ネコじかけのBlog

うちの猫(シマ)とねんどろいど、外猫の記録。
VOCALOID関連の話題、展示会のレポート。

カテゴリ:展示会・講演会

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201704230039
 大阪市立自然史博物館第2展示室。

 特別展「石は地球のワンダー〜鉱物と化石に魅せられた2人のコレクション〜」を鑑賞し、特別展記念講演会「鉱物の特徴と環境」を聴講した後は常設展を見て回ることにしました。

 まずは入り口前にいるこの子たち。

201704230036 201704230037
 ナガスクジラの「ナガスケ」(左)とマッコウクジラの「マッコ」(右)の骨格標本です。

201704230038
 建物の外部につるされているのでこんなお客さんもいらっしゃいます。

 中へ。

201704230039
 太古の巨大生物たちの骨格が並べられてます。

201704230040
 その中に、オオナマケモノの骨格。
 昔はこんなに大きかったし、多分「ナマケモノ」じゃなかったんでしょうね。
 その後ろに中途半端に写ってる象が「アメリカンマストドン」。
 ここ最近ネットで名前が挙がってるマストドンです。(違う)

201704230041
 アライグマです。昔は「ラスカル」今は「アライさん」ですかね。
 ずっと思ってんですが、ラスカルのイメージじゃないですね。色とか。

201704230042
 ヌートリア。カピバラさんと間違える人がいますが別人です。
 戦時中、毛皮用に輸入されたんだっけ。

201704230043
 大阪市立自然史博物館の常設展で必見なのはこのゴキブリの模型。
 でっかいです、うまく作られてます。
 こんなの這ってたら嫌だよな。嫌のレベルじゃないか。

201704230044
 初音ミク「ウミユリ海底譚」(n-buna)(YouTubeに飛びます)でおなじみ?のウミユリの仲間です。
 ユリと付いているから植物かと思いきや動物です。
 しかもタコよりもわれわれ人間に近い生物。

 何度も見ているので、最初はボケっと眺めていくつもりだったけど見ているようで見てないところがぎょうさんありました。
 まあこれだけ展示されていたら見切れない。
 暇な時にボケっと見に来るのもいいかも知れません。

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特別展記念講演会「鉱物の特徴と環境」
 2017.4.23
 13:00-14:30
 大阪市立自然史博物館 講堂
 大阪市東住吉区長居公園1-23
 大人300円 高校生・大学生200円(博物館入館料)

 講師:地下まゆみさん(大阪大谷大学教育学部准教授)

 特別展「石は地球のワンダー」オフィシャルHP

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特別展「石は地球のワンダー〜鉱物と化石に魅せられた2人のコレクション〜」の記念講演会として開催されるこの講演会を聴講してきました。
この講演会があるからこの日に展示を見に来たというわけです。

特別展記念講演会「鉱物の特徴と環境」

<岩石とは?鉱物とは?>
 岩石:火成岩(マグマがかたまってできる)、堆積岩(砂や石が堆積してできる)、変成岩(上記2つが圧力を受けてできる)
 鉱物:固体地球の最小構成単位で岩石の構成物質。
    天然に産出する無機質で一定の化学組成と結晶構造を有する固体物質。
    水銀は液体だけど鉱物に含む。

 鉱物の写真のスライド:銅、岩塩、蛍石、コランダム(ルビー、サファイア)、石英(水晶、オパール)。
 お見せできないのが残念だが、こういうのが自分の目で見られるのが特別展。です。

<鉱物の大小(結晶の大きさ)>
 大きい方。
 メキシコのナイカ鉱山にはセレナイト(石膏)の巨大結晶(最大で長さ10mくらい)がある。
 一定の環境が長時間維持されている洞窟の中で結晶が育った。
 スライドで写真を見たが、結晶と言うと小さいイメージしかないのでとても違和感がある。

 小さい方。
 カオリナイト(粘土鉱物)の2μm以下の極小結晶。
 アスベストの1μm以下の針状結晶。
 ちなみにこの結晶が肺組織に刺さってがんの原因になる。発がん性は青石綿>白石綿。

<鉱物の特徴と分類>
・化学組成による分類
 陰イオンが主要なのでそれによって分類される。
 元素鉱物(ダイヤモンド、硫黄など)、硫化鉱物(黄鉄鉱など)、ハロゲン鉱物(岩塩など)、酸化鉱物、炭酸塩鉱物、珪酸塩鉱物。
 地殻内の存在度:長石>石英>・・・

・結晶系による分類
 等軸晶、正方晶、六方晶、斜方晶。
 結晶模型をストローとゴムひもで作ると理解しやすいとのこと。
 これは面白そう。結晶とか関係なしに。

・硬度、光沢、劈開、比重、色、条痕色などによる分類
 硬度(モースの硬度計(相対的な硬さを示す))・・・石英より硬いものが宝石になることが多い。
 光沢:金属光沢、非金属光沢(ダイヤモンド、ガラス、真珠、脂肪、樹脂、錦糸)
 劈開:方解石など
 比重
 色(鉱物の色調):塊の色と粉末の色。
  着色の原因:特定の元素による光の吸収、結晶内の欠損による光の吸収、電荷の異なる陽イオン間での電荷移動によるもの
 条痕色(粉末の色を見る)
 蛍光:灰重石、方解石、蛍石。(紫外線照射で可視光を発する)
 虹色を呈する鉱物:オパール、ラブラドライト

<鉱物の生成>
 液体、気体からの結晶化。
 鉱物がさらに変性し、新しい鉱物になる。
 生物によって作られる。

 宝石となる鉱物の条件:岩石中には希少な元素を主成分とする。

<鉱物の採集>
 坑内掘り:中国の蛍石採集の様子をスライドで例示。
 露天掘り:ロシアでの採集の様子を例示。
 鉱物が多数算出する国はロシア、カナダ、アメリカで、日本列島では変成帯に比較的広範囲に産出される。
 隕石:宇宙からやってくる鉱物。
 基本的に地球上の物質と変わらないので、土の上に落ちると地球上の鉱物と見分けがつかない。
 ロシア チェリャビンスクの隕石は破片が雪の上に落ちたので区別できた。

<鉱物の利用>
 窯業(セラミックス)、金属資源、貨幣や装飾品、化学肥料、火薬。医薬品、研磨剤、建材、化粧品など多岐に渡る。
 その一方、鉱物採掘や精錬などによる環境破壊が起こる。
 2000年頃のロシアの銅精錬所の例。山の木は枯れ、川は酸性で真っ赤に染まっている。
 日本でも足尾銅山が挙げられる。
 鉱物の利用は環境破壊を少なからず引き起こしている。
 そのように得られた資源は大切に使わなければならない。

 最後に、鉱物は長時間かけて形成されるもので、見た目だけではない視点を持って見てもらいたい と講演を締めくくられました。

 幼少の頃から石に関心のあった先生の今も変わらぬ鉱物への関心の高さとその魅力を伝えたいという思いが伝わってくる講演でした。
 これは研究者や技術者にしばしばみられることだけど、自分の扱っている対象に対して「この子」と呼ぶ。先生もそうだった。
 こういうのをきくと鉱物に対する思いが伝わってきてほっこりします。

 講演中、鉱物の写真がたくさん出てきたが、百聞は一見に如かずで標本を自分の目で見るのが一番だと思う。どんなに言葉を尽くしてもこれは伝わらない。
 だから今回の特別展に足を運んでみてください。

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201704230003


特別展「石は地球のワンダー〜鉱物と化石に魅せられた2人のコレクション〜」
 2017.4.22-2017.6.4 月休(5/1月は開館)
 9:30-17:00 入館30分前まで
 大阪市立自然史博物館 ネイチャーホール
 (花と緑と自然の情報センター 2階)
 大阪市東住吉区長居公園1-23

 観覧料:大人 300円、高校生・大学生 200円
 期間フリーパス:大人 500円、高校生・大学生 400円

 詳しくは特別展「石は地球のワンダー」オフィシャルHPを参照してください。

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 大阪市立自然史博物館にて鉱物と化石の展示会が開催されているので見てきました。

北川隆司鉱物コレクション
 故 北川隆司広島大学教授が収集した鉱物標本の一部を大阪市立自然史博物館および大阪市立科学館にて展示しています。
 展示は大きく分けて「岩石を作る鉱物」「金属になる鉱物」「宝石になる鉱物」「鉱物の形」。
 それぞれ見応えのある鉱物がありますよ。その一部を紹介します。

「岩石を作る鉱物」

201704230004 201704230005
 岩塩です。
 言わずと知れた食塩(塩化ナトリウム NaCl)の塊です。
 左側の標本の青い部分は長時間放射線を浴びて結晶構造に乱れができ、青く見えるとのことです。
 右側の標本の、食べることもできるが標本は失われるっていう説明に何とも言えん味わいが。

201704230006
 普通角閃石です。
 あれ、植物の化石か?と思ったんですが違います。
 シダ植物の化石みたいに見えた。

201704230007 2017032704横田真希展@Maruzen Button Galleryのお知らせ。
 ぶどう石です。(左写真)
 ぶどうの実のような形の石。
 先日の横田真希展での作品に用いられていた石(右写真)を思い出したんだけど、その石(グレープアゲード)とは異なる。

