフィー原理(大栗博司氏、カリフォルニア工科大学/東京大学)
 異次元でクォークを解く(橋本幸士氏、大阪大学)
 スパコンで探る宇宙の創成(西村淳氏、高エネルギー加速器研究機構/総合研究大学院大学)

2017040807市民講演会「時空は何でできているのか」ポスター。


■超弦理論とホログラフィー原理 大栗博司氏(カリフォルニア工科大学、東京大学)

 人類は古来から宇宙がどのように始まったのか、どのようにできているのかに興味があった。
 それを科学的な方法で解明する当初となったのが400年前のガリレオガリレイの望遠鏡だった。

 宇宙に働く力として、マクロな世界(太陽系、宇宙の進化)を支配する重力、ミクロな世界(原子核、素粒子)に働く力がある。
 この二種類の力を統合した理論の構築は現在進行中。
 ホログラフィー原理がそのカギになるかも知れない。

 ホログラフィー原理とは・・・
 宇宙には多くのブラックホールがある。
 2016年LIGOの重力波の観測:二つのブラックホールの合体によるもの。
 銀河の中心にはブラックホールがあるのがわかっている。

 そのブラックホールには「自由度」がある。
 「自由度」とはどれだけの場合の数があるかを示す指標。
 場合の数=2^自由度
 2次元なら自由度〜面積(〜:比例関係)
 3次元なら自由度〜体積

 3次元物体の場合自由度は体積に比例するが、ブラックホールの自由度はその表面積に比例することが示された(S・ホーキング)

 ここからホログラフィー原理が提案される。
 量子重力理論の基本的な自由度は時空間の領域を包む表面に定義できる。

 ホログラフィー原理は超弦理論において実現している。
 重力を含む3次元の物理現象が2次元面で表現できる。
 重力は幻想?空間も幻想?

 ホログラフィー原理は重力理論と量子情報理論の深い関係を明らかにしつつある。
 時空間は量子状態のもつれからできているのかも知れない。

■異次元でクォークを解く 橋本幸士氏(大阪大学)

 素粒子であるクオークの運動を解明したい。
 クオークの運動方程式はわかっているのだがそれが解けない。
 クオークは単体では外部に出て来ない。「クオークの閉じこもり」

 今まで実験で確認された粒子は重さの異なる同性質の物が多数見つかっている。
 (パーティクルデータブックに記載)
 なぜ異なる重さのものが多数あるのか。

 それを異次元から説明する。
 どうして異次元が見えないのか。
 1)「進めない」異次元方向へは進めない。
 2)「見えない」異次元が小さく丸まっている。
 もし陽子に異次元が見えていたら?
 陽子が小さく丸まっている異次元を回ると別の粒子に見える。
 異次元を何周するか=重さ

 粒子は波でもある。
 回っている円周の長さで波長が決まる。
 短波長=高エネルギー
 E=mc^2

 これで重さの異なる同性質の粒子が多数見つかっていることを説明できる。

 超ひも理論で異次元を「見せる」。
 クオーク(3次元)=異次元重力
 クオーク(3次元)の運動は難しくて解けないが、異次元重力ならアインシュタイン方程式で簡単に解ける。
 超ひも理論ではクオークが開いたひも、重力子が閉じたひもと考える。
 クオークが3次元空間を運動する軌跡は重力子が異次元方向へ運動した軌跡と解釈できる。

 その考えに基づいて計算すると実際の現象とかなりの一致を見る。

■スパコンで探る宇宙の創成 西村淳氏(高エネルギー加速器研究機構)

 現在の宇宙像:137億年前に宇宙は始まった。
 しかし、始まる前はわからない。
 そのことを最先端の物理学がひとつの可能性を示唆する。
 「小さな9次元空間から宇宙が誕生した。」

 1.時空は曲がる。
 アインシュタインの一般相対性理論から導き出され、実際に観測もされている。
 アインシュタイン方程式を解くと、ブラックホール、膨張宇宙が導き出される。

 2.曲がり過ぎるとどうなるか。
 初期宇宙では時空は極端に曲がっていた。
 宇宙が小さくなればなるほど時空の曲がり具合は大きくなる。
 時空の曲率半径がプランク長さ(10^-33 僉砲茲蠑さくなると一般相対性理論は使えない。(重力の量子論が必要)
 と言うことは宇宙の始まりを探るのに一般相対性理論は使えないということになる。

 超弦理論:すべての素粒子は極微のひもである。一般相対性理論を拡張する理論。
 ホログラフィー原理:曲がった時空を行列で表せる。
 D-ブレーン:開いたひもがくっつくことができる「板」。ここに時空が投影される。

 ここからIKKT行列模型が考え出される。
 スーパーコンピューターで計算すると他の6次元は小さいまま3次元だけが膨張する宇宙が導き出される。

■「研究者と話そう」
 各講演者の前に並んで1対1で質問ができる時間。
 質問するだけの物が私にはないので退散。

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 ホログラフィー原理って、我々が見渡している3次元空間に見えていると思っているものが、2次元の表面にある情報を得ているだけだという解釈でいいのかな。

 3次元は本当は2次元。
 次元の異なる事象が見方を変えるだけで同一事象として解釈できる。
 宇宙は9次元だけど3次元だけが大きくなった。
 それらがホログラフィー原理で導出される。

 この講演会は高校生以上が対象だということだけど、おれが高校生だった時にこれを聴いてもわかったかどうか。
 今もわかってないけど。
 こういうのを聴きに行くときに予習しておかなきゃなと思いつつ、いつも忘れる。

