ネコじかけのBlog

うちの猫(シマ)とフィギュア、外猫の記録。
VOCALOID関連の話題、展示会のレポート。

タグ:デザイン・クリエイティブセンター神戸

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2013121401Computational Origami

計算幾何学が拓くORIGAMIの新時代
 2013.12.13
 12:30-13:30
 デザイン・クリエイティブセンター神戸 1F ステージA
 神戸市中央区小野浜町1-4

 今までの折り紙のイメージとはちょっと違うので少し前から注目してました。
 講演会は三谷さんのブログなどを見ていると大体わかる内容。
 コンピューショナルオリガミの紹介と言ったところか。

 球体8枚羽根の型紙を配布していたのはラッキーだった。
 他にも紙を折って作られたとは思えない作品が展示されていて眼福もの。

 翌日、球体8枚羽根の型紙を折ってみたが、コツがわからないとうまく折れない。
 折り目から破れてしまったり。
 でも一応完成した。これは美しい。

 計算幾何学が拓く ORIGAMI の新時代@デザイン・クリエイティブセンター神戸 1F ステージA(神戸ITフェスティバル)

 講演者の三谷純先生のサイト
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行ってきたで。
 心に残る作品を求めて・・・。

<20130044 水川千春「地をあぶる」>
 2013.1.26-2013.2.8 1/28,2/4月休
 11:00-19:00
 デザイン・クリエイティブセンター神戸 2F ギャラリーC
 神戸市中央区小野浜町1-4

 昔、あぶり出しで遊んだ記憶が蘇る。年賀状とかあぶり出しで書いたような。

 日本各地を巡り、おおよそ女性が余り行かないようなドヤ街や汚水処理場跡地などに滞在、そこであぶり出しの絵を描いたり、水とゼラチンでオブジェを作ったりしている。
 風呂の残り湯や川の水、海水などを用いているそうだ。

 以前に制作した作品も、写真の記録と共に展示してあるのが興味深い。

 隅田川を遡上し、各地の水でその付近の絵を描く作品が面白い。
 上流の方は水に不純物がなくなってくるので、絵が見えない。

 メインの作品は、神戸港の海水を使ったあぶり出し。
 大きな木がそびえる大地を制作。
 焼け焦げた後のグラデーションが木の肌や地面の重量感を表している。

 地面を丹念に見ていくと、コミカルなウサギ?が見えた。
 ただの模様なのかも知れないが、この大地には色々な生物が息づいている感覚にとらわれる。

 夜はライトアップされるようだが、暗くなってからの様子も凄そうだ。

<20130045 日淺優展「線の情景」>
 2013.2.1-2013.2.11 2/6水休
 12:00-18:00
 GALLERY 301
 神戸市中央区栄町通1-1-9 東方ビル301

 おそらく青々とした葉が茂った木や少し地面の色が残る雪原などが筆の荒いタッチで描かれている。
 ただ単に荒く描き殴ったものではなく、木々の枝などの存在感を思わせる。

 かと思えば、とても不気味な雰囲気を醸し出している作品も。
 見ていると不安になるが、妙に落ち着くと言うか、下げ止まると言うか。

<20130046 池口友理展「Iのハガキ」>
 2013.2.1-2013.2.11 2/6水休
 12:00-18:00
 ギャラリーBAZARA倶楽部
 神戸市中央区栄町通1-1-9 東方ビル301

 ある相手に自分自身のことを伝えるために毎日絵葉書を描いている。それを一挙に掲示。

 これだけあれば私が思いつくものはすべてモチーフになっているかと思いきや、そうでもないものだと見ていて感じた。

 郵便局の人に手紙の内容を見ていないかを答えさせる手紙が何ともユーモラス。

<20130047 ウフフてまり教室「Mari-gold TEN 2」>
 2013.2.1-2013.2.16 2/10日休
 11:00-19:00 最終日18:00まで
 ギャラリーヴィー
 神戸市中央区海岸通3-1-5 海岸ビルヂング307号室

 以前から注目していた布さんの手まり。今回は手まり教室に通う生徒さんと一緒の展示。
 教室に1〜2年通った生徒さんの作品はデザイン的にも優れてている。
 もちろん先生の布さんの作品は前にも増して素晴らしいものであった。

 手まりの表面を彩る糸が幾何学模様を作り出し、色彩と糸の太さや表面状態の違いで同じ模様でも異なった顔を見せる。

 私の好みからすると、シャープなデザインに目が行く。
 細い糸で模様を作り出すもの。

 模様に奥行きを感じさせる構造のものも捨てがたい。
 複雑に入り組んだ模様はそれだけでアクセサリーにできそう。

<20130048 砥上淳写真展「弁当の味」>
 2013.2.5-2013.2.17 月休
 12:00-19:00 最終日18:00まで
 Kobe 819 Gallery
 神戸市中央区海岸通4-3-17 清和ビル37号

 壁の写真には老人たち、それも決して綺麗な佇まいとは言えない老人たちがいる。
 作家さんが弁当配達の時に撮りためた老人たちの姿。
 飾ることもなく、そのままの姿を見せる。

 見て元気になる写真ではない。
 様々なことが頭をよぎる。

 これは私の将来の姿なんじゃないか。

 一番強く頭にぶつかってきた思い。

 これって、写真ギャラリーの展示でいいのか?
 高齢化社会の負の部分について、強く問題提起しているじゃないか。

 一人の男性の写真、とてもかっこよく写ってる。その隣の風貌とはえらい違い。同一人物だが。

 この写真が、この展示は写真ギャラリーでしていい、これらは資料じゃなくて作品なんだと訴えているような気がした。
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