ネコじかけのBlog

うちの猫(シマ)とねんどろいど、外猫の記録。
VOCALOID関連の話題、展示会のレポート。

カテゴリ:展示会・講演会

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ギャラリー散策 に参加中!
 最近知った面白そうなものを置いてある所へ行ってみました。
 大阪のアメリカ村の中にある「Area venture’Z」(エリアベンチャーズ)という店です。

 入口が普通のビルの入口なので入りづらいと思われるかも知れない。
 2Fの店舗もビルの一室という感じだが、ガラス張りで外から様子をうかがえるからまだ障壁は少ないか。
 まあ、雑居ビルのギャラリーや雑貨店に入り慣れていたらなんてことはないけど。

 店に入ると若い男性のスタッフさんが一人いた。
 棚に商品が並ぶ。

 ここに来た最大の目的が1/8スケールのタチコマ
 動かしてもらおうとすると・・・・バッテリーが切れてた。
 タチコマはぜひ見たいので、充電を待ってその間に他の商品を説明してもらうことに。

 骨伝導イヤホンがおすすめらしいので体験してみる。
 耳たぶにイヤリングのように挟む。
 耳たぶに挟んだだけなのに結構いい音が聞こえるのには驚いた。
 骨伝導だからこちらには音が聞こえてもそばにいる店員さんには聞こえないのだそうな。

 においをかぎ取っていい匂いの時はすり寄ってきて、悪いにおいの時は気絶する犬のロボットや、大きな音が鳴るアラーム、磁石で宙を浮くスピーカーを見て回る。

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 そうこうしているうちにタチコマの充電ができたみたい。

2018031814Area venture’Zに行ってきました。1
 まあ、これを見るのが目的でした。ちなみに敷いてあるタイルカーペットは50兒擁です。


 歩く姿を動画に収めました。

 タチコマが動く姿は面白かった。
 スマホで操縦でき、車輪で動くRunモード、脚で歩くWalkモードがある。
 特に歩くモードがあるのが気に入った。脚があるなら歩く方がいいよな。
 前の白い半球状の目にカメラが搭載されており、それを見ながら操縦し、撮影もできる。
 後、言葉を選択してしゃべらせることもでき、こちらがタチコマに話しかけたときに簡単な挨拶や質問に自発的に答えることができる、とかなり遊べそうな感じ。

2018031817Area venture’Zに行ってきました。3
 1/8スケールタチコマのパンフレットを頂きました。うちのねんどろいどタチコマと撮影。

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 今日ちょうどDJライブを見てきたからか目についたA4サイズのDJシステム「GODJ Plus」。

2018031815Area venture’Zに行ってきました。2
 操作法がわからない。わかったところで何もできないけどね。

2018031818Area venture’Zに行ってきました。4
 パンフレットを頂きました。
 今日DJ見てきたでしょ!とミクさんが言う。
 ちなみに緑の紙テープは今日行ってきたライブハウス入場時のリストバンドです。

 今回の最大の目的であった1/8スケールタチコマを見ることができたので満足しました。
 今後、何か興味をそそるものが出てきたらまた行こうと思います。

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 Area venture’Z本店(エリアベンチャーズ)
 火休(祝日の時は営業)
 11:00-20:00
 大阪市中央区西心斎橋2-11-9 RE-011 201
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ギャラリー散策 に参加中!
2018030908ギャラリー散策20180309 DM。

西本百合原画展「空想都市」
 2018.3.1-2018.3.18 月火休
 12:00-19:00
 ギニョールギャラリー
 大阪市北区中崎2-3-28

 鉛筆画。
 フレームの作品、瓶詰の作品。
 瓶詰の中に描かれた「空想都市」が入っている作品が気になった。
 この小さな世界が箱庭のような雰囲気。
 小さな絵を瓶に入れるだけで雰囲気が変わるのは面白い。
 考えてみると、フレームも瓶も絵の周りにあって、主ではないものの、作品の一部として機能しているんだ。

 1Fのギニョール店内に興味深い作品が。
 海宙屋(みそらや)さんのヒンメリ作品。
 金属のパイプを糸でつないで多面体などの立体作品を作っている。
 こういう形状好きなんだよな。
 バクテリオファージや放散虫の骨格などをかたどった作品も興味深い。

雑ナ家 Vol.4
 2018.3.7-2018.3.12
 12:00-19:00 最終日18:00まで
 イロリムラ [89]画廊 展示室1
 大阪市北区中崎1-4-15

 作家(敬称略):木村智博・松野和貴・岡田大貴・田村知視

 木村智博さんの写実的な美少女のイラストが目を惹く。

髪形展
 2018.3.7-2018.3.12
 12:00-20:00 最終日18:00まで
 イロリムラ [89]画廊 展示室2
 大阪市北区中崎1-4-15

 作家(敬称略):米谷ジョナ、山形康吉、miyazaki、愛弓、角、Jiffy kwah、mochi

 各作家さんが髪形をテーマに作品制作。
 「髪形」に注目したところが面白い考えだと感じた。

関西大学写真部デジタルパート 卒業展
 2018.3.7-2018.3.12
 12:00-19:00 最終日18:00まで
 イロリムラ [89]画廊 展示室3
 大阪市北区中崎1-4-15

 「spider」小山裕也さん。
 クモが中心、その周りにクモの網の糸が放射状に広がる。
 クモの辺りは糸が消え、クモが主役。
 こういうの好き。主役は真ん中に堂々としていい。

