神社へ行ってみる。

 子ネコを産んだお母さん。ブロックの上で寝ていたが、撮影がうざかったらしく、さっさと退散。

撮影やめてよ。

 子ネコの鳴き声が聞こえる。すると、子ネコが先ほどお母さんがいたブロックの影からひょっこり顔をのぞかせた。
 うちのネコたちの拾ってきた頃くらいの大きさだろうか。茶色くて目がまん丸のかわいい子ネコだ。

 しかし、子ネコはおれの存在に気づくと、さっさと逃げ出した。そんなに遠くまで行かなくてもいいのに、と言うくらいに。
 まあ、これくらい臆病なほうがいい。無理に立ち向かうよりは断然いい。
 こうやって、生き延びることができるんだ。逃げていいときは逃げなきゃね。