 それはさておき・・・

2017040804時空は何でできているのか@京都大学基礎物理学研究所。2
 ホールを出たところにある数式などが書かれた黒板。
 まさに今日見てきた西村勇人「Commons」の作品を地で行くもの。
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2017040802西村勇人「Commons」@MATSUO MEGUMI+VOICE GALLERY

西村勇人「Commons」
 2017.4.4-2017.4.15 日月休
 11:00-19:00 最終日17:00まで
 MATSUO MEGUMI +VOICE GALLERY pfs/w 展示室B
 京都市下京区富小路通高辻上る筋屋町147-1

 西村勇人「Commons」(KG+)

 この後聴きに行く「市民講演会「時空は何でできているのか−ホログラフィー原理からの展望」@京都大学基礎物理学研究所 パナソニック国際交流ホール」と大いに関連があるので見ておきたかった。

 黒板の写真。
 理論物理は数学を用いて事象を記述する。
 その記述が残されている黒板。
 この世の中で起こっている事象の根源であろうことがここにある。

 「理化学研究所数理創造プログラム2017」
 左端に水道のついている流しの絵が気になる。これだけが明らかに違う事柄。

 「村山斉機構長の黒板、東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構」
 多分、今日聴きに行く講演会に大いに関係ありそうな内容だと思う。
 講演者の一人、大栗博司氏は東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構の研究員だったはず。

 黒板に書かれた内容は正直言って理解できない。
 所々で見知ったことを見つけられる。私の知識はそんな程度。

 作家の西村勇人さんは実験施設などを撮影し、作品として発表している人で、核融合実験炉の写真を見たことがある。ポートフォリオにその作品があった。
 この様な装置にも美を見つけることができる。
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2017040608横田真希展@Maruzen Button Gallery

横田真希展
 2017.4.3-2017.4.8
 11:00-19:00 最終日17:00まで
 Maruzen Button Gallery
 大阪市中央区島町1-1-2 丸善ボタンビル1F

 ギャラリーに入ると今回のDMの作品と対面。
2017032704横田真希展@Maruzen Button Galleryのお知らせ。

 グレープアゲードと言うブドウの実がついているような石を使った作品で、その実の球形をかたどった金の透かし彫りの細かさが実に横田さんやなあと。

 昨年の東京の展示から展示されているというミニチュアのテーブル、ポット、カップ、ショートケーキ。
 ポットやカップは金属、テーブル、ショートケーキは石で作られている。
 メノウの層を見て、ショートケーキを思いついたとのこと。
 新しい基軸の作品で面白い。

 横田さんがつけていたネックレスのデザインが目を惹く。
 直径5cmくらいの正十二面体をかたどった作品。正多面体に注目してくれたのはとても嬉しい。
 面の五角形を中心から辺に垂直に下ろした線だけを残して透かしを施してあるのが美しい。
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2017040212アートダイブ#12@インテックス大阪。1

アートダイブ#12
 2017.4.1-2017.4.2
 11:00-17:00
 インテックス大阪
 大阪市住之江区南港北1-5-102

 入場料:前売500円、当日700円

 アートダイブオフィシャルサイト

 イラストとハンドメイドの作家さんが集まる展示即売イベント。
 気になったブースを紹介。

 B-19 あすなろ。
 切り絵や原画のポストカード、切り絵を使ったアクセサリーなど。
 惑星シリーズの惑星と昆虫を合わせたデザインが気に入った。

 B-45 月本せいじ
 ポップアップカードや球体のペーパーアート。
 紙を組み合わせて球形にし、その中に文字や人型などの切り抜きを入れている球体ポップアップカードが面白い。
 飛び出す絵本のように折りたたんで平面にできるところがいい。

 B-74 アトリエココ
 ポップアップアート。
 飛び出す絵本で見かける建物などのポップアップアート作品。
 後で名刺を見ると、自分でポップアップカードを作れるようになっていた。
 こういうのはありがたいね。

 C-72 pao na miu
 トカゲなどの爬虫類、サンショウウオなどの両生類などのぬいぐるみ。
 爬虫類、両生類のコミカルなデザインと、布のカラフルさでかわいらしく仕上げてある。

 C-115 渡邊春菜
 イラストレーション・版画等
 ブースの壁に大きく貼られた 水に口まで潜ってる女性のイラストが目を惹いた。

 F-04 pink cotton candy
 ミニチュア食器 食器、インテリア陶器。
 ドールにはぴったりの大きさの食器。
 雪ミクのドールがカップ持ってたのがピッタリ。

 F-11 Dandelion-Popo
 タンポポの綿毛を加工し固定したものをオブジェにしたもの。

 F-85 合体・変身、シェアする鞄「モジュールバッグ」
 パーツを組み合わせて、自分の使い勝手のいいバッグをその都度組み合わせることができる。
 こういうアイデア好きだな。

 F-113 umiro
 真鍮のアクセサリー。
 リボンのような平たいひもをイメージしたような指輪のデザインがよかった。

 G-95 猫の手も借りたい
 ガラスフュージング技法のアクセサリー。
 猫の手をイメージしたアクセサリーはかわいく仕上がってる。
 また、キラキラ輝く光沢があると小粒でも存在感が出るもんだなと見ていて感じる。

 猫の肉球をデザインしたガラスが付いたヘアゴムを購入。
2017040213アートダイブ#12@インテックス大阪。2

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