ブログネタ
うちのネコ4 に参加中!
2013123101ただいま会議中。
 シマ、テーブルの上に資料がないけど・・・。
 そんなものはこの頭のなかに入ってるよ!

 何の会議かというと・・・
 (今年見た展示について書いているだけなので、興味のない方はスルーしてもらって構いません。)

<印象に残る展示2013>

 今年2013年のギャラリー散策を振り返ってみます。
 昨年は何と言ってもマウリッツハイス美術館展のフェルメール「真珠の耳飾りの少女」に再会できたことがダントツトップでした。
 (実際には神戸市立博物館のマウリッツハイス美術館展は今年の1月6日まででしたが、私の中では実質昨年のできごととして認識しているので。)
 今年は息切れしたような感じが自分の中でしていたのは仕方がないかなと思いますが、もちろん今年も数多くの印象に残る展示を見ることができました。

 今年は展示会へ行った件数は502件。
 その中で印象深かった展示会が42件ありました。
 その中からいくつか挙げてみます。

 まず、今年最も印象深かった展示は・・・・

neutral production「レゾン・デートル」@ギャラリーあしやシューレ

 暗闇の中、多数の発泡ビーズが送風機で吹き上がる姿をライトアップ。
 ライティングと発泡ビースの動きが暗闇に様々な形を浮かび上がらせる。
 発泡ビースの「雲」を光の「刀」で切断した断面を見るのがとても興味深く、じっくり観察していたのを思い出す。
 2012年のCASでの作品の派生系だが何度でも見ていい作品だった。
 neutral productionさんのWebサイト


 続いて特に印象深かった展示をいくつか書いておきます。

タムラサトル個展「Point of Contact #5」@TEZUKAYAMA GALLERY
IRON∞MAN@Creative Center Osaka
 基本は鉄板と細い鉄棒、そして電球。鉄板と鉄棒とは電線で繋がれ電流が流れている。
 鉄棒を何らかの駆動装置で動かし鉄板と接触させるとその間にスパークを生じ、電球が光る。
 TEZUKAYAMA GALLERYでの展示では振り子によって、Creative Center Osakaでの展示はモーターに接続されたチェーンにて鉄棒を動かし、スパークさせており、特に振り子で動かしていたものは存在感が大きく感じた。
 暗闇の中のスパークを見ているとワクワクしてくるのはなぜだ。
 タムラサトルさんの紹介ページ
 タムラサトルさんのWebサイト

2013年度コレクション展 小企画:美術の中のかたち−手で見る造形 近いかたち、遠いかたち−岡普司・重松あゆみ・中西學@兵庫県立美術館
重松あゆみ展@ギャラリー白3
 とても美しい形状の陶器作品。
 位相幾何学に関心がある作家さんらしいクラインの壺のような形の作品を制作されている。
 なめらかな曲面、そのラインがどこにつながっているのかを辿って行ったり、穴がどこまでつながっているのか気になったり。
 表面の着色も淡く変化していくところが形状とマッチしてとても美しく感じる。
 兵庫県立美術館では実際に作品に触れることができ、それを手で辿ることができたことが大きな収穫だった。
 ■2013年度コレクション展供兵庫県立美術館 に行ってきました。(2013.8.23)

宮田彩加個展@京都造形芸術大学 美術工芸学科長室ギャラリーBIXKO_KITCHEN
宮田彩加個展「WARP×Knots ‐エルンスト・ヘッケルへのオマージュ‐」@ギャラリーギャラリEX
 刺繍作品。
 きれいに刺繍されているところをわざと歪めてみたり(「WARP」作品)、支持体のない刺繍を作ったり(「Knots」作品)とちょっと変わった刺繍作品を作られる作家さん。
 BIXKO_KITCHENの展示では今まで作ってきた作品の総集編のようなもので、私がこの作家さんを知る前の作品も見ることができたのが収穫。
 ギャラリーギャラリEXの展示作品はWARPとKnots二つの作風を合体させる試みで、今までの平面作品から飛び出して3次元で表現された作品を展示しており、予想をいい意味で裏切ってくれて大いに感銘を受けた。