「金属になる鉱物」

201704230008
 自然銅

201704230009 201704230010
 胆ばん(左) 藍銅鉱(右)
 銅の色と言えば10円玉の色とか思い浮かべるのですが、普通では化合物で産出されるのでこんなきれいな緑や青の鉱物が見られます。

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 菱ニッケル鉱。
 緑色の蛍光ペンのようなラインの部分が菱ニッケル鉱。
 石にこんな色のラインがあったら上から誰かが塗ったんじゃないかと思ってしまう。

「宝石になる鉱物」

201704230012
 ラズライト(ラピスラズリ)
 ラピスラズリと言えば天然ウルトラマリンの原料。
 フェルメールブルーですね。
 宝石になる鉱物という項目を見た時からあるかなと思って見てました。
 あってよかった。

201704230013 201704230014
 コランダム(左) スピネル(右)
 コランダムってなんだと思ったらルビーやサファイヤのことなんですね。
 赤いコランダムをルビー、それ以外をサファイヤと言うらしいです。
 これだけでも何か勉強になったなぁと。
 そんでそのルビーに間違えられそうなのがスピネル。

201704230015
 石墨

201704230016 201704230017
 ダイヤモンド
 同じ炭素なのにこんなに違うのは面白いよね。

「鉱物の形」

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 オーケン石
 なんだこのカビみたいなのは。でもこれも結晶らしい。
 触ってみたいな。

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 針鉄鉱
 この黒い針状の結晶、白い透明な水晶の中でとても目立って見栄えする。

201704230020 201704230021

 石膏(砂漠のバラ)(左) 石膏(右)
 石膏ときいてイメージするのが骨折したときにお世話になるギプス。
 砂漠のバラも形状が面白いけど、右側の透明の結晶が石膏だって言われてもという感じがする。
 そういう意外性も楽しいもんです。
 ちなみにギプスなどに使われるものは「焼石膏」と言い、鉱物の石膏を熱して水分を飛ばしたものだそうな。

 結晶も様々な形があって面白い。同じ物質でも結晶構造が違うと外見が全く異なってしまう。

 ここに展示されている標本で約170点、流して見るだけでも鉱物って色々な種類があって、いろいろな形があって色があって面白いものだなと感じます。
 これだけあったらお気に入りの石が見つかるはず。
 さわれないのが残念だけど。
 ここに紹介した以外のものもたくさんあります。是非展示会へ。 

金澤芳廣化石コレクション
 金澤芳廣氏が四国を中心に収集された化石標本約600点の一部が今回展示されています。
 和泉層群と呼ばれる中生代白亜紀後期の地層からの化石が多い。

201704230022 201704230023
 最も目を惹くのがアンモナイトですね。
 昔から代表的な化石として名が挙がってますし、猫好きな人なら猫が丸まって寝ている姿をアンモナイトの形状になぞらえて「アンモニャイト」や「ニャンモナイト」というのは知ってるかと。

201704230024 201704230025
 このアンモナイトは変ですね。
 異常巻きアンモナイトと言うそうですが、これが一般的なら「アンモニャイト」や「ニャンモナイト」と言う呼び方は生まれなかったでしょうね。

201704230026 201704230027
 この標本の見せ方はかっこいいですね。
 化石の周りはノジュールと呼ばれる硬い石の塊でそこから化石だけを取り出します。

201704230028

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 エビ、カニ、ウニ。
 いいですね。海産物の宝箱やー、って感じです。
 エビなんて伊勢海老じゃないですかね。
 カニの形がしっかり残ってるところは素晴らしい。
 基本的な形はこの時代から変わってないんですね。

 他にも植物の化石や魚類、そして恐竜の化石もそろってます。

 過去にこの地球に生きていた生物たちの痕跡が悠久の時を経てこのように姿を現す。
 化石として見つかった生物たちはその時代やその生物種の代表になってしまうんだよな。

 47都道府県の石
 都道府県の鳥や花はあるのになぜ石がないの?ということで、日本地質学会が各都道府県の岩石、鉱石、化石を選定したそうです。
 その中で展示できるものは展示、できないものは写真などで紹介という形で展示しています。
 また、日本の石としてひすいが選ばれています。(日本鉱物化学会が選定)

 私は兵庫県在住なので、とりあえず兵庫県の石を見よう。

201704230031
 丹波竜は順当なところ。これを選ばずして何を選ぶのかというくらい。
 アルカリ玄武岩と言えば玄武洞、玄さんのいるところですね。
 玄武岩の玄さん知ってますか?知らない人は検索してください。
 黄銅鉱、明延鉱山今も採ってんかね、って1987年に閉山でしたか。

 後、目を惹いた石を紹介。

201704230032
 カオリンです。
 愛知県の石、ごめん、名前だけで選びました。
 でも、この石があったから瀬戸物があるんですよね。

201704230033 201704230034
 三重県の石(左) 長野県の石(右)
 三重県の石で目を惹いたのが「ミエゾウ」の化石。
 ミエゾウと言う象がいたってこと自体が初耳だったんで。
 ナウマンゾウとかに比べるとマイナーじゃないですか。
 三重総合博物館に全身復元骨格があるそうです。

201704230035
 ひすい
 日本の国石として選ばれたそうです。
 このひすいに関する講演会が5月14日にあります。興味がある方は聴講されてはいかがでしょうか。
 第34回地球科学講演会「国石になった翡翠について」

 詳しくは「県の石」「ひすい」を我が国の「国石」として選定も参照ください。

 自分の出身の都道府県の石を眺めても普通の人はピンとこないとは思いますが、この展示を見て自分たちのいるところの地下に眠っている石のことを思いめぐらせてもいいかなと思います。


 この特別展を観覧し、鉱物、化石を通して、自分たちの住んでいる地球の営みに触れることができたのはとても有意義なことでした。
 博物館なんて、と思っている人でも一度訪れてみるのもいいかも知れません。


 この後、特別展記念講演会「鉱物の特徴と環境」を聴講しました。


(追記 2017.5.20)
 特別展「石は地球のワンダー 〜鉱物と化石に魅せられた2人のコレクション〜」をブログで紹介いただいています vol.2(2017.5.19)にてこの記事をリンクしていただいております。

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2017040803時空は何でできているのか@京都大学基礎物理学研究所。1


市民講演会「時空は何でできているのか−ホログラフィー原理からの展望」
 2017.4.8
 13:00-15:00
 京都大学基礎物理学研究所 パナソニック国際交流ホール
 (基礎物理学研究所 (湯川記念館)1F)
 京都市左京区北白川追分町

 市民講演会ウェブサイト

 講演:
 超弦理論とホログラフィー原理(大栗博司氏、カリフォルニア工科大学/東京大学)
 異次元でクォークを解く(橋本幸士氏、大阪大学)
 スパコンで探る宇宙の創成(西村淳氏、高エネルギー加速器研究機構/総合研究大学院大学)

2017040807市民講演会「時空は何でできているのか」ポスター。


■超弦理論とホログラフィー原理 大栗博司氏(カリフォルニア工科大学、東京大学)

 人類は古来から宇宙がどのように始まったのか、どのようにできているのかに興味があった。
 それを科学的な方法で解明する当初となったのが400年前のガリレオガリレイの望遠鏡だった。

 宇宙に働く力として、マクロな世界(太陽系、宇宙の進化)を支配する重力、ミクロな世界(原子核、素粒子)に働く力がある。
 この二種類の力を統合した理論の構築は現在進行中。
 ホログラフィー原理がそのカギになるかも知れない。

 ホログラフィー原理とは・・・
 宇宙には多くのブラックホールがある。
 2016年LIGOの重力波の観測:二つのブラックホールの合体によるもの。
 銀河の中心にはブラックホールがあるのがわかっている。

 そのブラックホールには「自由度」がある。
 「自由度」とはどれだけの場合の数があるかを示す指標。
 場合の数=2^自由度
 2次元なら自由度〜面積(〜:比例関係)
 3次元なら自由度〜体積

 3次元物体の場合自由度は体積に比例するが、ブラックホールの自由度はその表面積に比例することが示された(S・ホーキング)

 ここからホログラフィー原理が提案される。
 量子重力理論の基本的な自由度は時空間の領域を包む表面に定義できる。

 ホログラフィー原理は超弦理論において実現している。
 重力を含む3次元の物理現象が2次元面で表現できる。
 重力は幻想?空間も幻想?

