京都のミルクティ屋「キトゥンカンパニー」で行われた「Raga in Spring "おいしいチャイとインド音楽の夕べ"」を聴いてきました。

 開演前にニンブパニー(インドのレモネード)とチャイをいただく。
 ニンブバニーはレモンの味となんだかしょっぱい味がした。塩でも入ってるのかな。ちょっと変わったレモネード。
 冷たい飲み物なので、飲んだらちょっと冷えてしまって、結局チャイも飲むことに。
 チャイを飲んで体も温まり、開演を迎えた。

 インド音楽は聴いたことがないので、楽器も見たことがない。
 シタールと言う弦楽器、タンプーラと言う弦楽器、タブラーと言う太鼓みたいな打楽器で今日の演奏は行われる。

 なんだか違う世界に行ったような幻想的な音楽。
 シタールの奏でる音がそういう感じなのだろうか。
 弦が上下二重に張られていて、それを共鳴させることで面白い音色が出てくる。
 誤解を恐れず言えば、エレキギターの効果をアナログでしたらこんな感じかな。音はもっと優しいが。

 タブラーのリズムが心地よく耳に入ってくる。手首を皮に擦らせて鳴らす音がアクセントになって面白い。

 タンプーラの音は一定のリズムを刻み、激しいセッションになったときは全く音が聴こえなくなるが、シタールとタブラー奏者はこの音を聴いて音を合わせるのでとても重要な楽器。

 3曲聴いて、演奏は終わった。

 普段聴いている音楽と全く毛色の違う音楽で、ちょっと違う世界を覗いたって感じ。
 奏者が途中のトークで、「リズムで遊ぶ」と言う表現をしていたが、もしかしたら、聴くよりも演奏する方が楽しいのかも知れない。