ネコじかけのBlog

うちの猫(シマ)とフィギュア、外猫の記録。
VOCALOID関連の話題、展示会のレポート。

タグ:ジュエリー

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ギャラリー散策 に参加中!
横田真希展
 2014.4.7-2014.4.12
 11:00-19:00 最終日17:00まで
 Maruzen Button Gallery
 大阪市中央区島町1-1-2 丸善ボタンビル1F

 フリントと言う石を使ったアクセサリーが今回の目玉。
 石の形や柄を生かした彫金は健在。

 六角柱の水晶?に六角形を組み合わせた彫金を施した作品、こういうのがいい。

 石にも面白いものが。
 透明の石の中に不透明部分が二つの平面として入っている。
 外の彫金もそれをなぞらえて作られている。
 このなぞらえ方に深く同意。

 以前から展示されている作品に新しい視点を見出した。
 メノウらしい石を使った作品。
 石を取り囲む彫金がリボンのような形状で、これがタンパク質立体構造を示したリボン図のように見える。
 この作品が何かの酵素の立体構造を示しているように見える。
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ギャラリー散策 に参加中!
2014041202ネコにジュエリー。

横田真希展
 2014.4.7-2014.4.12
 11:00-19:00 最終日17:00まで
 Maruzen Button Gallery
 大阪市中央区島町1-1-2 丸善ボタンビル1F

 私自身はジュエリーを身につけることには全く関心がないものの、オブジェとして見るととても面白いものだと感じ展示を見に行くようになりました。
 そのきっかけとなった作家さんの展示です。

 石の模様、外観、内部の結晶に合わせた周囲の装飾のデザインと彫金技術に毎度目を見張る。
 特に透かし彫りの作品は何度見てもよい。
 三重に入れ子の球体の作品、外観もそうだが、転がすとサラサラ鳴るのが美しい。この作品が最もお気に入り。

 物欲のあまりない私が手に入れたいと心揺らぐ作品だが、手を出さないのは単に絶対的価格の高さ。 46000円。
 技術と作品の魅力から見ると全然高くない。その価値はある。
 穴をあけて糸鋸を通し、透かし部分を切り取る。その繰り返しで作られる。
 その先にこんなに美しいものができあがる。

 春に大阪、秋に東京、冬に芦屋で個展を開催しています。

(20160416追記)
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横田真希展
 2013.12.4-2013.12.9
 11:00-18:00 最終日17:00まで
 芦屋ぎゃらりー藤
 兵庫県芦屋市月若町8-6

 大阪のマルゼンボタンギャラリーの展示会から約8ヶ月ぶりに作品を拝見することになる。(びー玉のファーブル展は除く)
 石に合わせた周りの彫金の見事さは相変わらず素晴らしいものだ。
 しかし、その素晴らしさが普通になってきているのがなんともはや。
 初めて拝見した時のあの感動は薄れてしまっているのは事実。
 それだけ、いい作品が揃っていると言うことなのだが。
 それと、私のツボと少しずれたところに向かっているような気もする。
 幾何学的なデザインよりも、女性が目を引くような柔らかなデザインに力が入っているような気もする。
 ここら辺はジュエリーと言うジャンルを考えると今の流れの方が商品としてはいいものなんだろうと思う。
 しかし、私の関心があるところからは外れてるのは事実。
 とは言え、昆虫や動物をモチーフとした作品は何度見てもすごいと思うし、何と言っても入れ子の球体のシルバーアクセサリーは何度触ってもいい感じ。

 DMの作品は香水の瓶をイメージしたものだと言うことだったが、私は絵画をイメージした。それは作品の下に土台が見え、全体が額縁をつけた絵に見えたから。
 しかし、それは下のガラスに映った作品の下部分の影だった。話を聞いていて初めて気がついた。
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ギャラリー散策 に参加中!
横田真希展
 2013.4.15-2012.4.20
 11:00-19:00 最終日17:00まで
 Maruzen Button Gallery
 大阪市中央区島町1-1-2 丸善ボタンビル1F

 ジュエリーの展示。

 横田さんの作品はシルバーの立体構造が美しいというのもあるが、ついている石もとても美しい。
 石の方がメインなのだが、私的にはまず金属フレームの構造に着眼する。
 しかし、見ていくうちにそのベースの形状や構造は石の形状や模様、構造に依存していることに気がつく。
 石を見て、それに寄り添ってフレームを作り上げるという姿勢がそうさせているのがわかってくる。

 今回の新作はオーシャン・ジャスパーとトルマリンを用いた作品。
 このオーシャン・ジャスパーはカラフルな円形の模様が特徴。
 そこに他の石の成分が合わさって、面白い模様を作り出している。
 その円形の模様をその石の外側まで連続して表現するために様々な色が揃えられるトルマリンを用いる。