 ホログラフィー原理は重力理論と量子情報理論の深い関係を明らかにしつつある。
 時空間は量子状態のもつれからできているのかも知れない。

■異次元でクォークを解く 橋本幸士氏(大阪大学)

 素粒子であるクオークの運動を解明したい。
 クオークの運動方程式はわかっているのだがそれが解けない。
 クオークは単体では外部に出て来ない。「クオークの閉じこもり」

 今まで実験で確認された粒子は重さの異なる同性質の物が多数見つかっている。
 (パーティクルデータブックに記載)
 なぜ異なる重さのものが多数あるのか。

 それを異次元から説明する。
 どうして異次元が見えないのか。
 1)「進めない」異次元方向へは進めない。
 2)「見えない」異次元が小さく丸まっている。
 もし陽子に異次元が見えていたら?
 陽子が小さく丸まっている異次元を回ると別の粒子に見える。
 異次元を何周するか=重さ

 粒子は波でもある。
 回っている円周の長さで波長が決まる。
 短波長=高エネルギー
 E=mc^2

 これで重さの異なる同性質の粒子が多数見つかっていることを説明できる。

 超ひも理論で異次元を「見せる」。
 クオーク(3次元)=異次元重力
 クオーク(3次元)の運動は難しくて解けないが、異次元重力ならアインシュタイン方程式で簡単に解ける。
 超ひも理論ではクオークが開いたひも、重力子が閉じたひもと考える。
 クオークが3次元空間を運動する軌跡は重力子が異次元方向へ運動した軌跡と解釈できる。

 その考えに基づいて計算すると実際の現象とかなりの一致を見る。

■スパコンで探る宇宙の創成 西村淳氏(高エネルギー加速器研究機構)

 現在の宇宙像:137億年前に宇宙は始まった。
 しかし、始まる前はわからない。
 そのことを最先端の物理学がひとつの可能性を示唆する。
 「小さな9次元空間から宇宙が誕生した。」

 1.時空は曲がる。
 アインシュタインの一般相対性理論から導き出され、実際に観測もされている。
 アインシュタイン方程式を解くと、ブラックホール、膨張宇宙が導き出される。

 2.曲がり過ぎるとどうなるか。
 初期宇宙では時空は極端に曲がっていた。
 宇宙が小さくなればなるほど時空の曲がり具合は大きくなる。
 時空の曲率半径がプランク長さ(10^-33 僉砲茲蠑さくなると一般相対性理論は使えない。(重力の量子論が必要)
 と言うことは宇宙の始まりを探るのに一般相対性理論は使えないということになる。

 超弦理論:すべての素粒子は極微のひもである。一般相対性理論を拡張する理論。
 ホログラフィー原理:曲がった時空を行列で表せる。
 D-ブレーン:開いたひもがくっつくことができる「板」。ここに時空が投影される。

 ここからIKKT行列模型が考え出される。
 スーパーコンピューターで計算すると他の6次元は小さいまま3次元だけが膨張する宇宙が導き出される。

■「研究者と話そう」
 各講演者の前に並んで1対1で質問ができる時間。
 質問するだけの物が私にはないので退散。

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 ホログラフィー原理って、我々が見渡している3次元空間に見えていると思っているものが、2次元の表面にある情報を得ているだけだという解釈でいいのかな。

 3次元は本当は2次元。
 次元の異なる事象が見方を変えるだけで同一事象として解釈できる。
 宇宙は9次元だけど3次元だけが大きくなった。
 それらがホログラフィー原理で導出される。

 この講演会は高校生以上が対象だということだけど、おれが高校生だった時にこれを聴いてもわかったかどうか。
 今もわかってないけど。
 こういうのを聴きに行くときに予習しておかなきゃなと思いつつ、いつも忘れる。

 それはさておき・・・

2017040804時空は何でできているのか@京都大学基礎物理学研究所。2
 ホールを出たところにある数式などが書かれた黒板。
 まさに今日見てきた西村勇人「Commons」の作品を地で行くもの。

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2017040802西村勇人「Commons」@MATSUO MEGUMI+VOICE GALLERY

西村勇人「Commons」
 2017.4.4-2017.4.15 日月休
 11:00-19:00 最終日17:00まで
 MATSUO MEGUMI +VOICE GALLERY pfs/w 展示室B
 京都市下京区富小路通高辻上る筋屋町147-1

 西村勇人「Commons」(KG+)

 この後聴きに行く「市民講演会「時空は何でできているのか−ホログラフィー原理からの展望」@京都大学基礎物理学研究所 パナソニック国際交流ホール」と大いに関連があるので見ておきたかった。

 黒板の写真。
 理論物理は数学を用いて事象を記述する。
 その記述が残されている黒板。
 この世の中で起こっている事象の根源であろうことがここにある。

 「理化学研究所数理創造プログラム2017」
 左端に水道のついている流しの絵が気になる。これだけが明らかに違う事柄。

 「村山斉機構長の黒板、東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構」
 多分、今日聴きに行く講演会に大いに関係ありそうな内容だと思う。
 講演者の一人、大栗博司氏は東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構の研究員だったはず。

 黒板に書かれた内容は正直言って理解できない。
 所々で見知ったことを見つけられる。私の知識はそんな程度。

 作家の西村勇人さんは実験施設などを撮影し、作品として発表している人で、核融合実験炉の写真を見たことがある。ポートフォリオにその作品があった。
 この様な装置にも美を見つけることができる。

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2017040608横田真希展@Maruzen Button Gallery

横田真希展
 2017.4.3-2017.4.8
 11:00-19:00 最終日17:00まで
 Maruzen Button Gallery
 大阪市中央区島町1-1-2 丸善ボタンビル1F

 ギャラリーに入ると今回のDMの作品と対面。
2017032704横田真希展@Maruzen Button Galleryのお知らせ。

 グレープアゲードと言うブドウの実がついているような石を使った作品で、その実の球形をかたどった金の透かし彫りの細かさが実に横田さんやなあと。

 昨年の東京の展示から展示されているというミニチュアのテーブル、ポット、カップ、ショートケーキ。
 ポットやカップは金属、テーブル、ショートケーキは石で作られている。
 メノウの層を見て、ショートケーキを思いついたとのこと。
 新しい基軸の作品で面白い。

 横田さんがつけていたネックレスのデザインが目を惹く。
 直径5cmくらいの正十二面体をかたどった作品。正多面体に注目してくれたのはとても嬉しい。
 面の五角形を中心から辺に垂直に下ろした線だけを残して透かしを施してあるのが美しい。

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2017040212アートダイブ#12@インテックス大阪。1

アートダイブ#12
 2017.4.1-2017.4.2
 11:00-17:00
 インテックス大阪
 大阪市住之江区南港北1-5-102

 入場料:前売500円、当日700円

 アートダイブオフィシャルサイト

 イラストとハンドメイドの作家さんが集まる展示即売イベント。
 気になったブースを紹介。

 B-19 あすなろ。
 切り絵や原画のポストカード、切り絵を使ったアクセサリーなど。
 惑星シリーズの惑星と昆虫を合わせたデザインが気に入った。

 B-45 月本せいじ
 ポップアップカードや球体のペーパーアート。
 紙を組み合わせて球形にし、その中に文字や人型などの切り抜きを入れている球体ポップアップカードが面白い。
 飛び出す絵本のように折りたたんで平面にできるところがいい。

 B-74 アトリエココ
 ポップアップアート。
 飛び出す絵本で見かける建物などのポップアップアート作品。
 後で名刺を見ると、自分でポップアップカードを作れるようになっていた。
 こういうのはありがたいね。

 C-72 pao na miu
 トカゲなどの爬虫類、サンショウウオなどの両生類などのぬいぐるみ。
 爬虫類、両生類のコミカルなデザインと、布のカラフルさでかわいらしく仕上げてある。

 C-115 渡邊春菜
 イラストレーション・版画等
 ブースの壁に大きく貼られた 水に口まで潜ってる女性のイラストが目を惹いた。

 F-04 pink cotton candy
 ミニチュア食器 食器、インテリア陶器。
 ドールにはぴったりの大きさの食器。
 雪ミクのドールがカップ持ってたのがピッタリ。

 F-11 Dandelion-Popo
 タンポポの綿毛を加工し固定したものをオブジェにしたもの。

 F-85 合体・変身、シェアする鞄「モジュールバッグ」
 パーツを組み合わせて、自分の使い勝手のいいバッグをその都度組み合わせることができる。
 こういうアイデア好きだな。

 F-113 umiro
 真鍮のアクセサリー。
 リボンのような平たいひもをイメージしたような指輪のデザインがよかった。

 G-95 猫の手も借りたい
 ガラスフュージング技法のアクセサリー。
 猫の手をイメージしたアクセサリーはかわいく仕上がってる。
 また、キラキラ輝く光沢があると小粒でも存在感が出るもんだなと見ていて感じる。

 猫の肉球をデザインしたガラスが付いたヘアゴムを購入。
2017040213アートダイブ#12@インテックス大阪。2

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2017032207cocoroiro+@光陽堂画廊。1

cocoroiro+ 3人のランプワーカーとココロイロ工房の仲間たち
 2017.3.20-2017.3.26
 11:00-19:00 11:00-17:00 最終日
 光陽堂画廊
 大阪市天王寺区上本町7-3-2

 酸素バーナーでガラス作品を制作されている新野恭平さん、齋藤直さん、野上真理子さん、そして新野さんが主宰するglass工房ココロイロの生徒さん達を含めた計40名の展示。

(新野恭平さんの作品。)
 宇宙を内包した生物の作品がとても美しい。
 カメレオンの胴体に宇宙がある作品が目を惹いた。これいいなぁ。
 後、カラスが乗っている卵の中に宇宙がある作品(カラスの宝)もカラスと言う存在が作品の世界を引き立たせている感じがしてとてもいい。