 「卒業」しおけんさん。
 ニャンボー3匹の後ろ姿が切ない。
 ニャンボーでこういう作品ができるならミクさんでもいいよねぇ。

 「静寂の棚田」「紅葉と渓谷」小野木京志さん。
 ポジフィルム、デジタル作品。
 ポジフィルムで撮影した棚田と夕焼けの空の美しさ。

 受付でデジタルパートの人はデジタルばかりなのかと質問すると、そうではないとのこと。
 答えてくれた小野木京志さんと彼の作品の前でしばらく写真の話などをする。
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ギャラリー散策 に参加中!
2018022210張英蘭 韓国刺繍コレクション展。1

張英蘭 韓国刺繍コレクション展
 2018.1.13-2018.2.25 月休(祝の時は翌日休)
 10:00-18:00 入場30分前まで
 伊丹市立工芸センター
 伊丹市宮ノ前2-5-28

 ピョンチャンオリンピック開催を記念して、韓国の刺繍作家 張英蘭さんが収集してきた韓国の伝統刺繍を展示。
 デフォルメした虎や鳥、風景や花、はたまた絵画をかたどったもの、そしてポシャギや刺繍用具、結婚式の衣装まで、様々な表現の刺繍が展示されていて、見ごたえのある展示だった。
 張英蘭さんの作品も展示されていたが、コレクションのような伝統的なものとは違って絵具と組み合わせた抽象表現の作品。これも勢いがあっていい。
 (カメラ撮影OK(フラッシュ不可)、SNSなどのアップOKだそうです。)

2018022211張英蘭 韓国刺繍コレクション展。2
 展示室の入り口からの眺め。こんな感じで展示されています。

2018022212張英蘭 韓国刺繍コレクション展。3
 「鵲虎圖」の一つ(部分アップ)。
 鵲(カササギ)と虎。
 カラスに向かって威嚇している猫って感じがする。

2018022213張英蘭 韓国刺繍コレクション展。4
 花鳥圖の一つ(部分アップ)。
 鳥と虫?。
 鳥が虫をガン見している様子が面白い。

2018022214張英蘭 韓国刺繍コレクション展。5


2018022215張英蘭 韓国刺繍コレクション展。6
 褓(ポシャギ)
 物を包んだり覆う布の総称。
 縁起を担ぐものの意味合いもあり、全体的にきらびやかな感じを受ける。

2018022216張英蘭 韓国刺繍コレクション展。7
 闊衣
 伝統的な婚礼衣装。張英蘭さんのお嬢さんが結婚した時に着た物だそうです。


2018022217張英蘭 韓国刺繍コレクション展。8
 The Vigor Series 21(活力 シリーズ21)
 張英蘭さんの作品。
 キャンバスに絵具と刺繍を合わせた抽象的な作品。
 鑑賞している時は”Vigor”の意味を知らなかったけど、勢いのある作品だと思っていたが納得。

(併催)
 梨花女子大学校美術大学繊維芸術学科OGによる「身のまわりの韓国刺繍アクセサリー展」
 2018.1.13-2018.2.25 月休(祝の時は翌日休)
 10:00-18:00 入場30分前まで
 伊丹市立工芸センター 展示室B
 伊丹市宮ノ前2-5-28

 展示室Bでは、張英蘭さんと出身の梨花女子大学校OG 9名の作品が展示。
 アクセサリー、アート作品が並ぶ。

 2月24日には作家さんのギャラリートークがあるそうです。
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2018021811ギャラリー散策20180218展示会DM。

清原由季個展「ITOKAO-fabtric garden-」
 2018.2.16-2018.2.26 水休
 12:00-18:00 最終日17:00まで
 GALLERY 301
 神戸市中央区栄町通1-1-9 東方ビル301

 webサイトの犬の刺繍作品がとても感じがいい。
 「Vincent」という作品、糸を垂らして処理していないのはなぜか疑問になって作家さんに質問。
 耳からの白い太い糸は明らかにゴッホの耳切断を意図したものだろうが、眉毛辺りの糸の意図はそれほど意味があったわけでもなさそう。
 犬やゴッホみたいな具象作品だけではなく、抽象表現の作品もいくつか展示されていた。
 新聞か雑誌の切り抜きと組み合わせたり、陶器と組み合わせた作品も面白い。

 作家さんいわく、この手法は6年前に始めた。それまでは刺繍はしたことがなく、表現の手法として刺繍という方法を用いているとのこと。

竹村文宏個展 「ある星の風景」
 2018.2.16-2018.2.26 水休
 12:00-18:00 最終日17:00まで
 GALLERY 301 due
 神戸市中央区栄町通1-1-9 東方ビル301

 入ったところにあった作品を見て、絵具を塗り重ねて作った作品だなと思い、そのような作品が並んでいるのかなと思いつつ見ると、確かにそうなんだけど、造形的に面白い作品があったのが収穫。

2018021806「8区の図」「ある星の風景」@GALLERY 301 due。1

 「8区の図」という作品。(撮影及びブログのアップ許可もらってます。)

 同心円が描かれ、中央から直線を外側に引いた円形のキャンバスに道路や建物が細い線で立体に作られている。ジオラマみたいな作品。

2018021807「8区の図」「ある星の風景」@GALLERY 301 due。2

 これは男子が好きそうな作品だな。斜めから眺めたくなる。

2018021808「8区の図」「ある星の風景」@GALLERY 301 due。3

 中央にパラボラアンテナ。この絵の全体像を思い浮かべるとここにパラボラアンテナを置きたくなる気持ちがわかる。

 作家さんにきくと、この立体の細い線は針金みたいなものではなく、絵の具を固めたものらしい。
 なぜこういう作品を作ったのかときくと、学校で「絵具の間違った使い方」という課題が出て、それで思いついたという。
 確かに絵具の正当な使い方ではないよな。

