2011/08
■新聞ブロック。
■夜ふかししよう。
■お気に入りの場所。
■2011年9月以降の展示会情報。
アートの花道へ。
2011年9月以降の私が気になる展示会情報を書いておきます。参考までに。
(2011.8.30 23:00現在)
(重要)
ヨハネス・フェルメールの作品は見逃せません。
フェルメールからのラブレター展<朝日放送のイベントページ>(京都 京都市美術館、-10.16)
マウリッツハイス美術館の所蔵する「真珠の耳飾りの少女」などフェルメール作品を含む約50点
(東京 東京都美術館 2012.7-2012.9、兵庫 神戸市立博物館 2012.10-2012.12)
視覚の実験室 モホイ=ナジ/イン・モーション(-9.4 京都 京都国立近代美術館)
小谷元彦展−幽体の知覚(-9.4 香川 高松市美術館)
魔法のはさみ 今森光彦の切り紙美術館(-9.5 京都 美術館「えき」KYOTO)
借りぐらしのアリエッティ×種田陽平展(-9.25 兵庫 兵庫県立美術館)
ダリとシュルレアリスム(-10.23 香川 高松市美術館)
桝本佳子展 やきもの変化(-11.6 兵庫 兵庫県立美術館)
TSUBAMEDO オートマタ展(9.1-9.6 大阪 雑貨と喫茶とギャラリーと ひなた)
海野和男写真展「小諸日記Part5」(9.15-9.28 大阪 オリンパスギャラリー大阪)
(ネコ関連イベントの備忘録)
猫好き必見。猫関連の写真展や作品展、イベントです。
猫写真やイラスト、立体物など猫関連の展示があることを私が確認できたイベントをリストアップしています。他にあったら教えて下さい。
視覚の実験室 モホイ=ナジ/イン・モーション(-9.4 京都 京都国立近代美術館)
つながり(奈良 cord、-9.11)
借りぐらしのアリエッティ×種田陽平展(-9.25 兵庫 兵庫県立美術館)
2011 イタリア・ボローニャ国際絵本原画展(-9.26、兵庫 西宮市大谷記念美術館)
フェルメールからのラブレター展(京都 京都市美術館、-10.16)
岩合光昭写真展「ねこ」(9.14-9.26、大阪 大丸心斎橋店イベントホール)
OSAKA アート&てづくりバザール(9.17-9.18、大阪 ATCホール)
にゃんでぃ・ねこまや vol.3(9.24-9.25、京都 ヴィヴィアンリーオープンスペース)
猫のお店(9.30-10.10、大阪 雑貨と喫茶とギャラリーと ひなた)
猫毛祭りin京都〜ネコでエコ2011〜(11.5-11.20、京都 キトゥンカンパニー)
町猫2011(11.8-11.13、大阪 ギャラリーマゴット)
■昼でも夜でも。
■お別れの挨拶。
■ギャラリー散策20110829。
美術館、ギャラリー散策も面白いですよ。
<おもしろ写真展>
2011.8.25-2011.8.30
11:00-18:00
MAG南森町アートギャラリー
大阪市北区東天満2-10-16
面白さを表現するのに被写体として面白い物を選ぶか、画像加工によって面白くするのかを見ることができて楽しかった。
ちなみに私が出展するならば面白い被写体を探します。加工とか面倒で苦手なので。
下田勇人さん「本当に埋めました。」
カブの横に人の首が。
昔のアメリカのホラー映画を思い出した。
森野忠晋さん「スズメと猫」
白黒ネコの肩にスズメが留まってる。
普通ならなかなか見られないが、このスズメは保護していたものでなついていたみたいです。
ネコたちも獲物とは思わなかったようですね。
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■童心に戻る。
■どこ見てんの?