 「宇宙色」の作品を見て、先日ボーパラ関西で購入した夕凪ショウさんの「宇宙アラザン」を思い出した。
 あの夜店にはこんなのが売ってそうだ。

(野上真理子さんの作品。)
 目を惹いたのが金魚が瓶の蓋についている作品。
 金魚のキラキラ輝いたところがとてもきれいで、そこにまずは目が行くのだが、その下の水中をイメージした色の瓶の造詣も加工もとても美しい。

(齋藤直さんの作品。)(2F)
 球体の作品が目を惹いて仕方がなかった。
 こういうのが大好物。
 入れ子構造で内部にも球を入れたらボルボックスだよな、これ。
 またイメージで言うと、「分子の自己組織化でつくる巨大で精密な人工カプセル」を思い出させる。多分こんなやつはなかなかおらんやろけど。

 glass工房ココロイロの生徒さん達の作品を見る。
 来場者が気に入った作品を3つ選んで投票するというのが行われている。
 こういうシステムは作品をじっくり見るきっかけになるから鑑賞者からすると面白い。
 作家さんからするとどうかわからないけど。

 さまざまな作品があって見応えあったのだが、これだけは書いておきたい。
 ここで初音ミクに会えるとは思っていなかった。
 全くの予想外だった。

 作品鑑賞以外にも楽しみにしていたことがある。
 それはバーナーを使った実演。

 齋藤直さんの実演を見る。
 まず目が行ったのがバーナー。
 とても細いバーナーでなんかエアブラシかなんかかと思う感じ。
 それで細いガラスを用いて加工していく。
 外形をとり、その間に細いガラスで脈を付けていく。
 そうすると、蝶の羽が出来上がった。
 細いガラス棒なんて熱しすぎたら切れちゃうだろうしうまくつなげたりするのは難しそうだ。
 不器用だから余計そう思う。

 新野さんの実演。
 「宇宙色」のマーブルを作るところを見た。
 作業のそれぞれが見ていて面白くて目が離せなくなった。
 ガラスに金や銀を蒸着させて色を出す作業、オパールを内包する作業、裏面に黒いガラスを付蹴る作業、そして作品を真球に近づける作業。
 熱を加えている時の赤く染まったガラス玉は宇宙の誕生をほうふつとさせる。
 作品も美しいのだが、それを作り出す過程それぞれも美しい。

 さらに小さなガラスのぐい飲みを制作するのもずっと眺めていた。
 すると、やってみますかと言われたのでやってみることに。
 これは予想外だった。
 実演を見るだけでも結構満足していたのに実際に使わせてもらえるとは。
2017032208cocoroiro+@光陽堂画廊。2
 懇切丁寧に教えてもらってできたのがこれ。私の初めてのガラス作品。

 色ガラスを土台のガラスチューブに付けていき、それを熱して内包させる。
 最初に色ガラスを付けたのが外面なのに、最終的にはそれがガラスの内部で花びらになるというのが面白い。
 れんげの花のような形の花びらがガラスの中に咲いた。

 ただ鑑賞するのと、実際に作っているところを見てから鑑賞するのと、実際に作ってから鑑賞するのと、それぞれ作品を見る目が変わってくる。

 まずはふらっと立ち寄る程度でもいいと思う。
 ふらっとにならなくなるかも知れないけど。



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2017031907市民科学講演会「宇宙と素粒子の新しいトビラをひらく」1

日本物理学会 市民科学講演会「宇宙と素粒子の新しいトビラをひらく」
 2017.3.19
 13:30-16:10 開場13:00
 池田市民文化会館(アゼリアホール)
 大阪府池田市天神1-7-1

 講演会サイト


「超ひも理論でひらく時空のトビラ」 橋本幸士さん(大阪大学大学院理学研究科教授)

 超ひも理論の話。

1.宇宙を支配する数式がある。
 それが「素粒子の標準理論の作用(+重力)」
 数式が長いが一つの式。
 項の一つ一つは天才物理学者の功績で付け加えられてきた。
 (重力についてはアインシュタイン、電磁気力はマクスウェル、強い力・弱い力はヤン・ミルズ、反粒子はディラック、対称性の破れは南部陽一郎、湯川相互作用は湯川秀樹)
 宇宙の真理を発見する=正しい式を書く。

2.素粒子とは?
 素粒子とは人類が知る最小構成物、時代によって変わる。現在はクオーク。
 宇宙は素粒子でできている。
 物質粒子:クオーク6、レプトン6、ゲージ粒子:4、ヒッグス粒子:1 合計17種類。
 素粒子の数式が宇宙を支配している。
 しかし、なぜ18種類の素粒子があるのかが疑問。
 物質をなす素粒子、力を伝える素粒子、質量を与える素粒子、これらを合わせられると思われているのが「大統一理論」。
 そして、それらに重力を伝える素粒子をも合わせられると思われているのが「超ひも理論」。

3.世の中は素粒子でできている。
 理学部の人間:世の中とは「光と重力」である。

 誰が「光子」を用意したのか。
 超ひも理論なら光は自動的に出てくる。
 なぜ光には「偏光」という性質があるのか?
 素粒子理論では説明がつかないが、光子が開いたひもならばひもの振動の方向が偏光として現れる。(ただし未検証)
 この理論で数式を立てると解ける。(南部陽一郎)

 超ひも理論なら重力も自動的に出てくる。
 重力波には光の偏光に当たるものが2方向ある。重力子が閉じたひもならば説明でき、数式でも解くことができる。

4.偏光素粒子は力を伝える。
 超ひもなら偏光素粒子=重力?
 開いたひもがある方向に移動したときの軌跡を別の方向から閉じたひもが移動した軌跡と解釈することもできる。
 開いたひもは偏光素粒子、閉じたひもは重力子とすると、偏光素粒子は異次元にも伝わる仮装重力として解釈できる。
 つまり、光が3次元空間を伝わるということが、重力が異次元、高次元を伝わると解釈してもいいということ。
 この理論の異次元重力の計算で得られた結果が実際の現象と合致する。

 以前のラボカフェ(■宇宙は縦・横・高さだけなのか?〜超ひも理論と高次元の世界〜@アートエリアB1。(2017.2.21))の話と基本的には同じで、少し話を付け加えた感じ。
 そしてやっぱり最初の掴みは超ひも理論の歌から。

 講演の後の質問で出たこと(一部)。
 「超ひも」とは長さは決まっていなくて、張力が一定であると考える。
 「超ひも」の「超」は超対称性の「超」。


「重力波とニュートリノでひらく宇宙のトビラ」 梶田隆章さん(東京大学宇宙線研究所所長)

 重力波、ニュートリノ、カミオカンデ、スーパーカミオカンデ、KAGRAの話。

1.ニュートリノの話。
 ニュートリノがなぜ重要か?
 超新星爆発を観測するのにニュートリノの観測が欠かせない。
 超新星1987Aのカミオカンデでの観測がノーベル賞につながった。

 超新星爆発はコンピューターシミュレーションで再現できるようになってきた。しかし、まだそれは不完全で実際の現象を観測することは欠かせない。
 光では超新星内部まで見ることができないが、ニュートリノや重力波は内部を通り抜けてくるので内部の情報を得られる。

 今、注目している超新星爆発しそうな星がある。それはオリオン座にある地球から600光年離れたベテルギウス。
 爆発しそうだというものの、明日爆発するかも知れないし1万年後かも知れない、というオーダーでの話。
 ベテルギウスが爆発すると、ニュートリノの観測数がスーパーカミオカンデで2500万個/秒、人体でも50個/秒あると言われる。

 しかし待っていてもなかなか爆発しないので、過去の超新星爆発を観測するという方向でスーパーカミオカンデを改造するそうな。

2.重力波の話。
 アインシュタインが一般相対性理論で重力波が真空中を伝わるとのことを導く。
 それが2016年2月11日(現地)に発見される(アメリカ LIGO)。
 連星ブラックホールの合体による重力波を観測した。
 13億年先で太陽の36倍の質量と29倍の質量をもつブラックホールが合体し、太陽の62倍の質量をもつブラックホールになった。そして太陽の3倍の質量分が重力波になって放出されたとのこと。

 重力波は観測がかなり難しい。
 地球と太陽の距離は1億5000万キロメートル。そこを重力波が通過するとその距離が水素原子1個分くらい変わる。そのレベルの観測を地上の施設で行うのは至難の業。

 重力波望遠鏡は同じ距離の光を通すパイプを90度の角度の方向に作り、光を分岐させて、その先の鏡で反射させて元のところへ戻ってくるタイミングを見てゆがみがあるかを測定し、重力波が通過したかどうかを観測する。

 感度を上げるために現在できることをすべてする。
 施設を地下に建設し、真空にする。鏡を防振のために吊るし20Kに冷却する。
 鏡はサファイアでできており、直径22僉厚さ15僉23kg。
 サファイアでできている理由は極低温で最も性能がいいから。
 研磨も原子レベルの平滑さで行う。

3.重力波天文学。
 重力波で観測する対象。
 ブラックホール連星。
  今回の重力波の発見で新たな謎が。
  今回の合体したブラックホールの元の質量がこれだけ大きかったのはなぜか。
 中性子星連星。
  金やプラチナの生成のメカニズムがわかるかも。
 超新星爆発。
  ニュートリノと重力波の観測でさらに詳しい観測ができる。