南部楓陶展「愛しのペリット」
 2018.2.17-2018.2.28
 12:00-20:00 最終日17:00まで
 Gallery6
 神戸市中央区海岸通9 チャータードビル2F・3F

 陶器作品の展示。
 DMの2匹の蛇に惹かれてやってきた。
 動物に寓話を合わせた作品がうまく表現されていると感じる。
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2018012102ARTISTS AS CATALYSTS〜触発される身体展〜1

ARTISTS AS CATALYSTS〜触発される身体展〜
 2017.12.20-2018.2.25
 10:00-21:00
 ナレッジキャピタル The Lab.アクティブラボ
 大阪市北区北区大深町3−1 グランフロント大阪北館2-3F

 ARTISTS AS CATALYSTS〜触発される身体展〜

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 アルスエレクトロニカというメディアアート機関がナレッジキャピタルで行っている展示の第6弾。
 出展者はカティア・ヴェガさん、近藤玄大さん。
 The Lab.2Fの中央に展示。思ったより小規模だった。

2018012104ARTISTS AS CATALYSTS〜触発される身体展〜3
 カティア・ヴェガさんの展示 「Beauty Technology」
 電子機器を操作できるネイルチップ、ウィッグなどを出展。主に女性が何の気なしに操作できるというアイデアは面白い。

2018012103ARTISTS AS CATALYSTS〜触発される身体展〜2
 近藤玄大さんの展示 電動義手「HACKberry
 特に注目していたのが、近藤玄大さんの出展されている電動義手。
 3Dプリンターを用いた電動義手の設計データを公開し、世界中の開発者と共有することで開発をさらに進めていくプロジェクトを行っているそうだ。
 電動義手の体験ができるそうだが、時間が合わないのであきらめる。

  展示されていた電動義手「HACKberry」がかっこいい。

2018012105ARTISTS AS CATALYSTS〜触発される身体展〜4
 これがベースの義手。

2018012106ARTISTS AS CATALYSTS〜触発される身体展〜5
 パーツ。

 展示されていた製品。
2018012107ARTISTS AS CATALYSTS〜触発される身体展〜6


2018012108ARTISTS AS CATALYSTS〜触発される身体展〜7


2018012109ARTISTS AS CATALYSTS〜触発される身体展〜8

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2017122404ギャラリー散策20171223 その3DM


公募グループ展「Christmas Exhibition 2017」
 2017.12.23-2017.12.27 木金休
 14:00-20:00 14:00-18:00 水
 SUNABA GALLERY
 大阪市北区中崎西1-1-6 吉村ビル302

 入ってすぐの作品から何だかちょっとひねくれた感じの絵。クリスマスらしくない作品。
 込宮宴さん。
 「切り絵 無題A」
 落書きぽい黒猫を切り絵にしている。
 表現が面白い。

 新竹季次さん。
 「雨産み」
 イモリの産卵。上から落ちてくる卵が孵化している。下にいるイモリがそれを受け止めようと手を挙げていたり。歓迎しているようにも見える。
 生命の誕生を表した作品かなと。
 「累」
 お供え物を食べるネズミ。
 これ面白い。
 お供え物を取っていくのはカラスの方がなじみがあるけど、ネズミを出してくるところがいい。

グループ展『年末宝石箱 2017』
 2017.12.17-2017.12.30
 14:00-20:00 最終日19:00まで
 Nano Gallery
 大阪市天王寺区茶臼山町1-19 米田ビル1F&3F

 浅野優香さん。
 四角い箱の中に写真を入れ、天井から吊るす。
 上から覗かないと見られない。
 見るとビニール袋に入った全裸らしい女性の写真。
 全体を見ようとすると、天井からのテグスに頭が当たってハッとする。
 これは面白い。

 新竹季次さん。
 「あだし」
 「あだし」は化かな、化野念仏寺ってあるし。
 草むらに横たわる痩せた犬、傍らには頭蓋骨、上には草に留まるキリギリス、空には半月。
 もう命幾ばくもない犬と草に留まるキリギリスの高みを見比べる。
 頭蓋骨はその犬の飼い主だそうな。先にくたばったと言うこと。
 新竹さんが会場にいたので話しすることができた。
 この作品、ツイッターで貼るのに失敗したとか言っていた作品だった。
 何とかリカバリーしたそうな。

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 ■ギャラリー散策20171223 その1 ギャラリー白、天野画廊。
 ■ギャラリー散策20171223 その2 Oギャラリーeyes、YOD Gallery、pad gallery。
 ■ギャラリー散策20171223 その3 SUNABA gallery、NANO gallery。
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2017122403ギャラリー散策20171223 その2DM


大野浩志展
 2017.12.11-2017.12.23 日休
 11:00-19:00 月-金 11:00-17:00 土
 Oギャラリーeyes
 大阪市北区西天満4-10-18 石乃ビル3F

 プルシアンブルーの塗料を木片などに塗り重ねた作品。
 メインは化学実験でよく用いられる三脚を自宅敷地内で放置し、そのトップの輪にプルシアンブルーの塗料を重ね塗りしたものを須磨海岸で撮影した一連の作品群。
 作家さんに話をきく。
 プルシアンブルーはナイフで塗り易く、薄く塗った時の青と重ね塗りした時の真っ黒な感じが水を思わせるということで使ったとのこと。
 塗り重ねは1週間に1度、1年で50回塗り重ねるそうな。

刺繍する犬「無効化された音の装置」
 2017.12.23-2017.1.27 日月休、12/29-1/8休
 12:00-19:00
 YOD Gallery
 大阪市北区西天満4-9-15

