美術館、ギャラリー散策も面白いですよ。
<TSUBAMEDO オートマタ展>
2011.9.1-2011.9.6
12:00-19:00 最終18:00まで
雑貨と喫茶とギャラリーと ひなた
大阪市中央区谷町6-6-10
展示会をすると聞いてから、結構楽しみにしていた。
でも、今日は台風。
やめておこうと思っていたのですが、家を出る時は雨も降ってなかったので行くことにした。
TSUBAMEDOさんのオートマタは機構もさることながらデザインもうまく作られていて、見ていて楽しい。
数ある展示の中で私が最も気に入ったのが、「チャップリン」。
帽子とステッキそして靴だけで、チャップリンを表現。
ハンドルをくるくる回すと歩いているかのように靴が動き、ステッキが揺れ、帽子が上下する。
シンプルでコミカル、うまいこと考えてるなと感心。
ネコのサタデーナイトフィーバーもコミカル。
踊るネコが可愛らしい。
リンゴが割れて中から虫が出てくる「おいしいりんご」がバージョンアップして、「おいしいりんご2」となった。
中の青虫がりんごが割れた後にこっちを向いてくれる。
こういう進化も面白い。
また、紙で作るオートマタも第二弾「びっくりオウム」が登場。
我々でも作ることができるオートマタのバリエーションが増えた。
実物を触るのが一番楽しいが、動く所を見たいならTSUBAMEDOさんのウェブサイトに動画がアップされているので、是非ご覧あれ。
長い間話をさせていただいたが、その中で日本科学未来館で開催されていたテオ・ヤンセン展に行った話をすると、TSUBAMEDOさんも行ったとのこと。
ビーチ・アニマルの話もできて、とても有意義だった。
<風景写真展「-SCAPE」>
2011.8.29-2011.9.11 水休
12:00-20:00 最終18:00まで
Acru Gallery
大阪市中央区南船場3-7-15 北心斎橋サニービル西側B1F
そう言えばこのギャラリーを知ったのは去年の風景写真展の時だった。
気になる作家さんの作品の感想を少し。
三保谷将史さん
崖の上の緑映える木々と崖の下の緑のない枯れた感じの木々の対比がいい。
崖の上下で生と死が対峙するイメージ。
小林奈々美さん
斬新な見せ方だと思う。
ライトで壁に照らされた絵もいい感じ。
「サイレント」 高谷佳子さん
雪原と白く抜けた空、地平線が清々しい。
上部の光が温かみを感じさせる。
「maborosi_9」 nomacchiさん
公衆トイレの看板がいい味出してる。いい所を知ってるなと感じた。
対角線にネコと犬、中央に目の看板を配置したところに対比の意図を感じる。
正方形でまとめた所も幾何学的に整っていて、すっきりする。
アルバムの写真で一つ気になるものがあった。
ホームに止まっている列車に向かう後ろ姿の男性の写真がまるでイラストのように見え、何だか異世界の物語のような気分になった。
Masanori Okaさん
水平を大胆に傾け、地面と人を対角線上に置いた所が面白い。
青い空、白い雲、黒い大地が気持ちいい。
「I Found You」 seiryu-さん
真ん中の窓の黒い影も気になる所だが、その下のネコが注目すべきところ。まさしく、見つけたと言うことか。
窓の黒い影も何だかネコの形に見えてきた。
ポートフォリオの写真。
ネコの写真、いいなあ。
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