まとめ。
 宇宙には光だけでは観測できないことがある。
 そこで、ニュートリノや重力波は大切になってくる。
 KAGRAは2019-2020に観測を始めたい。
 これからの研究に期待して欲しい。そして興味があったら研究に参加して欲しい。


 おまけ。
2017031908市民科学講演会「宇宙と素粒子の新しいトビラをひらく」2
 玄関に掲げられていた看板。

2017031909市民科学講演会「宇宙と素粒子の新しいトビラをひらく」3
 阪急石橋駅の階段の横に大きく「物理学会」と書かれた紙。
 駅の西口を出ると看板を持った人が。
 要所に人を配置していて、地図を見ずに到着できた。

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<はじまりは金属から>
 2017.2.15-2017.3.5 月火休
 13:00-18:00
 gallery C.A.J.
 京都市中京区富小路御池下る松下町129

 浅野式子 安藤康裕 岩田広己 小林京和 常名泰司 周防絵美子 田口史樹 三島一能 平川文江ほか(出展作家、敬称略)

 京都市勧業館みやこめっせから徒歩でgallery C.A.J.へ。
 ここに来るのも久し振り。
 今回は小林京和さんの作品が展示されているというので足を運んでみた。

 外から見えるショーケースに小林京和さんの作品があった。
 多面体を組み合わせた構造物の中にガラス球を入れている。
 立体構造の高分子の空間に金属原子を内包したイメージが頭に浮かぶ。

 中に入り、作品を見て行く。
 小嶋崇嗣さん。
 プラモデルのランナーを組み合わせた作品。
 こういうものも組み合わせていいのかと驚く。

 田口史樹さん。
 タガネでシルバーをたたき、それを糸鋸でくりぬく。
 表面の乱反射による輝きが美しい。

 小林京和さん。
 正十二面体を複数接続した作品。その正十二面体の対角線もステンレスワイヤーで結んでいる。
 その姿は四次元多胞体の三次元に投影したものを彷彿とさせる。

 本当にこの人の作品は美しい。見ていて惚れ惚れする。
 ワイヤーアートやフレームによる立体構造が好きな人は惹きつけられると思う。
 スポットライトでワイヤーがキラキラ輝くのを愛でるのと同時に、下に映ったワイヤーの影を眺めるのもいい。
 影は三次元立体の二次元への投影。ライトの方向によって形状も変わる。

 いい作品を見ると饒舌になる。
 小林京和さんの作品を見た時のイメージについてギャラリーオーナーさんと話す。
 高分子の構造内に原子を内包しているイメージ。
 フラーレンの話をすると、新作にその形状のものがあるという。
 正十二面体を複数組み合わせた作品には、四次元空間の立体(多胞体)の三次元空間への投影のイメージがあると伝える。

 小林京和さんの作品はもちろんのこと、他の作家さんの作品も目を惹くものが多く満足できる展示だった。
 デザインのアイデアがあって、それを具現化できる技術がある。
 その両輪があってこの素晴らしい作品たちが世に生まれる。

<Mirjam Ala-Rachi展「parting」>
 2017.2.21-2017.3.5 月休
 15:00-19:00 最終日18:00まで
 Art Spot Korin
 京都市東山区元町367-5

 ここは始めて来るギャラリーだ。艸居の道を挟んで対面の奥にある。
 閉廊15分前に到着。
 20僉30儖未了罎観音開きに折られ、ギャラリーの壁に20枚ほど貼られている。
 和紙らしき紙の表面には木の年輪のような柄、観音開きの中には金色の塗料がついているものがほとんどで、ついていないのは2つだけ。

 何かようわからない。
 出ようかと思ったが、何回か作品を見て、話を伺うことに。
 作家さんが自分の内面にあるイメージを形にしたものだという。

 現代アートはコンセプトをつかめないことが多くて、それをつかむのも鑑賞の一部。
 作家の意図をつかまなくてもいい。自分なりのものを得られたらいい。

 金色の塗料が塗られていないのが2つだけなのは何故かと問うと、それは自分で考えてくれとのこと。


 久々に京都のギャラリーを巡って、アートって面白いなと再確認。

(2017.3.15追記)

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2017022101宇宙は縦・横・高さだけなのか?@アートエリアB1。1

<宇宙は縦・横・高さだけなのか? 〜超ひも理論と高次元の世界〜>
 2017.2.21
 19:00-20:00
 アートエリアB1
 大阪市北区中之島1-1-1 京阪電車中之島線なにわ橋駅 B1コンコース

 ゲスト:橋本幸士さん (大阪大学大学院理学系研究科教授)
 カフェマスター:若林魁人さん(大阪大学大学院基礎工学研究科)、近藤成美さん(大阪大学大学院理学研究科)

 カフェマスターの挨拶後、橋本幸士さんの登壇。

 橋本教授の著書を漫画化した、「マンガ 超ひも理論をパパに習ってみた。〜天才物理学者・浪速阪教授の70分講義〜」のイメージPVを見る。
 マンガの絵に音楽を付けて仕上げている。歌も入ってなかなか本格派。

 PVを見終わり、話が始まる。

 縦、横、高さは例えば直方体の体積を求めるときに公式に出てくる。
 直方体の体積=縦×横×高さ
 そう計算すればうまくいく、世の中で使うのには支障がない。

 しかし、縦、横、高さとは何だとは問わない。
 それを考えるのが理学部。
 この様にすぐには何の役にも立たない(実用性がない)ことを考える学部が理学部。

 そして本題の「超ひも理論」についての話が始まる。

 超ひもで世界ができていると考えると、
 1)世の中の仕組みがわかる。 2)最大の謎:重力がわかる。

 1)世の中の仕組みがわかる。
 現在見つかっている素粒子は17種類。その素粒子が「超ひも」でできていると考えてみる。
 ちなみに「素粒子」とは人類が知る最小構成物のこと。

 ここで「光子」(光)について考える。
 光子が(開いた)超ひもであるとすると、超ひもは振動することができるので偏光を説明できる。
 ただし、これは未検証である。

 2)最大の謎:重力がわかる。
 「重力」は(閉じた)超ひもであると考えてみる。

 開いたひも(光)が下から上へ移動するときの軌跡はある曲面になるが、それを縦に輪切りにすると閉じたひもが現れる。
 この輪切りの断面の形状の閉じたひもを考えるとこの輪切り方向と垂直に移動した軌跡もこの曲線になる。
 このように開いたひも(光)も閉じたひも(重力)も同じもので解釈が違うと考えられる。
 ひもの移動の方向も違う次元で考えられるので光は異次元重力だと考えることができる。
 量子力学で粒子と波の二面性があるのと同様に光と重力も同じものを見ていると考えられるかも知れない。
 ただしこれは未検証である。

 ここで少し話題が変わって、二次元小説の話。
 橋本先生が考え、話題となった何通りにも読める小説。
 今日はこれの短いバージョンで二次元俳句(二次元川柳)を作ってみよう。
 と四角い枠が書かれた紙を渡される。
 しばらく時間を取って二次元俳句を作る。
 有志の参加者の作品の発表。私は完成できなかった。
 最後の5文字がうまく合わず。残念。

 話は戻る。
 素粒子17種類を円形に並べた図。
 隣同士は引っ付くことができるなど、ある規則で並べられている。
 宇宙のすべてを記述する数式である「素粒子の標準模型の作用(1967-2012)」
 まだこれは完全ではなく、これで説明できないことを説明しようとしているのが超ひも理論である。
-----------------------

 超ひも理論(超弦理論)を知ったのは20年程前、何となく英語の本を読んでみようということで「HYPERSPACE」と言うタイトルのペーパーバックを購入して読んだ時だった。
 結局全部は読み通せずに本もどこにあるのやらわからなくなってしまった。

 素粒子を粒子(点)ではなくてひも(弦)と考えることでいろいろなことが説明できるとのことで、なんかすごいなあと(語彙力貧困)。
 それで世界は時間を含めて4次元だと思ってるけど、11次元じゃないかとかいう話だった。
 SFよりもSFしているような感じでワクワクしたものだった。

 こういうわからないけどワクワクさせるものっていい。

 講演で聴いた、光と重力が表裏一体だっていう話はとても面白い。
 点よりもひもの方がいろいろな機能を持たせられるのでこの様なこともできるんだな。

 この世界がどのようにできているのかなんて知らなくても生きていけるけど、そういうことを研究している人もいる。超ひも理論を研究している人の数はパンダの数ほどだという。

 宇宙のすべてを記述する数式である「素粒子の標準模型の作用」については以前、■青い地球はてのひら。(2016.11.12)にて参照した橋本先生が講演している光景をツイートしたものを見かけたのが最初の遭遇。
 そしてここから巡音ルカ「into the BRANEWORLD.」(kvold)につながったのが面白い。

 最後にギャラリーについて。
2017022102宇宙は縦・横・高さだけなのか?@アートエリアB1。2
 京阪電車中之島線なにわ橋駅。ここを降りて少し行くとギャラリースペースがあります。
 ここで行われていた講演会には何度か来たことがある。
 そう言えば地域猫の講演もあったな。

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ネコらしい・・・。 ネコハエトリ
 本当にラブリー(笑)
 (2009年5月9日撮影)