 PCの基板やHDDなどを刺繍で表現。
 結構細かいところまで表現されているところが目を惹く。
 普通の布や網、はたまたゼラチンにも。
 レコードの回転テーブルやMacには鉛の薄い板のコーティングで鈍い光を放つ。
 鉛には遮蔽効果があるところから選択。
 作家さんと話する。
 以前、東京の個展のDMを見つけてしばらく置いていたことがあったような。
 刺繍で基板を表現するのはそれだけでも目を惹きそうだし。

橋口夕日子個展「Galaxy Forest」
 2017.12.13-2017.12.24 月火休
 16:00-22:00 水-金 13:00-18:00 土日祝
 pad gallery
 大阪市北区堂山町5-17 堂山数寄ビル

 メインは展示室の端3分の1くらいを占めるライブペイント。草むらを表現したような感じ。夢をテーマにインスタレーションを意識した作品だそうな。
 他には、紙を球状に加工し、内部から絵を描き、ライトを仕込む。暗闇で怪しく光るオブジェ、そして絵が数点。
 ライブペイントときいて、やはり制作風景をみたかったな。

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 ■ギャラリー散策20171223 その1 ギャラリー白、天野画廊。
 ■ギャラリー散策20171223 その2 Oギャラリーeyes、YOD Gallery、pad gallery。
 ■ギャラリー散策20171223 その3 SUNABA gallery、NANO gallery。
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2017122402ギャラリー散策20171223 その1 ギャラリー白、天野画廊DM


小松純展
 2017.12.11-2017.12.23 日休
 11:00-19:00 平日 11:00-17:00 土
 ギャラリー白kuro
 大阪市北区西天満4-3-3 星光ビル1F

 暗い室内に作品が展示されている。
 壁に紙作品、ハートが描かれているものがほとんど。
 木に穴を開け、人間の型をした焼き物?がはまっている。
 球からイバラの茎が伸びているようなオブジェが横たわっている。
 暗闇の中でこそ際立つ作品群だと思う。暗いところに展示することを前提として作られたのかどうかは知らないけれど。

須浜智子展
 2017.12.11-2017.12.23 日休
 11:00-19:00 平日 11:00-17:00 土
 ギャラリー白
 大阪市北区西天満4-3-3 星光ビル2F

 植物の実と泡、水をイメージした作品。
 この方の作品は、釉薬により淡い青とエッジの黄色の色の取り合わせとふんわり柔らかい感じのする造形が好き。
 今回の作品の中に水をイメージしたものが含まれている。
 水滴が水面に落ちたときの文様やミルククラウンをイメージした形状の作品群だ。淡い水色のベースに黄色い円形の水紋の表現が心地いい。
 作家さんと少し話をする。

重松あゆみ展
 2017.12.11-2017.12.23 日休
 11:00-19:00 平日 11:00-17:00 土
 ギャラリー白3
 大阪市北区西天満4-3-3 星光ビル2F

 トポロジカルな陶芸作品。
 エッジの丸い感じが炎の形を象徴するような尖った感じになったり、渦を形成したり、ここ数年は縄文のイメージが濃くなっている。
 以前のすべてを丸く包み込むような雰囲気から攻めの雰囲気への返還を見ているかのよう。

原形考-正方体と崩壊する紡錘形-
 2017.12.18-2017.12.23
 11:00-19:00 最終日17:00まで
 天野画廊
 大阪市北区西天満4-3-3 星光ビル2F

 2F ギャラリー白の対面に天野画廊が移転していた。

 高島芳幸さんと衣川哲夫さんが1室で展示。
 高島芳幸さんの作品は、部屋に糸を張り、太平洋戦争中、天皇や大本営を長野県松代に建設する際に発破で出た破砕石で押さえる作品「M.D.U.S Art Project」が中心。
 衣川哲夫さんの作品は、鉄やテープを使って紡錘形のオブジェを作成し、それの一部を破壊したり、その過程を表記している作品群。
 作家さんから話をきく。
 衣川さんは説明を飛ばすのでこちらがそれを確認しながら説明してもらう。
 でも、この方、その場で話を作られる傾向があるようで言われたことで納得してしまうと拍子抜けさせられてしまいかねない。
 高島さんは「M.D.U.S Art Project」についての話。
 そして、両人の過去の個展をまとめたパンフレットをいただいた。

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 ■ギャラリー散策20171223 その1 ギャラリー白、天野画廊。
 ■ギャラリー散策20171223 その2 Oギャラリーeyes、YOD Gallery、pad gallery。
 ■ギャラリー散策20171223 その3 SUNABA gallery、NANO gallery。
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2017120804Stamperia 74b 凱旋版画展@pad gallery DM


2017120805Stamperia 74b 凱旋版画展@pad gallery1


2017120806Stamperia 74b 凱旋版画展@pad gallery2


 ギャラリーの壁に銅版画、そして木版画やシルクスクリーンなどの版画作品が並ぶ。

 神戸にあるGALLERY6とpad galleryとの共同展示で、イタリア・ミラノの版画工房「Stamperia 74\b」にてこの2つのギャラリーの作家さん達が版画作品を制作した記念の展示会とのこと。

 銅版画と言ってもエッチングとドライポイントで表現が変わってくるし、刷る紙も洋紙と和紙とでは雰囲気が変わってくる。
 その組み合わせを考えるのも制作の醍醐味かと。
 木版画や消しゴム版画、そしてフレームの選択、展示法の選択なども含めると、表現の幅がかなり広がってくる。
 この展示会でそれを見ることができたのも大きな収穫だった。
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2017112607稲葉高志個展「時の積層意図と法則と偶然」DM

