ネコじかけのBlog

うちの猫(シマ)とフィギュア、外猫の記録。
VOCALOID関連の話題、展示会のレポート。

タグ:アーティストトーク

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KUAD graduates under 30 selected
 2014.7.30-2014.8.7
 11:00-18:00
 ギャルリ・オーブ
 京都市左京区北白川瓜生山2-116 京都造形芸術大学 人間館1F

 宮田彩加さん出展、アーティストトークに参加されるようなので見に行く。
 作品自体はすでに鑑賞済みのもの。例の立体の作品も展示されていた。
 KUADオーディエンス賞を受賞。
 来場者の投票によって選ばれる賞で、300票の中の30票をとったそうな。
 2位の人の倍弱の票数で、ダントツと言っていい。
 ちなみに出展者は31人。
 あの造形は見ごたえあると思う。
 注目している作家さんの作品が来場者の投票で賞をとったっていうのはうれしいものだ。

 川上幸子さんの作品が結構ツボ。
 あの造形は惹かれるわ。

KUAD graduates under 30 selected アーティスト・トーク「5W1H アーティストとして生きていく」
 2014.8.2
 16:00-17:30
 ギャルリ・オーブ
 京都市左京区北白川瓜生山2-116 京都造形芸術大学 人間館1F

 池田武史、金 光男、冬木遼太郎、宮田彩加、吉田沙織 + 藤本由紀夫、大庭大介[本学教員]

 アーティストさんたちの力の入れる方向、力を抜く方向の絶妙なさじ加減を感じる。
 それがたまたまうまくいっているのか、うまくいくようにしているのか。
 やりたいことをやっていたら、今に至るという意見が多かったけど、それを貫く意志の強さは要ると思う。
 引っ込んでいてはだめだ。
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第25回平櫛田中賞受賞記念特別展「SP0」 小谷元彦@井原市立田中美術館

 昨年から注目している作家 小谷元彦氏が特別展を開催するというので、行って来ました。
 本人が作品について語るアーティストトークも開催されるとのことで、どんな人なのか生で見ておきたかったというのもありました。

小谷元彦アーティストトーク
 2012.1.27
 10:00-11:00
 井原市民会館 鏡獅子の間
 井原市井原町311-1

 今回の「SP0」シリーズ、小谷氏の作品の芯である「ファントム」の裏返しの作品。
 「ファントム」は形はないが生きている、「SP0」は形はあるが生きていない。
 それは幽霊とゾンビとの対比になぞらえられる。

 話は「ファントム」の概念についての説明から、自分が惹きつけられるもの(クラシックバレエや仏像など)の話、そして作品群からの解説。

 興味深かったのが、今回出展されている「SP4:ザ・スペクタ−−全ての人の脳内で徘徊するもの」のエピソード。
 武者全身と馬の頭部は骨から復元して作られているのだが、武者の頭部の頭蓋骨は、最初は日本人のものを使っていたがなんだかしっくり来なかったようで、なぜかドイツ人のものを使うとしっくりきたとのこと。

 彼に作品を目の前にしながらのギャラリートークをしてもらいたくなった。
 その方が話しやすいだろうし。


冬季特別展 第25回平櫛田中賞受賞記念「SP0」小谷元彦
 2012.1.27-2012.3.20
 9:00-17:00
 1/27は10:30開館
 井原市立田中美術館
 井原市井原町315

 続いて、作品を見る。
 今回の展示はほぼすべて美術館で見たもの。
 今回セレクトされた作品は重厚感あるものだった。

 この中ではやはり「SP4:ザ・スペクタ−−全ての人の脳内で徘徊するもの」の存在感が際立つ。
 先ほどのトークで、この頭蓋骨がドイツ人のものだということを知って見ると、何となくそんな感じがしてくる。

 これを見ると思い出すのが、「ホロウ:全ての人の脳内を駆け抜けるもの」。
 この作品をもう一度じっくり見たい。
 私が小谷元彦氏に注目するきっかけの作品だからだ。

 今回は1室だけの展示で、作品数も少なかったのでちょっと残念。
 彼の魅力の一部しか表現されていないな。
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パラレル
 パラレル!(2008.9.11 パラレル。より)

パラレルワールド京都
 2011.11.11-2011.11.23
 10:00-20:00
 京都芸術センター
 京都市中京区室町通蛸薬師下る山伏山町546-2

 国立国際美術館で開催中の「世界制作の方法」。
 ここに展示していたクワクボリョウタ氏の作品「10番目の感傷(点・線・面)」がここでも見ることができる。
 見ると、今日アーティストトークもあり、クワクボ氏も出席されるとのこと。
 これは行かなければ。

クワクボリョウタ「10番目の感傷(点・線・面)」
 暗闇の部屋の中、小さなLEDライトをつけたNゲージの列車が走る。
 線路の横には日用品が置かれていて、列車のLEDライトに照らされて、壁に置かれているものの影が映る。

 壁に映る影を見ることで、あたかも列車に乗り込んだような感覚を受ける。
 会場には座布団が置かれ、座って鑑賞することができた。
 この作品は暗闇の中、静かにゆったり見るのがいい。

 クワクボリョウタ氏の作品以外にも興味のある作品があった。

八谷 和彦「視聴覚交換マシン」
 二人一組で体験する作品。
 相手が見ているものを見ることができる。残念ながら試すことが出来なかった。

田中耕一郎 児玉裕一 茂出木龍太 左居穣 「Tabio Slide Show」
 靴下を履いて、板張りの床を滑る体験。早速試した。
 思った以上に面白かった。滑るのは少しは心得があるので。
 でもスケートと違ってブレードのエッジがないので足元からすっこ抜ける可能性がある。
 ホッケーでのストップをやってみたら、見事すっこ抜けた。当たり前だけど。
 こういうことがありますよとスタッフに言っておいた。

アーティストトーク
 4組5人の作家さんが出席。
 司会の仕切りもあったが、作家さん自身がうまく他の作家さんの作品について話を振ったりしてトークイベントとして聴き応えがあり、面白かった。
 他の作家さんの作品もしっかりサーチしてるものなのだなと感じる。

 面白かったのが、メディアアートなどと書かれるとデジタル的、PCを用いたものを想起してしまうのだが、ここに出席している作家さんの作品はアナログ的なものが多いという点だった。

 文化庁メディア芸術祭 京都展「パラレルワールド 京都」

(2016.4.15追記)
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