シンポジウム「クモの世界の楽しみ」
 2016.11.20
 13:00-15:30
 大阪市立自然史博物館 本館講堂
 大阪市東住吉区長居公園1-23

大阪自然史フェスティバル2016

(スケジュール)
 13:00 はじめに
 13:10 「クモ:身近な隣人の知られざる生態」
     馬場友希氏(国立研究開発法人農研機構 農業環境変動研究センター)
 14:00  休憩
 14:10 「あなたもハエトリを探したくなる!」 須黒達巳氏(慶應義塾幼稚舎)
 15:00 「クモをとりまく昆虫たち」 松本吏樹郎氏(大阪市立自然史博物館)

 その後、質疑応答など。

2016112015大阪自然史フェスティバル2016に行ってきました。3

 今回、ここに来た主目的がこのシンポジウムに出席することでした。

 12:40頃に講堂へ。結構人が集まってきた。
 近くに座っている人達がクモの標本をネタに話をしている。南米の毒グモのようだ。
 クモ同好会の人らしい。

 13:00になり、シンポジウム開始。
 司会の松本吏樹郎氏(大阪市立自然史博物館)があいさつ。ああ、やっぱりこの人Oさんに似てるなぁ。

 そしていよいよ本題へ。

「クモ:身近な隣人の知られざる生態」
 馬場友希氏の登壇。

 クモってどんな生き物か、クモの身体の特徴、象徴的とも言える網、オスメスの事、最後に人との関わりについての話を通じて、大概の人が知っているクモの知らない部分を紹介していく。

 造網性のクモからハエトリグモなどの徘徊性のクモが進化してきたということが意外だった。
 徘徊性のクモは網を作るのをやめたってことなんだな。

 クモの網の構造の多様性に驚く。
 よく思い浮かべる円形の網(円網)の他にも立体的な構造を持つ網があるがその形も多種多様。
 はしご網というガを捕まえるのに特化した構造や、獲物を捕らえるための粘球の代わりに細かい糸をくっつけ、静電気で獲物を吸引しているのではないかと言われているもの、はたまた粘球を付けた糸を振り回してガを取るものまでってもうこれは網じゃない。

 クモはオスが小さく、メスが大きいことが多い。
 オオジョロウグモでは体重差が約100倍あるそうだ。
 オスはメスに食われたりする。しかも交尾前に食われてしまうこともあるらしいのでそれは本当に犬死だ。
 後程の「クモになるとしたらどのクモがいいですか」と言う質問に「オスにはなりたくない」との返答を馬場氏がしているのは、まあ至極当然かと。

 クモは見た目から嫌われていることが多いけど、実際は害虫を食べてくれる存在である。そういうところも見てやらないといけないなと感じる。

 休憩後、次の講演に。

「あなたもハエトリを探したくなる!」
 須黒達巳氏の登壇。

 クモの中でもビジュアル的にも受け入れられやすいハエトリについての紹介。
 ハエトリグモの特徴、代表的なものの紹介から、ハエトリグモの見つけ方や演者本人の日本のハエトリグモ全種制覇や新種発見にまつわるエピソードの話など、ハエトリグモを愛してやまない感がビンビン伝わってくる講演だった。

 確かにハエトリグモはビジュアル的にとてもかわいらしいと思う。
 この記事の冒頭の写真は以前私が撮影したものだが、どう見てもかわいいだろ。

 ハエトリグモは他のクモと違って、目がとてもいい。
 PCのディスプレイに留まっていて、マウスカーソルの矢印を獲物と勘違いして追いかけたりするのもおちゃめ。

 ハエトリグモは家の中や身近なところにもたくさんいるので、とても見つけやすい。
 代表的なものが、屋内ではアダンソンハエトリ、チャスジハエトリ、屋外ではネコハエトリ、アリグモなど。
 アダンソンハエトリは世界中にい過ぎてどこが原産地かわからないというのが面白い。

 日本のハエトリグモ全種制覇への道や新種を見つけるためのフィールドワークについての話はとても面白かった。
 いや、おれだったら挫けてるよな、これは。
 何度も現地に赴いてようやく発見できたとか言うのを聴くと本当に根気のいる作業なんだなと思う。

 最後に「クモをとりまく昆虫たち」松本吏樹郎氏の登壇。

 クモは主に昆虫を食べる捕食者としての存在であるが、そのクモを食用として利用する昆虫がいるという話。
 クモの卵を狙うもの、クモ本体を狙うもの。

 クモを麻痺させてそこに卵を産み付けて幼虫のエサにする狩りバチ、クモに寄生して最終的には食い殺してしまうヒメバチの話。

 ■自然史オープンセミナー(8月)「クモヒメバチの自然史」@大阪市立自然史博物館 に行ってきました。(2012.8.18)でも聴いた話だけれども、クモをコントロールして自分の都合の良いような網を作らせる幼虫とか本当に上手くできているなと感じる。

 講演が終わり、講演者への質疑応答。
 鋭い質問や将来有望な子供からの質問があり、クモ業界も捨てたもんじゃないなと。

 講演を聴き終わってまず思ったことは、この人たちはほんまクモが好きなんやなあと思うこと。
 ここで聴いている人たちもそうだと思う。
 この情熱はどこからくるのかと。
 特に研究者として将来有望な子供もいて頼もしい。

 外に出てクモ探しに行こうか。

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2016112013大阪自然史フェスティバル2016に行ってきました。1

大阪自然史フェスティバル2016
 2016.11.19-2016.11.20
 9:30-16:30 入館は16:00まで
 大阪市立自然史博物館
 大阪市東住吉区長居公園1-23

 大阪自然史フェスティバル

 今日は「大阪自然史フェスティバル2016」へ行ってきました。
 会場の大阪市立自然史博物館は長居公園内にあります。
 この公園も久し振り。確か下記のセミナーや展示会以来だ。
 ■自然史オープンセミナー(8月)「クモヒメバチの自然史」@大阪市立自然史博物館 に行ってきました。(2012.8.18)
 ■のぞいてみよう ハチの世界@大阪市立自然史博物館 に行ってきました。(2012.8.18)

 行くところは同じだな。

2016112014大阪自然史フェスティバル2016に行ってきました。2
 大阪市立自然史博物館の外観。
 おお、こんなんだった。入口にクジラの骨が釣り下がってるんだった。
 一部、人の顔とかはぼかしております。

 入口や建物の中には自然関連の団体のブースがあり、自分たちのやってきたことを展示したり、グッズを販売したりしています。
 鳥の観察に適した双眼鏡やレンズなどの展示、動物の骨を3Dプリンタで出力しているブース、生き物をモチーフとした絵画やアクセサリーの販売、はたまた子供たちが作った釣りゲームなど、確かに「文化祭」と言うのがピッタリの催し。

 実は、大きな目的がありまして、というかこれ以外はあまりチェックしていなかったので、どのような団体が出展されているかはあまり知らないで来てしまいました。

 その目的と言うのがこれ。
2016112015大阪自然史フェスティバル2016に行ってきました。3

 というわけで、記事を変えてこの講演について書きます。

 ■シンポジウム「クモの世界の楽しみ」@大阪市立自然史博物館 に行ってきました。

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2016050104第24回SPring-8/SACLA施設公開。1
 正門のところにある看板。

第24回SPring-8/SACLA施設公開
 2016.5.1
 9:30-16:30 15:30受付終了
 予約不要・入場無料
 大型放射光施設SPring-8
 兵庫県佐用郡佐用町光都1-1-1

 第24回SPring-8/SACLA施設公開
 公開される施設
  大型放射光施設SPring-8
  X線自由電子レーザー施設SACLA
  兵庫県立大学ニュースバル放射光施設

 ※記述に間違ってるところがあるかも知れません。それは私の勘違いや理解不足からなるものです。
  詳細は公式サイトなどを参照してください。

(イントロ)
 この時(2016.4.24)には見に行こうとは思ってなかったんですよ。
 同じ兵庫県とは言え、ほぼ東西両端の位置なんで。しかも山の中だし。
 でも、これを見て・・・

2016050105第24回SPring-8/SACLA施設公開。2
 未来光子 播磨サクラ。うまく作ってあるんですよ。

 勢いでSPring-8やSACLAのことを調べてたら何か行きたくなってきた。
 もともとこういう技術の粋を集めた施設、しかも巨大ってのは好きだしね。

 この時・・・
そんでもって「未来光子 播磨サクラ」と言う公式キャラクターもいる。こんな感じが好きな人もいるよね。
 って他人事のように書きましたけど、こんな感じが好きなのはおれでした。
 いやあ、公式キャラクターって大事だね。そういうことにしておいてください。

 できるだけ早く行こうってことで、5時台に家を出ました。
 早朝起きるのはいつものことなんで問題ありません。現にシマに3時頃起こされましたから。
 すべて予定通り。

 8時前にバスが出ているJR相生駅へ到着。
 こんなことがなかったら、この駅には降り立たないだろうな。
 バス停のある駅の南側へ出るとバス待ちの人が。
 取り残されたらどうしようかと思ったけど、来たバスに無事乗れました。