稲葉高志個展「時の積層/意図と法則と偶然」
 2017.11.15-2017.11.26 月火休
 17:00-22:00 水-金 13:00-18:00 土日祝
 pad gallery
 大阪市北区堂山町5-17 堂山数寄ビル

2017112604稲葉高志個展「時の積層/意図と法則と偶然」。2
 素粒子が衝突して異なる素粒子が生まれ拡散しているようなイメージを受ける。

2017112605稲葉高志個展「時の積層/意図と法則と偶然」。3
 まだ光が直進できない時期の宇宙を思い浮かべる。

 鏡の上から樹脂を垂らしたように見えるが、ガラスに樹脂を付着させ、アルミ蒸着で樹脂を挟み込んでいるため表面は平滑。

 作品の樹脂のドットとラインは乱雑に付着させているものではなく、明確な意図を持って付着させているとのこと。
 樹脂の点と線は時刻と時間の流れ。作品の構造はガラス、樹脂、アルミニウムの積層。
 「時の積層」と言うタイトルに納得。

 今回の作品は透明樹脂そのままと一部着色した樹脂を付着させているが、以前の着色なしの作品をポートフォリオで見せてもらうと透明樹脂のラインが素粒子が通過した軌跡に見え、まるで霧箱のようだった。

2017112603稲葉高志個展「時の積層/意図と法則と偶然」。1
 pad gallery外観。
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2017111622PAPER LAB.「Beginning」@ペーパーボイス大阪DM。

 PAPER LAB.「Beginning」
 2017.11.6-2017.11.17 日休
 9:00-19:00 9:00-17:00 11/11
 ペーパーボイス大阪
 大阪市中央区南船場2-3-23

2017111617PAPER LAB.「Beginning」@ペーパーボイス大阪。9

 紙に関する展示を行っているペーパーボイス大阪、今回も面白そうな展示なので行ってみました。

2017111609PAPER LAB.「Beginning」@ペーパーボイス大阪。1

 「カミ」は死んだ?
 ペーパーレス時代になると言われてたけど、そんなことないと思う。
 世の中紙であふれてる。

2017111610PAPER LAB.「Beginning」@ペーパーボイス大阪。2

 ペーパークラフトが並ぶ中央部。
 PAPER LAB.の名前通り、実験室をイメージした作り。

2017111611PAPER LAB.「Beginning」@ペーパーボイス大阪。3


2017111612PAPER LAB.「Beginning」@ペーパーボイス大阪。4

 壁にかかる紙の見本たち。
 ここにある展示は全て触っていいそうな。壁にかかった紙も手で触って感触を味わう。

2017111613PAPER LAB.「Beginning」@ペーパーボイス大阪。5

 ここがとても面白かった。ハマればいくら時間があっても足りないって感じ。

2017111614PAPER LAB.「Beginning」@ペーパーボイス大阪。6


2017111615PAPER LAB.「Beginning」@ペーパーボイス大阪。7

 この棚に並べられた300程の瓶の中にはそれぞれ紙の見本(70弌35弌砲入っている。
 それをリングフォルダに留めて紙の見本帖を作ることができるという展示。

2017111616PAPER LAB.「Beginning」@ペーパーボイス大阪。8

 この棚の前の床に書かれていた。挑発されている感じw

2017111618PAPER LAB.「Beginning」@ペーパーボイス大阪。10

 15分ほどでサンプリングしてきた紙の見本。

 紙に関して素養が特にない私はこれを取る資格がなかったのかも知れない。
 どれから取っていいやらわからなかった。

 まずはボケっと眺めて色が気になったものから選んでみる。
 次は紙につけられた名前、色の名前が面白いものを集める。
 同じ名前の紙で色が違うものはすべて集める。

 サンプリングしていくうちに楽しくなってきた。
 紙にそれほど知識のない一般人の私でも楽しめるのだから、関心ある人は食いつくこと間違いなし。

 ここに集まっていた人たちの会話を聞いていると、多分紙に携わる何かをしている人たちなんだと思う。とても楽しそうにサンプルを選んでいた。
 紙を見ながら活版印刷でzineを作ってみたいと言う話もそこはかと聞こえてきたり。

 以前は土日休みだったけど、この展示は土曜日オープンしていたみたいです。
 このギャラリーの展示は関心の高いものが多いので平日だけでは惜しいなと思ってました。
 だから土曜日だけでもオープンしてくれてありがたいと思う。
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2017111619新竹季次×小川葉津季二人展「いきもの」DM。

新竹季次×小川葉津季二人展「いきもの」
 2017.11.12-2017.11.18 水休
 13:00-20:00:日 12:00-19:00:平日 12:00-16:00:土
 gallery そら
 大阪市中央区谷町6-4-28

 小川葉津季さんは鳥、新竹季次さんは水中の生き物を描いている。

 小川葉津季さんの作品で目を惹いたもの。
 「蛇喰」
 ヘビクイワシが足でヘビを捕まえ、食べようとしている。対するヘビも口を開けて威嚇している。
 ヘビのキバが見え、口を開ける動きが見える描写が素敵。
 これはとても迫力があり、見惚れてしまった。
 「鷂(はいたか)」
 羽毛の質感の表現が素晴らしい。
 胸の羽毛がふわふわしている感じが見ていてわかるよう。

 新竹季次さんの作品で目を惹いたもの。
 「私は誰?」
 海藻に擬態したタツノオトシゴの姿が円形フレームの中に入れられ、水槽を見るかのよう。
 こういう絵をさりげなく飾るのはいいかも知れない。
 「そこにいる」
 小作品。メンダコが潜む暗い海の中。絵全体は深海だから暗いのだが、メンダコがかわいい。
 「恋恋群青」
 ウミガメ、クラゲ、魚が泳ぐ海の中。ウミガメの姿を見るのが心地よい。
 濃い青が心を落ち着かせてくれる。


