ゆで卵がスプーン挿して歩いてくる。(怠け者の天国より。)
先週の話になりますが、10月30日に「ブリューゲル版画の世界」@美術館「えき」KYOTOへ行ってきました。
ピーテル・ブリューゲルと言う16世紀の画家の作品を展示していたのだが、その版画がまた面白い。
この時代にこんなおもろい怪物たちを登場させるとは。
その中で、「怠け者の天国」と言う作品があった。
3人の男性がごろ寝している。
その周りには豚がナイフを背中に背負って歩いていたり、ハムが置いてあったり、まあ、何もしなくても食べ物が手に入る状況にある。
まさに怠け者が夢見る世界ってわけだ。
オレもこんな世界に住んでみたいなぁと思ったりする。
そこに、ゆで卵がスプーン挿して歩いてる絵があった。
それがめっちゃユーモラスで、思わずメモ帳に落書きした。
鑑賞後ショップへ行くと、なんとこのゆで卵のフィギュアが売られていた。
そして、思わず購入してしまったと言うわけ。
フィギュアがなかったら、上の写真はオレの落書きになっていたことだろう。
なんともいえないユーモラスな姿。
何かこれを見ることができただけで行ってよかったと思ったのはあながち嘘じゃない。
ちなみに、この怠け者の天国の隣には絞首台があるとのこと。
怠け者は地獄に落ちろってことなんだな。
ベルギー王立図書館所蔵 ブリューゲル版画の世界
2010.10.22-2010.11.23 10:00-20:00(last17:00)
美術館「えき」KYOTO
一般900円
公式HP : http://bruegel.jp/(削除されています。)
注)音が出ます。右上に音をOFFにできるボタンがあります。
このサイトでは「卵ちゃん」と名づけられています。
(2016.10.14追記)
コメント
コメント一覧 (8)
足がカエルみたいでイイ!
いいでしょ、このフィギュア(笑)
なんともユーモラスでかわいらしいし。
そうですね、卵なのに足はなぜかカエル(笑)
こんなフィギュアが売ってるんですね!
ブリューゲルの作品はおもしろいですよね。
細部まで見れば見るほど発見が詰まってます。
ブリューゲルの作品は面白いですよね(笑)
多くのメッセージがこめられてたりしますもんね。
フィギュアなんて普通は買わないけど、これはどうも気になって(笑)
先週、ミュンヘンの美術館でも見ました。
そこでは、フィギュアではなく、絵葉書になっていました。^^
私はこの展示を知るまでブリューゲルと言う人をまったく知らなかったので、詳しいことなどわからないのですが、この卵ちゃんを描いていた版画は今回の展示では一つだけでした。絵もあるみたいですね。
ミュンヘンの美術館でも置いてあるんですね。今回の展示はベルギー王立図書館所蔵らしいです。
絵葉書でも面白いですが、フィギュアにしてしまうのは日本だからなのでしょうかね(笑)
http://www.pinakothek.de/_scripts/bild_big.php?which=8926_11721&title=Das Schlaraffenland
わざわざありがとうございます。
これは絵のほうですよね。私も検索してみるとこの画像がヒットしてました。