魅力的な作品はどこにある?
<黒猫展>
2012.5.24-2012.6.3 5/29火休
12:00-20:00 最終日19:00まで
nearly equal gallery
大阪市北区中崎2-3-28 Guignol 2F
黒猫限定のイラスト展。
階段を上がるとそこには黒猫のオブジェ。以前、ここで個展を開催されていた松長大樹さんの黒猫だ。
こじんまりしたスペースの壁に作品が並ぶ。
可愛らしいもの、ファンタジー的なもの、そしてこれはテーマに合ってるのか?と言うものもあるが、一点これは作品か?と言う不可解なものがあった。
インパクトはあるが、どうもいただけない。
zunchiさん
猫のマトリョーシカ、傘猫のイラストが可愛らしい。
ミワコさん
花を渡す猫、渡される猫、双方の表情がうまく表現されている。
シンプルなイラストでストレートに伝わってくるのがいい。
<南公二陶展>
2012.5.29-2012.6.6 6/4月休
12:30-19:30 火-土 12:30-17:00 日最終日
ギャラリー びー玉
大阪市北区紅梅町2-6 昭和ビル206号室
陶器作品の展示。
入口から異世界の雰囲気を醸し出す作品が並ぶ。
作品が表す世界観はヨーロッパの古い街並み。どこか退廃的な雰囲気もある。
刃が合わないハサミ、刀身が曲がったナイフ、そして猫のマリオネット。
ワイングラスの柱も曲がり、黒猫が鎮座したり、爪を研いだり。
ああ、魔女のいる世界なんじゃないかと思った。
しかし、その中で歯車が多用されているのはなぜか。
この頃の人からすると機械は魔術か何かだと思うだろう。そう考えると機械を象徴すると思われる歯車もあっていいのかも。
マグカップはこの装飾でこの重さ?と言うくらい軽く、形も面白い。
ワイングラスも使うのがもったいない感じて、眺めながら別のグラスで飲むって感じ。
まあ、私は飲めないんですが。
<うめぐみ写真展6〜Four Seasons〜>
2012.5.28-2012.6.3
15:00-20:00 13:00-20:00 土 13:00-18:00 最終日
10WGallery
大阪市中央区平野町1-6-8-901 メロディハイム平野町10F
ねこふんのトリを飾る恒例の猫写真展。
今年は四季と言うテーマでメンバーが撮った写真を展示、昨年までの個展の集まりとは違う趣向だ。
テーマの縛りで何かの不自由さが感じられるのならばそれは面白くないが、全体としてのまとまりが生まれて、グループ展の意義も出てくるかと。
四季と言うことで、猫と周りの景色と合わせて表現する写真が多くなる。
今までのうめぐみ展の雰囲気とは異なって見える。この展示はいい。
そして、日頃は自分の飼い猫の写真をメインに出しているメンバーも外猫の写真を出しているので、そこも新鮮に感じる。
昨年と比べて雰囲気の変わった写真展だが、変わらないのは写真を見ながらのメンバーとの猫談義の楽しさ。
これは変わらないでいただきたい。