2017111620輪刀個展「うろん その弐」@ sora+DM。

輪刀個展「うろん その弐」
 2017.11.12-2017.11.18 水休
 13:00-20:00:日 12:00-19:00:平日 12:00-16:00:土
 sora+
 大阪市中央区谷町6-4-28

 どこかで見たような生物だけど、実在しない生物のイラスト。
 ファンタジーが好きな人には興味をそそられるんじゃないかと。


2017111621音のケルン 今井祝雄@ +1artDM。

 音のケルン 今井祝雄
 2017.11.2-2017.11.26 月火水休
 11:00-19:00 最終日17:00まで
 +1art
 大阪市中央区谷町6-4-40

 レコード盤を割って重ねて作られた作品が並ぶ。
 元は1977年製作の4枚のLP盤を4分割して貼り合わせた未発表作品「四つの音」(下の写真)が発見されたのがきっかけでこの展示会が実現したそうな。

2017111608音のケルン 今井祝雄@ +1art。

 この作品、吊り下げられてライトを当てているので影が面白い。
 影を意識して展示している。

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ギャラリー散策 に参加中!
 久し振りに展示会を回ったので記録。

2017111106うちのくろいねこDM
 野田トモコ個展「うちのくろいねこ」よりお借りしました。

 野田トモコ個展「うちのくろいねこ」
 2017.11.2-2017.11.13 火水休
 9:00-18:00 ラストオーダー17:45
 平岡珈琲店
 大阪市中央区瓦町3-6-11

 野田トモコさんの飼っていた黒ネコ もずくちゃんの写真展。
 黒ネコって撮るのが難しいけど、野田さん自身が長年猫写真を撮ってきているのと、自分の飼い猫で撮る回数が多いのもあるのだろうけど、やっぱりうまく撮ってる。
 周りの風景との合わせもいい。
 もずくちゃん、2014年に亡くなってるんですね。遅まきながらご冥福をお祈りします。

2017101706星降る森の猫たち@ ART HOUSEのお知らせ。
 猫屋芳樹堂きりえ個展「星降る森の猫たち」よりお借りしました。

 猫屋芳樹堂きりえ個展「星降る森の猫たち」
 2017.11.9-2017.11.13
 11:00-19:30
 ART HOUSE 2Fギャラリー
 大阪市西区北堀江1-12-16

 猫屋芳樹堂さんの猫とファンタジー感をモチーフとした切り絵が並ぶ。
 今回はOHPフィルムに印刷して、裏から光を当てる作品を作っていた。
 部屋を暗くするとそれがよく見える。
 絵柄も多分それ用に合わせて夜空の星を背景に入れている。
 これは結構いいんじゃないかな。雰囲気もいいし。

2017111107小さなギャラリー〜切り絵の世界〜チラシ
 小さなギャラリー〜切り絵の世界〜よりお借りしました。

 小さなギャラリー〜切り絵の世界〜
 2017.11.8-2017.11.14
 10:00-20:30
 大丸心斎橋店 北館12F 滝の広場
 大阪市中央区心斎橋筋1-7-1

 今井清香さんの切り絵作品展。
 最近の作品がほとんどだけど、繊細な線と表現力はますます冴えてるよな、この人は。
 「パパラッチ」と言う作品が昔のカメラに羽根と脚が生えてる風貌で面白い。
 しかも蚊をイメージした脚とドローンをイメージした羽根、ブンブン耳元でうるさい蚊とパパラッチのイメージを重ね合わせているところが面白い。
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ギャラリー散策 に参加中!
2017101108海@遠藤一成展
 海

遠藤一成展
 2017.10.10-2017.10.15
 11:00-18:00
 GALLERY北野坂
 神戸市中央区山本通1-7-17 WALLAVENUE 2,3,4F

 遠藤一成さんの個展。
 幾重にも色を重ねる表現を用いて制作された作品。

 上記作品の「海」。
 近くで見ると、幾重にも絵の具を重ねているのが見え、離れるとその短い線がモアレを生み出す。
 その見え方がとても面白いと感じた作品です。
 色からすると海と言うイメージとは異なるのですが、見たときはタイトルを知らなかったのでそう言うイメージ抜きに惹かれました。
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2017101106初音@三木次代の染め織り〜潮音洞〜1


三木次代の染め織り〜潮音洞〜
 2017.10.10-2017.10.15
 11:00-18:00
 GALLERY北野坂
 神戸市中央区山本通1-7-17 WALLAVENUE 2,3,4F

 三木次代さんの個展。
 草木染で染色した糸を手織りした布を使った作品の展示。
 その布で作り上げた着物や、壁に描けるタペストリー、一輪挿しの背景などの作品。
 すべて自分が調達した天然素材を使って染色しているとのこと。

 その中で目を惹いたのが上記写真の作品。作品名は下記の通り。
 2017101107初音@三木次代の染め織り〜潮音洞〜2

 「初音」(はつね)と銘打たれたこの着物、紫が高貴さを醸し出しているものの、押し付けがましくない雰囲気がいい。

 まあ、このブログを見ていただいている方は、「それだけじゃないでしょう、いやむしろ作品名からじゃないの?」と思われるでしょうが、全くもってその通り、反論できません。
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ギャラリー散策 に参加中!
2017101105こ・こ・ろ@作るよろこび ー文字と質感とー
 こ・こ・ろ

