キセイのカタチ
2019.2.23-2019.3.24 月休
10:00-18:00 入館17:30まで
伊丹市立工芸センター BF1 企画展示室
伊丹市宮ノ前2-5-28
[関連企画]
■ハリガネムシの展示
会期中展示
協力:伊丹市昆虫館
カマキリに寄生するハリガネムシの標本を展示します。
〇〇〇
タイトルにある「キセイ」。これを作家さんたちがどうとらえるか。
そして作品自体の魅力。
<高見文子さん>
3DCADで制作したものを出力。3Dプリンタは手で仕上げられないものも出力できてしまうところが面白い。手で仕上げることの価値がどうなるか。
写実画と写真との関係を想起させる。
<南実穂子さん>
腕時計の機構をアクセサリにしている。小さな歯車など単純に美しく感じる。
<中村智志さん>
PC基盤を切り取ってアクセサリにしている。
腕時計の機構以上にデザインとしては考えられていないと思われるPCの基盤だが、見れば見るほど美しく感じる。
<南公二さん>
陶器で作られたオブジェ。
建物を模して、歯車をデザインに用いている。
質感の古めかしさがいい味を出している。
今回は猫の要素はない。
「キセイ」は作品タイトルに隠れてる。
今回の目玉は、「キセイ」=「寄生」そして伊丹という昆虫館がある立地ということで、伊丹市昆虫館からハリガネムシの展示があること。
アート関連の展示会にこのような展示があるのは珍しい。
ハラビロカマキリの尻からハリガネムシが出ている標本が展示されている。
横にはハリガネムシの一生を示すイラスト。
針金もコンテンポラリージュエリーに用いられたりするから、ハリガネムシもあっていいんだよ、っていうメッセージもあるのかと思ったりなんかして、知らんけど。