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絵画鑑賞。シマ
 美術館、ギャラリー散策も面白いですよ。

<世界の蝶と甲虫展>
 2011.8.10-2011.8.22
 10:00-19:30 最終日17:30まで
 大丸心斎橋店イベントホール
 大阪市中央区心斎橋筋1-7-1 北館14F

 ずらっと並ぶ蝶をはじめとする昆虫の標本。

 モルフォチョウの羽の美しさ。
  鱗粉の表面で乱反射された光が羽を光沢のある鮮やかな色にする。
  羽の裏側は茶色く、とても地味。

 コノハチョウの羽の枯葉具合がすごい。
  片側の前後の羽で一枚の枯葉に見せる。これはなかなか見分けがつかない。

 スズメガの高速飛行に適したフォルム。
  前羽が長く大きくて、力強い。
  逆三角形のスタイルがシャープでクール。

 ヨナクニサンのバカでかさ。
  おれの片手程の大きさ。こんなのが飛んでるとちょっとこわいかも。

 ニシキツバメガ、蛾のくせにめっちゃ鮮やか。
  構造色でラメが入った感じに仕上げている。

 昼間に活動する蛾は鮮やかな羽を持つし、蛾と蝶の見分け方に完全な物はない。
 そして、蝶の方が目立つけど、蛾の方が断然種類が多いのだ。

 テナガカミキリはなんでこんなに手が長いんだろう。

 私としては、タランチュラ、サソリの展示が嬉しかった。
 クモ展、またやってくれないかな、昆虫館。

 標本の上に現地の昆虫や動物、人々の写真が飾られているのだが、その中でも、ミユビナマケモノの地面に立ってこちらを眺めている写真がなんともかわいらしかった。

 出口の前に世界各地のカブトムシ、クワガタムシの生体の展示があった。
 世界一大きなカブトムシ、ヘラクレスオオカブトなどがいた。

 小さな子供たち、特に男の子ははしゃいで楽しんでいた。
 そして、子供より喜んでいるお父さんやなぜか一人で見にきている若い女性など。
 昆虫好きにはたまらない展示だっただろう。