神戸元町のギャラリーPAXREXに「狼と桜 本田かな写真展」を見てきました。

 DMを見て面白い表現法だと思い、見てみたいと思った。
 その表現法とは、写真を短冊のように切って、その短冊を縦横に編むと言うもの。

 今回の作品は、題名の中で「桜」と言う言葉がある通り、桜の花と何かを組み合わせているコラージュ写真となっている。

 写真の短冊を組み合わせているので、作品の表面は凹凸があり、近くで見ると組み合わせているのがよくわかる。

 そのせいで、近くだとモザイク状に見える。
 しかし遠く離れると短冊状がわからなくなってきて、真ん中の被写体が浮いて見えるのが不思議。

 斜めから見ても面白い。
 周りの桜が桜に見えなくて、真ん中の被写体が際立つ。

 だから、周りの桜の花と真ん中に何かがあると言う作品が見栄えがいいと感じた。
 DMにあった、昔のポストのハガキ投入口の丸い部分が真ん中にある作品みたいな。

 近くで見ても、遠くで見ても面白い。そんな作品です。

 本田かな フォトクロス