展示会場。撮影、アップ許可得てます。(2018.4.22撮影)
小林京和展「足すことも引くこともできない理性的な美しさ」
2018.4.14-2018.4.29 月火休
12:00-17:00 水木金 13:00-18:00 土日
gallery C.A.J.
京都市中京区富小路御池下る松下町129
〇〇〇
万難を排して私は再びやってきた。
先週日曜日に訪れたこの展示。
(■小林京和展「足すことも引くこともできない理性的な美しさ」@ gallery C.A.J.(2018.4.22))
その時には作家の小林京和さんは不在。
そして展示会最終日の今日4/29に在廊されるとのこと。
やっぱり一度はお会いして話をしたいと思ったので、今日もやってきました。
外からしか見られない展示作品を見て入ろうとすると、ギャラリーオーナーと目が合った。
ギャラリーに入る。
小林京和さんがいた。
緊張して何も話せない、ということはなかった。話し易そうな方でよかった。
作品を眺め、手に取りながら作品のことについて、作品の根底に流れるものの話や、製作法の話をしていただく。
こちらも思ったことを色々話しする。
作品を眺めているとまた発見がある。
この多角形がこのようにつながるとこのような構造になるというのを作家さんにダイレクトに伝えることができる喜び。
切頂八面体で空間を充填する構造を作り出す時に切頂八面体のユニットを積み上げるのではなく、正方形を組み上げていくのがいいというのは実際手を動かして作って初めてわかったという言葉が重い。
幾何学の美しさを認識し、それを作品として作り出す技能力、賞賛してもしつくせない。
後はサンプルを手に取って感嘆の声を上げ、作品と比較して感嘆の声を上げ、作品をじっくりなめ回すように眺めるのみ。
自分の世界に入り込んでしまってるよな。
周りから見てどうしていいやらわからない態度で申し訳ない。
でも程度の差はあれ、この作品の美しさがわかる人は多いと思う。
18:00頃に声をかけられて、閉廊時間だと気がついた。
声をかけられなければこのままずっと見てたんじゃないかと。
小林京和さん、ギャラリーオーナーさん、ありがとうございました。