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2016111805デザインとして見る化学。1
 化学にはつきもののベンゼン環です。亀の甲とかいいますよね。

 ベンゼンという物質があります。分子構造を見ると炭素が正六角形に並んだものになっています。
 幾何学的にも安定したこの形、複雑な化学物質の分子構造にもよく出てきます。
 この記事の中にもたくさん出てきていたと思います。

2016111806デザインとして見る化学。2
 そして、ベンゼンの化学構造式の形状が美しいのでこんな風にアクセサリーとして作られていたりもします。(構造式ストラップ: ベンゼン[SN-9]
 このページ(科学雑貨 Scientia)には他にも構造式のアクセサリーがあるので見てるだけでも楽しいですよ。

 最後に、MEIKOさんが乗っているカップですが、取っ手を見るとどこかで見たような形。
 ベンゼンの化学構造式の略号のところで正六角形の中に円が描かれたものがありましたが、それが重なります。
 柄も六角形に二重線の入ったもう一つの略号のデザインに通じるものがあるように感じました。
 そして、上から見ても円形ではなくて六角形なんですよ。

 このカップはこの時に購入したものでしたが、選んだ基準がこれだったり。
 店主には作家さんに「取っ手の部分や柄がベンゼンの化学構造式の略号に見えるのが面白い。」と伝えてくれと言ったけど、多分理解されていないでしょう。
 作家さん本人も多分意図してないと思います。

 (夜のフィギュア撮影会 2/18 【化学/科学】に投稿。(2022.2.18))
 (おもちゃ撮影会 5/5 【亀】に投稿。(2022.5.5))