作るよろこび ー文字と質感とー 西山鈴代個展
 2017.10.10-2017.10.15
 11:00-18:00
 GALLERY北野坂
 神戸市中央区山本通1-7-17 WALLAVENUE 2,3,4F

 西山鈴代さんのカリグラフィー個展。

 カリグラフィーと言うと古い書籍にあるような特徴的な字体が書かれたものを思い浮かべますが、それとはまたちょっと変わった展示。

 布に書いてみたり、文字を切り取ってガラス窓に貼ってみたり、石の上に文字を描いてオブジェのようにしてみたり。
 文字も我々門外漢がカリグラフィーとして思い浮かべるような字体もありましたが、まるで書道のようなものもありました。
 聞いてみると、字が書ければどんなものを使ってもよいとのこと。

 ちなみに上記写真の作品「こ・こ・ろ」は平筆で書かれたものとのこと。
 思った以上にカリグラフィーというものは自由なんですね。

 なお、上記作品「こ・こ・ろ」に書かれた文章は

 Listening to your heart
 Finding out who you are
 is not simple
     Amish Wisdom

 「自分の心に耳を傾け、本当の自分を見つけることは簡単なことではない。」(アーミッシュの知恵)
 だそうです。
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2017091608松尾一朝・矢野志郎展@ギャラリーにしかわ

松尾一朝・矢野志郎展
 2017.9.5-2017.9.17 月休
 12:00-19:00
 ギャラリーにしかわ
 京都市中京区河原町四条上ル塩屋町332 マロニエビル2F

○○○


 フォロワーさんがつぶやいていた松尾一朝さんの展示があったので見てきた。

 矢野志郎さんの作品と双方見ごたえのある展示で、思わず店員さんと作品についてしばらく話をすることに。
 作品自体も魅力的だったが、製法にも目を惹くものがあった。

 矢野志郎さんの作品はガラス板を接着し、それを思う形状に加工する。
 接着面で光が反射してガラスの層がシャープに見えるところが好き。
 幾何学的な造形物が好きな人は惹かれるんじゃないかな。

 松尾一朝さんの作品は表面はシボ加工で柔らかいイメージ。
 ガラス棒を束ねて熱して一体にして、それを元にして作品を作り上げる。
 特にハニカム柄の作品が好き。

 矢野志郎さんはシャープなイメージの作品、松尾一朝さんの作品は柔らかく優しいイメージの作品と好対照。
 同じガラスでも加工法が異なればこんなに表情が違うんだと思わせる展示だった。
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ギャラリー散策 に参加中!
2017073003メガ恐竜展201@ 大阪南港ATCホール。1

メガ恐竜展2017 −巨大化の謎にせまる−
 2017.7.25-2017.9.3
 9:30-16:30 最終入場16:00まで
 一般1600円
 大阪南港ATCホール
 大阪市住之江区南港北2-1-10

 メガ恐竜展2017 −巨大化の謎にせまる−

○○○○


 昔から子供に大人気の恐竜に関する展示が大阪南港ATCで開催されているというので見てきました。

 会場に入ったところには巨大なメインビジュアルポスターが。
 大きい恐竜には大きいポスターがよく似合う。

2017073004メガ恐竜展201@ 大阪南港ATCホール。2
 写真で見ると大きさわからないけど大きいですw

 より詳しく解説を知りたい方には音声ガイドがあります。
2017073005メガ恐竜展201@ 大阪南港ATCホール。3
 小野大輔さんファンの方は大喜び。是非ご活用を。

 入口はこちら。
2017073006メガ恐竜展201@ 大阪南港ATCホール。4
 入口はこじんまり。

 さあ入りましょう。

 展示はZONEごとに順序だって見て行くと恐竜の巨大化についての道筋をたどることができるようになっています。
 ・・・なんですが、恐竜の展示会だというのに、この生物に目を惹かれてました。

2017073009メガ恐竜展201@ 大阪南港ATCホール。7 2017073010メガ恐竜展201@ 大阪南港ATCホール。8
 パラミロドンの生体復元(左)と全身骨格(右)。

 パラミロドンとは絶滅した地上性のナマケモノの仲間。
 ナマケモノの仲間も昔はなまけてなかったんだ。
 でもこの生体復元も何となく愛嬌があるな。舌が出てるからかな。
 ちなみにこの展示会の主催の大阪市自然史博物館にも「オオナマケモノ」の全身骨格があります。
 (■大阪市立自然史博物館常設展。(2017.4.23))

 パラミロドンに並んで展示されていたのが、今はペット二大巨頭の猫と犬の仲間。
2017073011メガ恐竜展201@ 大阪南港ATCホール。9 2017073012メガ恐竜展201@ 大阪南港ATCホール。10
 スミロドン、ダイアウルフの生体復元(左)と全身骨格(右)
 スミロドンはキバがでっかい虎みたいなネコ科の生物。
 剣歯虎って昔きいたことあるけど、それの一種。
 ダイアウルフは狼だな、名前の通り。

 気を取り直して恐竜の方を。
 みんな大好きティラノサウルス。
2017073007メガ恐竜展201@ 大阪南港ATCホール。5 2017073008メガ恐竜展201@ 大阪南港ATCホール。6
 ティラノサウルスの生体復元(左)と全身骨格(右)。
 こんなのが太古に地上を闊歩していたと思うと、その時代に生きてなくてよかったと。

○○○○


 地球史上、地上で最も大きな生物であった恐竜の一種「竜盤類」がなんでこんなに巨大化したのかというのがこの展示会のテーマであります。

2017073013メガ恐竜展201@ 大阪南港ATCホール。11 2017073014メガ恐竜展201@ 大阪南港ATCホール。12
 三畳紀の竜盤類エオラプトルの産状骨格(左)と生体復元(右写真の最も右)。

