心に残る作品を求めて・・・。
<20130186 ニューシティ・アートフェアOSAKA>
2013.4.24-2013.4.28
10:00-20:00 10:00-21:00 金土 10:00-18:00 4/24、28
阪急うめだギャラリー
大阪市北区角田町8-7 阪急うめだ本店9F
日本の現代美術フェア。
初日は閉場間近でさらっとしか見れなかったものの、目を惹く作品があった。
その作品がなければ多分再来場はなかった。
Gallery 点さんの出展ブースの金属工芸作品、河野迪夫さんの作品。
銅を加工し、生物をイメージした作品を作り出している。
そのフォルムは優雅でかつ洗練されている。
曲面を視線でなぞるのが心地いい。
特に目を惹くのはエイをモチーフにした大きめの作品。
細い尾のシャープさと描く曲線の美しさ、胴体部分のスリットの模様の美しさが際立っている。
じっくり見ていると、スタッフの方が説明してくれた。
実はその人が作家さんだった。
素晴らしい作品を目の前に作家さんと話ができるのはとてもうれしいことだ。
以前、SHINAで見た金属工芸作品について話すると作家さんをよく知っているとのこと。やはり同じ工房、金沢卯辰山工芸工房出身だった。
同じブースの小曽川瑠那さんの花びらをかたどったガラス作品もとても儚い感じが表れていて美しい。
この人も同工房出身。
<20130187 まるごと猫フェスティバル>
2013.4.24-2012.4.30
10:00-20:00 最終日17:00まで
阪神百貨店梅田本店 8階催場、9階「ステージ9」
大阪市北区梅田1-13-13
この時期恒例の猫関連の雑貨展示販売。
今年はねこふんにも参加されている。
数ある展示の中で、今回初出展の福嶋吾然有さんの猫絵画とフェルト猫は以前から注目している。
猫絵画はコラージュ作品。
花の写真などを貼り付けて、その上から描く方式。
コラージュの花の写真を貼り付ける場所が絶妙で、猫の姿に上手く溶け込んでいるが、存在感を失わない。
フェルト猫は初めて彼女の個展を見た時にテーブルに置いてあるのを見て、これはすごいと思った作品。
変にデフォルメされているのではなく、自然体の猫の姿が上手くかたどられている。見ていると尖った心が丸くなるような感じ。