 今回はフレームの幾何学的な構造ではなく、石を石で装飾する石メインのジュエリーだったが、石を石で装飾すると言う思想と石の集合体の構造との魅力があふれる作品だったと感じる。

 昨年、ここで彼女の展示を見てからジュエリーに関心を持つようになったと私自身は思っている。
 言わば新しい世界を教えてくれたようなものだ。
 これからも彼女には期待したいし、期待に沿った、いやそれ以上の作品を作ってくれると信じている。

 以前からの作品も並べられているので、シルバーの透かし彫りの緻密さや石との絶妙な組み合わせの作品も見ることができ、また制作に用いられる糸のこぎりなども展示されている。
 どのように作品が作られているのかにも興味があるので、このようなものが置かれているのはとても興味深い。

 20日までやってます。作家さんとのトークも楽しいのでぜひ。

(20160416追記)
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ギャラリー散策 に参加中!
横田真希展
 2012.11.21-2012.11.26
 11:00-18:00 最終日17:00まで
 芦屋ぎゃらりー藤
 兵庫県芦屋市月若町8-6

 今年春に初めて個展を見て、かなりツボにはまったジュエリー作家さんの個展。

 最初はなかなか作品にさわれなかった。
 さわっていいとはわかっているけれども、展示品には手を触れないと言うのが頭の中にこびりついていることがよくわかった。
 最初は恐る恐るさわり始めた。

 シルバーの構造が素晴らしいし、石とのマッチングも絶妙。
 石を活かす装飾。
 本当にうまいこと合わせるもんだと感心する。

 この作品は何度でも細かく観察してしまう。
 持ち上げて、表から裏から横から斜めからじっくり眺める。
 じっくり眺めても構造の造形の素晴らしさが消えることはなく、むしろどんどん魅力が増すとと言うか。

 見ているのが楽しい。

 球体の入れ子構造、多面体の組み合わせに模様が透かしでいれられているが、その透かしの細工が細かくて美しい。
 螺旋階段を模した作品の螺旋部と中央の石の組み合わせも素晴らしい。
 石の模様に連続するようにシルバーの透かしを作っている作品。
 石の形に連続するようにシルバーを接続している作品。
 どの作品を見ても素晴らしい。

 どのように作品を作っているかを説明するために、製作途中の作品を展示してみたり、製作に不可欠な糸のこを置いていた。
 糸のこののこぎりの細さも尋常じゃない。ぱっと見でギザギザが見えない。
 細かい作業をするにはこれほど細いものでなければならないんだなと。

 先日見つけた「Mathematical Art
 これに通じる構造美を感じる。
 そこが彼女の作品に惹かれる理由だと思う。

 ジュエリー以外の美術作品の話などで話をしているうちに気がつけば4時間も滞在してしまった。
 同じ陶芸作家さんの作品に関心を持っていた事がわかり、何だか嬉しかった。
 こういう話をできるようになったのも私自身色々な作品を見てきたからかなと感じる。

 次の展示が楽しみだ。

 11月26日(月)までやってます。
 ジュエリー好きな人におすすめ。

(20160416追記)
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ギャラリー散策 に参加中!
横田真希展
 2012.4.9-2012.4.14
 11:00-19:00 最終日17:00まで
 Maruzen Button Gallery
 大阪市中央区島町1-1-2 丸善ボタンビル1F

 アクセサリーの展示。
 まあ、アクセサリーとしては関心は全くないのだけれども、造形としてはとても興味をそそられる。
 この作風はとてもツボにはまった。

 最初に見た蝶などの昆虫のシルバーの彫金。どこかで見たと思ったら、ファーブルの机展(2012.3.6-2012.3.16 ギャラリーびー玉)で見たんだった。(■ギャラリー散策20120308。

 石と合わせた彫金が立体でそれがおしゃれ、というよりカッコいい。
 石の模様と合わせてベースの彫金も切り抜かれていたり、多面体のフレームを組み合わせていたり、とにかく多面体の美しさをうまく活用している。

 加工もとても細かく、輪切りのレモンの中のつぶつぶもくりぬいていたり、イトトンボを立体で作ってみたり。
 緻密な技術があってこそできる、見ていて飽きない作品。
 アクセサリーなので、手に取ってみてもOKとのこと。これって結構嬉しい。普通展示品には触れられないもんね。

 作家さんとも話ができ、有意義な時間を過ごすことができた。
 この日は最終日だったので、ぜひ見てくださいとは言えないのが残念。

 最終日で17:00までだったのだが、気がつけばオーバーしてしまっていた。
 搬出もあるのに、遅くまでいてしまって申し訳ない。

 今年の9月頃に芦屋で個展をするそうです。楽しみ。

(20160416追記)
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