 9:00頃にSACLA総合受付前へ。
 30分ほど待たなければならないなと思っていたら、9:10に開場してくれることになりました。
 ありがたい。

 ついにX線自由電子レーザー施設SACLAに足を踏み入れます。
続きを読む

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2016041601横田真希展@Maruzen Button Gallery へ行ってきました。
 毎年この時期に行われるジュエリー作家さんの個展。
 最終日になってしまいましたが行ってきました。

 新作品は透かしを駆使して作ったものがある。
 石の下に隠れているものもあるが、透かしがメインに見えているものが素晴らしい。
 真ん中の透明の石の周りを角度を変えながら周回している軌道を可視化したかのようなデザイン。
 左右対称に見えてそうじゃないところが絶妙のデザイン構成。

 DMの作品のイメージが気になった。
 素粒子物理学のイメージがある。
 原子間に伝わる力を可視化したような部分もあり、また電気のスパークを描いたような部分もある。
 本人曰く、あまり考えてなくて「詩的」と表現。正反対の概念が出てくるとは。
 こう言うのは面白い。

 次の展示での新作期待しております。

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琳派400年記念 新鋭選抜展−琳派FOREVER−
 2016.1.30-2016.2.14 月休
 10:00-18:00 10:00-19:30 金 入場30分前まで
 一般500円
 京都文化博物館
 京都市中京区三条高倉

 宮田彩加さんが出展されているので見に行く。
 今回の彼女の作品はあの平面を飛び越えた作品の流れを汲むものだった。
 壁には川の流れ、そこから地面に伸びる糸がつながる先に様々な動植物達。

 一つ機械のトラブルで見られないものがあったのは残念。
 しかも、センサーに手をかざせば画面が変わるとか言うもので、手をかざしても何も起こらないからおかしいなと思ったらスタッフからそう言われた。
 トラブルで動かないならそう書いておいて欲しかった。何度も手かざししてバカらしいじゃないか。

 山本太郎さんの作品、仮面ライダーと勇者ライディーンが風神雷神図屏風になってる作品のタイトルが「風神ライディーン図屏風」だって。
 仮面ライダーがなぜいるのかはよくわからんが、ライディーンを入れたのは雷神とライディーンを掛けたかったから?

(20160419追記)

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2015120512「祝祭の街 明・暗・素」展in京都。10

『安倍𠮷俊デビュー20周年記念自選画展「祝祭の街 明・暗・素」』 in 京都
 2015.11.25-2015.12.6 11:00-19:00
 四条寺町ギャラリーExaART(えくさあーと)
 京都市下京区寺町通四条下る貞安前之町594 岡本鏡店ビル 505号

 写真撮影OKとのことなので、撮影させていただきました。

2015120503「祝祭の街 明・暗・素」展in京都。1
 「灰羽連盟」のラッカの絵を見て、アニメ冒頭のラッカが落下してくるところとか思い出したり・・・

2015120504「祝祭の街 明・暗・素」展in京都。2
 「NieA_7」のニアとまゆ子の絵を見て、初めて「NieA_7」をサンテレビで見た時の衝撃を思い出したり。
 ありがとうサンテレビ。

 東京で開催されていた安倍さんデビュー20周年展が京都でも開催されるのを知ったのは昨日12月4日のこと。開催期間中に見つけることができたのは幸いだった。
 久々に京都。初動の遅れからギャラリー到着は18:00過ぎ。
 ギャラリーは初見、それほど広くはない。3年前にオープンしたそうな。
 作品数は10数点、私が鑑賞中に鑑賞者は多くて5人で、じっくり40分ほど鑑賞できた。

 安倍さんの作品で見たことがあるのは「NieA_7」、「灰羽連盟」、「リューシカ・リューシカ」。
 特に「灰羽連盟」は思い入れのある作品。

 初見の時は正直言ってそれほど好きな絵柄でもなかったけど、見ていくたびに何か心にじわじわ滲みてくるような感覚を覚えていた。今回の鑑賞中もその感覚が蘇った。
 どこかの古い西洋の街を思わせる街の絵を見て、安倍さんの作品の奥底に流れている世界観と言うか雰囲気と言うか、そんなものが感じ取れたような気がする。

 続いてギャラリー内の様子の写真。
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2015102501フェルメールとレンブラント展@京都市美術館


フェルメールとレンブラント:17世紀オランダ黄金時代の巨匠たち ‐世界劇場の女性‐@京都市美術館
 2015.10.24-2016.1.5 月休(祝、1/4は開館)、12/28-1/1休
 9:00-17:00 入場16:30まで
 大人1500円
 京都市美術館
 京都市左京区岡崎円勝寺町124

 17世紀、オランダ絵画の黄金時代の作品を見る展示会。
 以前何らかの事情で中止になった展示会が仕切り直しで開催された展示会かな?

 11:00頃に美術館に到着。人は少ない。日曜日か?と言うくらい。
 会期の始めってこんなものなんかな。

 気になった作品についてコメントしてみる。

 ヨハネス・フェルメール「水差しを持つ女」
 何だろう、ちょっと訴えかけるものが少ないと言うか何と言うか。
 女性の衣装がシンプルで目立たないからか。
 何かもやもやする。
 今回の展示会の最大の目的、であったはずだけど、周りの大きな作品に惑わされたのか作品の前を通り過ぎてしまうと言う失態。

 ヤン・ステーン「恋の病」
 固い表情の女性の脈を取る怪しげな男性、男性はヤブ医者だと言う。
 このペテン師はもっともらしい顔で隣の男性に「これは恋煩いですな」とでも言ってるのだろうか。
 目立たないけど入り口に交尾する犬を配置してこの絵のテーマをプンプン臭わせているのがおかしい。

 ヤン・ステーン「女将と戯れる老人とバックギャモンに興じるふたりの男のいる酒場の室内、通称「二種類の遊び」」
 ゲームに興じるおっさん達とギャラリー達や女将にちょっかいかけてる老いぼれはともかく、その奥にいるどちらにも与しない陰の薄いおっさんは何を意味しているのか。
 この人の存在意義が気になってたまらない。

 ホットフリート・スハンケン「さまざまな嗜好」
 手前のタバコを吹かしている男性と奥の男女。言い換えれば、ぼっちとリア充。
 タバコ吸ってる男は奥のカップルに毒付いているよね、このひしゃげた顔つきは。
 まあ、その気持ちはわかる。

 サミュエル・ファン・ホーホストラーテン「貧血症の女」
 青白い顔色の女性、いかにも不健康そうな顔色。
 足元に座っている猫に真っ先に目が行ったのはナイショ。

 あくまでも私の個人的な感想だけど、全体的に見て印象に残りにくいイメージの展示会だった。
 ただ単に自分の好みと合致しなかったというだけだと思うけど。
 どうしても先に開催されたルーブル美術館展と比較してしまうと言うのもあるかな。
 「世界劇場の女性」ってなんだろう。どうも違和感を覚える。

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2015081604ルーヴル美術館展@京都市美術館 へ行ってきました。

ルーヴル美術館展 日常を描く―風俗画にみるヨーロッパ絵画の真髄
 2015.6.16-2015.9.27 月休(7/20,9/21祝は開館)
 9:00-17:00
 9:00-20:00 6/19,24,25,26,9/19,20
 入場30分前まで
 大人1600円
 京都市美術館 本館北1F
 京都市左京区岡崎円勝寺町124

 古代の陶器や墓碑などに描かれたものから19世紀位の絵画まで、ルーヴル美術館所蔵の作品の中でも日常の暮らしを表現した「風俗画」でまとめられた展覧会。
 この風俗画ってのはかなり面白くて、当時の暮らしを窺い知れるだけではなく、その絵の中に当時の教訓などが込められているところが魅力。

 目を惹いた作品を紹介。

ジョセフ=マリー・ヴィアン「アモルを売る女」
 カゴに入った羽の生えた赤ちゃんが3人、そのうちの1人を向かいの椅子に腰掛けた女性に差し出している。
 アモルとは何?と思ったけど、タイトルの英訳にCupid(キューピッド)とあった。
 キューピッドって売り物?
 キューピッドを差し出す女性が蝶を持つように羽根をつまんでいるのを見て、キューピッドってそう持つんだなあと。
 まあ永遠に使うことはないけど。

マリヌス・ファン・レイメルスウァーレに基づく「徴税吏たち」
 男性の顔の歪みが徴税吏が市民に疎んじられていたのを示しているようで、ちょっと気の毒になった。
 特に向かって右側の男性の顔の歪みが酷い。
 まあ、税金の意味が今とは違うだろうから印象も変わって当然だろうけど。

クエンティン・マティス「両替商とその妻」
 金を天秤にかける旦那、それを横で見ている妻。
 キリスト教の影響だろうけどお金を扱うことに対して欲に走るなと言うこと、そして職業の存在意義である金を儲けること、これら相反することを求めなければならないのは大変だと思う。

ヘリット・ファン・ホントホルスト「抜歯屋」
 偽物の医者、抜歯を見る人の持っている物をくすねるスリ、この場面で様々なドラマが示されているのが面白い。

ニコラ・レニエ「女占い師」
 先程のヘリット・ファン・ホントホルスト「抜歯屋」に通じるものがあるが、上流階級の女性を占うロマの仲間が女性から何かを盗もうとしているが、その占い師からものを取るスリがいる。上手くやったと思いきや自分もはめられているというのがまた面白い。

