心に残る作品を求めて・・・。
<20130252 66展 XI>
2013.6.6-2013.6.12
12:00-20:00
細野ビルヂング
大阪市西区新町4-5-7
古いビルで行われる恒例のアートイベント。
古いビル内を移動していると、あちらこちらで片岡健助氏の「だめを」を見かける。
以前は「だめにんげん」と呼ばれていたキャラクターの人形。
作品自体とは関係ないのだが、私的には「だめにんげん」の方がなんだかいい響きのような気がする。
力が抜けて、なんだか癒されるような、でもちょっと悲しげな風貌がいい。
今井清香さんの切り絵があった。
バイオリンをカブトムシのように模した作品。
以前見ているものではあるが、こういう発想は面白いと思う。
<20130253 旅写>
2013.5.27-2013.6.9 5/28、6/4火休
11:30-19:30 最終日17:00まで
グルッグ
大阪市港区築港2-8-29 播磨ビル2F
旅をテーマにした写真展。
写真の大きさが小さめで、数を多くしている作家さんが多い。
旅を表現するにはストーリーを描くのがわかりやすいからだと思うが、多分私でもそうする。
ボードに写真を貼り付けて展示した作品はあたかも家で旅の思い出を飾っているかのような雰囲気を受けるし、画像を加工している作品は旅と言う非日常を端的に示そうとしているように映る。
様々な表現法で旅の雰囲気を出しているのが見ていて面白い。
<20130254 Sophie.T 大木一範二人展《sophisticated》>
2013.6.4-2013.6.9
13:00-20:00 火-金 12:00-20:00 土 12:00-18:00 日
ギャラリーマゴット
大阪市西区新町1-8-24 四ツ橋プラザビル7F
ギャラリーマゴットのオーナー 大木さんとバーディ・フォト・ギャラリーのオーナー Sophieさんの二人写真展。
タイトルはSophieさんの名前から来ているのだろうけど、そのタイトルに沿った作品展になっていると感じる。
数枚の組でそれぞれの作品を交互に展示しているが、Sophieさんの作品はいつもの暗く冷たく、そしてシャープな雰囲気のもの、大木さんの作品はSophieさんの作品に合わせた雰囲気のもの。
なぜこれを写したのかと言う理由を排し、その被写体の形状のみを見ていく。
そこに別の寓意を見出さなくても、その被写体はそれだけで見る価値がある。
そんなことを考えてしまう。
しかし、最後にある写真でそんな考えを吹き飛ばしてくれるのがまた面白い。
展示の巧妙さを感じずにはいられなかった。
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