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2019111002目黒寄生虫館へやってきました。1
 空にそびえるMPMビル!

目黒寄生虫館
 月火年末年始休
 10:00-17:00
 東京都目黒区下目黒4‐1‐1

 特別展示「住血吸虫症の制圧を目指して」
 2019.5.29- 1階 特別展示スペース

〇〇〇


 開館前に到着。
 先頭民族になってしまった。
 昔からここに行きたいと思っていたけど、タイミングが合わず今まで訪問できなかった。
 ついに入館できる。

2019111003目黒寄生虫館へやってきました。2
 いざ入館。

1F「寄生虫の多様性」
 寄生虫と言っても一つの種ではなく様々な種にまたがっている。
 その形態を液浸標本、生態などを壁にポスター展示されている。
 ずらっと並んだ標本を眺める。
 それほど大きな標本はないが様々な形態の寄生虫を見ることができる。これは興味深い。
 同じ種でも寄生するものと自立するものの形態の差を標本を並べて比較させる展示や吸血前と吸血後のダニの大きさの違いを見せる展示は見ていて楽しかった。

 寄生虫は適切な宿主にいなければ成長できなくなったり、宿主に重大な疾患を与えたりする。その生活環をたどるのも楽しい。
 以前見たことのある野良猫から出てきたあの虫はカエル喰ってるからだなとか。

 資料は従来のポスター展示以外にタッチパネルによる展示も併用されている。
 タッチパネルを使った展示は一覧性は欠くけれども鑑賞者の当事者感が高まると思うので併用されているのはいいと思う。

 特別展示「住血吸虫症の制圧を目指して」
 日本では根絶された住血吸虫だが、フィリピン、中国やアフリカではまだ住血吸虫が猛威を振るっ ているそうで、その制圧に向けての研究活動などについて展示されている。
 寄生虫も生きるのに必死だけど、人間も必死に被害を防ごうとしている。
 何ともなければいいんだけどそうもいかん。

2F「人体に関わる寄生虫」
 主に人間に関わる寄生虫についての標本や資料が置かれている。
 昔はギョウチュウ検査とかしたよな。

 ここには有名な「サナダムシ」の標本がある。
 ここに展示されているのは「日本海裂頭条虫」とのこと。
 ホンマに長いなこれ。
 横に同じ長さのひもがかけられていた。これで長さを実感できる。

 ミュージアムショップで目黒寄生虫館ガイドブックを購入。

 階段の横に寄生虫学の歴史のコーナーがあり、これまで寄生虫の研究に尽力されてきた方々の功績などが展示されていた。


 猫と一緒に暮らしているので猫の寄生虫については特に関心がある。
 うちの猫は拾ってきた猫なのでノミもついていたし、糞から回虫を見つけたこともある。(もちろん全部処置いたしました。)
 猫に関する寄生虫の展示は我が事のように眺めてた。


 ガイドブックを購入時に、スタッフの方に写真撮影はOKで個人使用のみとあるが、その範囲についてきいてみた。
 個人で見返すのはいいけど、展示物をSNSやブログにアップするのは法律違反ではないが、遠慮して欲しいとのこと。

 というわけで展示の写真はありません。
 実際に足を運んでご覧ください。私はそうした。