ヨハネス・フェルメール「天文学者」
 左の窓から差し込む淡い光、壁にかけられた絵、部屋にいる人物、フェルメール作品によく用いられる構図。
 淡い光に映った男性のその表情から学問に勤しむ真剣さが窺い知れる。
 この作品と対になる地理学者とモデルは同じ人だったっけ?
 この作品は1668年制作ということで、私が生まれるちょうど300年前になる。
 そう言えば、ヨハネス・フェルメールは42歳か43歳で亡くなっているから、私はもうとっくの昔にその歳を越えてしまってると思うと感慨深い。

ジャン=バティスト・グルーズ「割れた水瓶」
 純潔の喪失をテーマにした絵画。
 白い服をまとった少女、服は少し乱れて左の乳房が少しあらわになっている。
 右腕には割れた陶器の入れ物、腰辺りに服で花をくるんで持っているような。
 テーマがかなりストレートに描かれているのはよくわかる。
 少女の表情は言うほど虚ろだと思わないけど、これ以上露骨に示すと鑑賞し辛くなるか。
 瞳に少しある反射光、整った顔立ち。
 何だか抱きしめて慰めてあげたくなるような印象を受ける。
 愛おしいなあ、この娘は!
 少し離れて見ると瞳のハイライトが消えて表情も暗く感じる。このイメージの方がテーマ的にはいいのかな。

ヘンリー・シングルトン「ヴァンシュタイン伯爵、姉マティルデとリンドルフ男爵」
旧タイトル「二人のライバル」

 二人の男性と一人の女性、右にいる男性に女性が寄り添っている。
 以前のタイトルの方が目を惹くよな。
 この女性が姉(身内)かそうでないかで、この絵の見方がころっと変わる。
 この女性が姉であることがわかってタイトルを変えたのか、それとも邪な感情を呼び起こさないために変えたのか。
 多分、姉だとわかったんだろうけど。

ルイ=レオポール・ポワイー「籠の鳥」、または「恋人たちと飛び立つ小鳥」
 椅子に座る男性、そのそばに立つ女性。
 テーブル?の上には一羽の鳥がいる。
 これもタイトルで絵の解釈が変わる。
 「籠の鳥」と言われると、この女性はこの鳥のように男性に囲われて逃げられないようなイメージを想起させる。
 「恋人たち・・・」と言われるとこの二人が鳥が飛び立つように幸せに向かって羽ばたいていくイメージ。

ジャン=バティスト・イレール「幸福な囚われ人」
 全裸の女性が豪華なベッドに寝転がり、寛いでいる。何だか退屈そうに見える。
 その傍には茶白の小型犬。
 女性は上流階級の愛人なのかな。
 何不自由ない暮らしだけど、ここ以外に行くことができない。
 この女性はここにいる小型犬と同じ立場であるということを示しているんだろうな。

ジャン・シメオン・シャルダン「猿の画家」
 アレクサンドル=ガブリエル・ドゥカン「猿の画家」、または 「アトリエの情景」
 画家を猿に見たてて描いているのは、独自性を失った画家たちを猿真似だと皮肉ったもの。
 決して動物園で時々見られるような動物に絵を描かせてみたというものではない。

オクターヴ・タサエール「アトリエの情景」
 暖炉のそばでナイフを使って芋?の皮を剥く男性。暖炉には火にかけられた鍋。
 食事を作っている最中。
 白い長毛猫がその横で暖を採っている。
 男性の疲れた虚ろな顔。
 家族はこの猫だけなんだろう。
 絵を描いているシーンではないところは画家の画家でないところを見せたかったのかなとも思う。
 夢を持って画家への道を歩んでみたものの、貧しく寂しい生活、でも絵を諦めきれない。そんな画家を思い浮かべる。
 やがて画家は極貧の中力尽き、この猫が画家から受け取った手紙を故郷の恋人へ届けに走るんだよ、きっと。
 って、あれは黒猫やったわ。

 やっぱり風俗画って面白い。
 それを再確認した展覧会でした。
 絵から何かを紐解くのが好きな人とかは面白んじゃないかな。
 ああ、そんで名探偵コナンが音声ガイド解説にいたんだな、って主催に読売テレビが入ってるからだけか。

 前売券を購入して行ったのですが、当日券の方がよかったかなぁ・・・。
 前売券の絵はクエンティン・マティス「両替商とその妻」、当日券の絵はやはりヨハネス・フェルメール「天文学者」だったので。

 2015053001猫にアートはわからぬ。
(参考)ルーヴル美術館展の前売券。(■猫にアートはわからぬ。(2015.5.30)より)

 私は今日8月16日の午後2時過ぎに美術館に到着したのですが、その時は待ち行列もなく、館内の人混みも十分許容範囲。メインのヨハネス・フェルメール「天文学者」もすんなり見ることができました。
 そして、閉館時間の30分前になると人がほとんどいなくなり、展示を最初から間近に見て回れたのでちょっとお得感。

 なお、図録は購入できず、内容も見ることができなかったので、絵の解釈は見当違いのことを言っているかも知れません。その点はご容赦を。

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横田真希展
 2014.4.7-2014.4.12
 11:00-19:00 最終日17:00まで
 Maruzen Button Gallery
 大阪市中央区島町1-1-2 丸善ボタンビル1F

 フリントと言う石を使ったアクセサリーが今回の目玉。
 石の形や柄を生かした彫金は健在。

 六角柱の水晶?に六角形を組み合わせた彫金を施した作品、こういうのがいい。

 石にも面白いものが。
 透明の石の中に不透明部分が二つの平面として入っている。
 外の彫金もそれをなぞらえて作られている。
 このなぞらえ方に深く同意。

 以前から展示されている作品に新しい視点を見出した。
 メノウらしい石を使った作品。
 石を取り囲む彫金がリボンのような形状で、これがタンパク質立体構造を示したリボン図のように見える。
 この作品が何かの酵素の立体構造を示しているように見える。

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ART stream 2014
 2014.11.14-2014.11.16
 10:00-20:00 最終日17:00まで
 大丸心斎橋店北館14階イベントホール&大丸心斎橋劇場
 大阪市中央区心斎橋筋1-7-1

 目を惹いたのが、NY氏の油彩画。
 ベールに包まれたワイヤーフレームのような、溶けてしまった構造物のような、気を発する何かのような、ぴったりした例えが見つからないけど、確実に心を捉える図。
 曖昧なようで確実性のあるような、何とももどかしい感じを受ける。
 作品を見て、頭の奥底から浮かんでくるのが三次元座標に図示されたグラフ。

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武村和紀−構造から生まれるカタチ−
 2014.10.14-2014.10.26 10/20月休
 13:00-19:00
 ART SPACE 感
 京都市北区紫竹東高縄町69

 陶器作品。
 おちょこなどの普通の陶器もあったが、注目すべきはヒツジやヤギのでっかい角のような作品、そして堅牢な梁の構造のような構造物作品。
 DMにあった細かい構造を作り出した作品は実物も圧巻で、見ていて惚れ惚れする。
 今回のギャラリー巡りで最高の掘出し物。
 やっぱり私はこのような構造物が好きなんだなと感じる。

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宮田彩加個展「生命力の形態と対称性」
 2014.10.14-2014.10.19
 12:00-19:00 最終日18:00まで
 ギャラリー恵風 1F
 京都市左京区丸太町通東大路東入ル南側聖護院山王町21-3

 動物や植物をモチーフとした刺繍作品。
 左右対称の形状と、中央部にエラーからくる糸の乱れをアクセントとする。
 1点だけあった点対称の鶏の作品が糸の垂れ下がりが鶏のしっぽを思い起こさせるような感じで好印象。

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「残心」木野智史
 2014.10.10-2014.10.25 月火休
 10:00-18:30
 現代美術 艸居
 京都市東山区元町381-2

 ギャラリー白で見たことのある作家さんの作品。
 「颪」(おろし)というタイトルのついた作品群。風が吹いているイメージを想起させる形状。
 釉薬での着色も青から緑にかけてのさわやかな風をイメージしたもの。

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ケイゾク・スギイケイゾウ
 2014.9.16-2014.9.28 9/22月休
 11:00-18:00
 GALLERY北野坂
 神戸市中央区山本通1-7-17 WALLAVENUE 2,3,4F

 彫金ジュエリー作家さんの展示会。
 男性の作家さん。
 男性だからだろうか、幾何学的な構造が目に付く。
 ジュエリーの他にステンレスワイヤーを立方体のフレームに組み、それを金属板の上に頂点を軸に立てて並べる作品が美しい。
 ライティングの具合で金属板にフレームの影が写るのがまた趣きがある。
 部屋にワイヤーを張り、部屋をあたかも三次元座標軸で区分したような作品もあった。これも面白い。

 立方体が並んだ作品を写真撮影させてもらったが、魅力を伝えるには技術が足りない。
 自分が見て魅力的に感じたものを撮影できないもどかしさ。
 後で見返すと一番感じのいい写真は全体を斜めから撮ったオーソドックスなアングルのものだった。

 こう言うのを見ると、立体構造を作りたくなる。
 後始末することになるので作ろうとはなかなか思えないけど。

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