■雨上がりのネコ。
■お名残惜しいけど。
■猫がいる。
■気になるもの。
■松井紫朗−亀がアキレスに言ったこと 新しい世界の測定法− および収蔵作品@豊田市美術館。
松井紫朗−亀がアキレスに言ったこと 新しい世界の測定法−
2011.6.11-2011.8.28 月休(7/18,8/15,8/22は開館)
10:00-17:30
豊田市美術館
愛知県豊田市小坂本町8-5-1
フェルメールの《地理学者》とオランダ・フランドル絵画展 の併設展。
作品ガイドボランティアによるガイドがちょうど始まるところだったので、一緒について行くことにした。
「君の天井は僕の床」
青いビニールのチューブに入って行く作品。圧力差でチューブを膨らしている。
「Inter-Ring」
銀色の容器のような筒穴があいていてに金色のリングが通っている。
ただし、大きさが馬鹿でかい。リングで直径2mくらい。
これを見て乳牛をイメージした。
容器に牛乳、リングが鼻ピアスのイメージ。
<豊田市美術館収蔵作品>
ガイドが終わり、続いて豊田市美術館の収蔵作品を見る。
収蔵作品を見ていると、なんと小川信治氏の作品を見つけた。
非常に驚いた。ここまで来てよかった。
小川信治氏の個展を以前見に行った時のレポートがこちら→■小川信治展−干渉する世界−@国立国際美術館。(2006.11.3)
小川信治「ウェストミンスター ブリッジ」
ロンドンの風景、2階建てバスが走り、人が忙しそうに歩く。そして後方にはビッグベン。
しかしなにか変である。なぜかというと、本来1本しかないビッグベンが2本立っているから。
虚構なんだけど、写実過ぎて古い写真にしか見えないところが彼のすごいところ。
ボケっと見ていると、不自然さも気づくことなく行ってしまうかも知れない。
高松次郎「赤ん坊の影 No.122」
彼の作品を国立国際美術館で見たのを覚えている。影を影らしく本物の影のようにうまく描いている。
本体がないのに、影がある。それが彼の作品の面白さ。
エッシャー、マグリット、シーレの作品が目を引く。
いいものそろえてます、豊田市美術館。
(2016.4.14分割追記)
■フェルメールの《地理学者》とオランダ・フランドル絵画展@豊田市美術館 に行ってきました。
フェルメールの《地理学者》とオランダ・フランドル絵画展
2011.6.11-2011.8.28 月休(7/18,8/15,8/22は開館)
10:00-17:30
豊田市美術館
愛知県豊田市小坂本町8-5-1
ヤン・ステーン「岩を打つモーセ」
ヤン・ステーンと言えば風俗画だと思っていたが、こんな宗教画も描くんだな。
ヤン・ブリューゲル(父)「嘲笑されるラトナ」
人が呪いでカエルに変わるらしい。カエルが服着てたりするのが面白い。
フェルディナント・ファン・ケッセルに帰属「ネズミのダンス」
リアル系のネズミが4匹輪になってダンスしているのがユーモラス。
バルトロメウス・ブレーンベルフ「聖ラウレンティウスの殉教」
火あぶりの刑を受けているのだが、理由がセコいのと、バーベキューのような感じの処刑法が気になった。
ヤン・ステーン「宿屋のお客と女中」
やっぱりこの人はこう言うのを描かなきゃ。
おっさんの顔の崩れよう、女中の困ったような顔つき、隅の方でケッと侮蔑してそうなオヤジの顔。
アドリアーン・ファン・オスタード「納屋の内部」
猫かと思ったら、どうもニワトリらしい。残念。
アドリアーン・ブラウエル「苦い飲み物」
おっさんの苦味に驚く表情がとてもいい。
ヘラルト・テル・ボルヒ「ワイングラスを持つ婦人」
「眠る兵士とワインを飲む女」と並べて鑑賞したい。
ちなみに「眠る兵士とワインを飲む女」は「フェルメールからのラブレター展@京都市美術館」で展示されています。
ヤン・ウェーニックス「死んだ野兎と鳥のある静物」
野兎の毛がうまく描かれている。
ヨハネス・フェルメール「地理学者」
男性がモデルなのはこの絵と「天文学者」のみだったと思う。
学者の知的な表情がうまく表現されている。
しかし、モデルは女性がいいかな。
窓からの光に照らされるのは女性の方がいい。
見ていた子供が手に持つコンパスを箸と勘違いしていたのに笑う。
フェルメール作品が一つ、しかも2000年に一度見ている(フェルメールとその時代展@大阪市立美術館)ので、これだけでは豊田市まで行く理由には足りなかった。
しかし、併設展が興味深いサブタイトルだったこともあり行くことにした。
フェルメール展も充実した作品を揃えていたし、併設展のコンセプトも面白かった。
そして、特筆すべきは小川信治氏の作品を鑑賞できたと言う予想外の出来事があったこと(これが一番大きいかも知れない)。
来てよかった。こういうサプライズはうれしいですね。
(2016.4.14分割追記)