横田真希展@Maruzen Button Gallery
横田真希展@芦屋ぎゃらりー藤
 ジュエリー作品の展示。
 昨年から注目しているジュエリー作家さん。
 彫金の繊細さと石との絶妙な組み合わせが魅力。
 石にある表面の模様や内部の結晶構造を石の外部にあるシルバーフレームにデザイン的に連続させ、石の魅力をさらに引き出させるのが素晴らしい。
 女性は石とフレームのコンビネーションに惹かれる人が多いかと思うが、私的には彫金の繊細さを挙げたい。
 球の三重の入れ子構造になっている作品はお気に入り。
 構造的に私の好み。
 転がすとサラサラと言う感じの音がする。この音が実に心地よい。

馬田太雅 鉛筆画展@ai gallery
 鉛筆画の展示。
 視点と視界の湾曲によるダイナミックな絵が目を惹く。
 球面に描かれた家の中の絵が面白い。エッシャーのだまし絵を見ている気分。
 その球を持ちながら絵を眺めていくと、これは上手く計算して描かないと破綻するよなという感じ。
 ところどころに猫がいるのがまた好感が持てる。
 ノートに書かれた感想の中で、大阪農林会館から球が見えたので見に来たとあったが、実際私もギャラリーの2Fを見てみた。
 たしかにこれは面白い。これを見たら行きたくなる。
 他のギャラリーで開催された馬田さんの展示の紹介。(こっちのほうがわかりやすいので)

uraimayumi Exhibition@ギャルリオーボワ
 針金作品。以前から注目の針金作家さん。
 今回の展示は幾何学的形状を表現していて私的には大満足。
 単純な形に美しさが見える。
 そして、ライトに照らされて壁に浮かび上がる影がまた魅力的。
 店の雰囲気もちょっとおどろおどろしい感じでよかった。

南公二陶展「幸せ通りの時間楼」@DELLA-PACE
 陶器作品。
 彼の創りだす中世のヨーロッパ風の世界感が味わい深い。
 古ぼけた表面の傷や汚れ、歯車のついたオブジェ。
 ネコのいるオブジェ。
 今回は本のオブジェが目新しかった。本から植物が生えていたり、歯車がついていたり。
 本の化石を見るような感覚。


私も一応写真を撮っている手前、写真展もたくさん見てきました。
その中で特に印象に残った展示を列記します。

七條舞「マイ リトル ジュエルズ」@海岸通ギャラリー・CASO
 果物や野菜を放置し、生えてきたカビとともに撮影、大きく(B0くらい?)プリントして展示。
 生物学的な興味もあるのだが、カビの色彩、形状の美しさとカビの繁栄とともに起こる土台の朽ち果てる様子の対比が興味深い。
 BEATS GALLERYで見た時は大きいと感じたが、CASOの天井の高い壁にはこれくらいのプリントでちょうどいいくらい。

宮田和子個展「HELIANTHUS」@ギャラリー・アビィ
 モノクロフィルム写真作品。
 今回はひまわりを撮影した写真だが、一見鉛筆画のように見えるのがこの作家さんの作品の面白いところ。
 他のギャラリーで見た時の立派な額に入った作品も上手く馴染んでいたのは写真に力があるからだろうか。
 今回の写真は一点を除いてボード仕上げ。額に仕切られないのもいいものだと感じる。

島園写真展「シカク ノ ハ(ン)ラン」@壹燈舎
 写真という枠でいいのかと思ったが、こちらに書く。
 写真を小さなピースに切ってそれを並べ直している。しかしそれがわかるのは床面だけ、二面の壁の写真は裏返し。
 そこにプロジェクターで鳥の集団が飛んだり帰ったりするのを映しだす。
 ♀BEATS@BEATS GALLERYの作品の進化系というべきか。
 手法は似ているが方向性が異なるように感じる。


 最後に、写真展ではないですがギャラリーのオーナーさんがやってるUstream番組が大変興味深い。

Kobe 819 RADIO だいちゃん☆すがちゃんのゴールデンに殴り込み!「あーと井戸端会議」(仮)@Kobe 819 Gallery
 月に一回、録画なしで流されるUst番組。
 写真をもっと楽しむためのちょっとした知識などを面白おかしく話してくれます。
 Kobe 819 Gallery

書いているうちに長くなってしまいましたが、こんな感じです。
最後まで読んでくれた人はいるかどうかわかりませんが、ありがとうございました。