 全長1m程の小さなエオラプトルが・・・

2017073017メガ恐竜展201@ 大阪南港ATCホール。15
 こんなでっかく進化した!
 これが今回の展示会のメインであるトゥリアサウルスの半身骨格。
 全長30mを越えるそうです。

2017073016メガ恐竜展201@ 大阪南港ATCホール。14  2017073018メガ恐竜展201@ 大阪南港ATCホール。16


  2017073019メガ恐竜展201@ 大阪南港ATCホール。17
 正面から見たトゥリアサウルスの骨格(左)
 頭部骨格(右上)
 トゥリアサウルスの脳函、歯の実物化石(右下)

 そしてここで本展が考える巨大化の要因が図説されている。
 わざわざここでは示しませんので、見に行ってくださいw


 しかしながら、全部がこんなにでっかく進化したわけでもなく、周りの環境に応じて比較的小さなままだったものもいたようです。
2017073015メガ恐竜展201@ 大阪南港ATCホール。13
 エウロパサウルスの全身骨格。全身6m。
 大きな大陸ではなく島に住んでいたようで、その環境に合わせてサイズもコンパクトになっていたと考えられているそうです。

○○○○


 大まかなところはこんな感じだったのですが、目を惹いたものを書いておきます。

2017073020メガ恐竜展201@ 大阪南港ATCホール。18 2017073021メガ恐竜展201@ 大阪南港ATCホール。19
 骨格や生体復元が目を惹きますが、資料展示や説明のボードも充実していて、自由研究にはもってこいかも。
 このようなボードの説明をじっくり読んでいる子供もいて、将来有望株かもと思いつつ眺めておりました。

 目を惹く展示としてはこれは外せない。
2017073022メガ恐竜展201@ 大阪南港ATCホール。20 2017073023メガ恐竜展201@ 大阪南港ATCホール。21
 バロサウルス(左)とアパトサウルス(右)。動きます。
 動いて鳴く声まで出ます。

 個人的にいい展示だなと思ったのがこれ。
2017073024メガ恐竜展201@ 大阪南港ATCホール。22 2017073025メガ恐竜展201@ 大阪南港ATCホール。23
 ディプロドクスの全身骨格。
 何が違うのかと言うと、横倒しになっているところ。
 真下から骨格を見上げることはそれほどないかなと思うし、足の裏とかも見ることができるのもいい。
 水辺の泥に足を取られて転倒した姿を再現しているとのこと。

 子供が大好きウンチの話。
2017073026メガ恐竜展201@ 大阪南港ATCホール。24
 糞と言うのは食べていたものを分析するのに重要なものであり、恐竜の糞の化石でも同じことがなされている。
 糞の直径が動物の体重と相関関係があるらしいので、この化石からこの糞を出した恐竜の大きさも推計できるとのこと。
 とはいうものの、糞とかウンチとか言われると、人は一旦嗅いでみたいと思うようだ。
 しばらく見ているとそういう人がよく見られた。
 もちろん臭いなんてない。

 恐竜の巨大なしゃれこうべが並んでいる中、人間はなんて小さな生き物なんだと思わせる写真。
2017073027メガ恐竜展201@ 大阪南港ATCホール。25
 とはいうものの、恐竜はあんなでっかい図体をしているけど、脳は小さい。
 脳が小さくても生きていけたからそうなった。
 人間はそうではなく、脳を巨大化し論理的思考などで生きのびてきた。
 それぞれの環境で最も適したスタイルで生きていくのが生物なんだなと思った。

○○○○


 とりとめもなく書いてきましたが、恐竜の巨大化というテーマでZONEを進むごとにそれがわかっていくという展示スタイルは大阪市立自然史博物館が主催だけあってうまくまとめられているなと感じました。
 もちろん、恐竜でかい!すごい!という目を惹くものも満載。

 展示場の外には 恐竜に関するアトラクションや恐竜レストランもありますのでそこで遊ぶのもいいでしょう。
 更に、休憩するスペースが大きく取られており、ベビーカーを置いておけるスペースもあります。

 恐竜が好きという人は何も言わなくても勝手に見に行ってるでしょう。
 それ以外でも、何かの拍子で大阪南港方面に出かけられる方も入ってみてはいかがかと思いました。

 なお、この展示を鑑賞するにあたって大阪市立自然史博物館様からブロガー招待という形で招待していただきました。
 この場で御礼申し上げます。
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ギャラリー散策 に参加中!
2017052207うめぐみ写真展11@ 10WGallery1

うめぐみ写真展11
 2017.5.22-2017.5.28
 13:00-19:00 最終日18:00まで
 10WGallery
 大阪市中央区平野町1-6-8-901 メロディハイム平野町10F

 うめぐみブログ

 八二一先生の写真教室の生徒さん3人で結成された「うめぐみ」のメンバーをメインに写真教室の有志がそれぞれ写真を展示するこの時期恒例の猫写真展。今年は八二一先生も出展。

 堀葉子さん
 琵琶湖の沖島の猫たち。
 海に見えるところは全部淡水。
 でも大きいから海の雰囲気。
 漁業に使う網、堤防と写る猫たちはすっかり海辺の猫だ。海じゃないけど。
 湖で釣りをする人、そしてその釣果をちゃっかりもらった猫。
 のどかに時間が過ぎて行く雰囲気が伝わってくる。
 沖島は一度訪れたことがある。
 残念ながら猫にはあまり会えなかったけど、漁網がかかり、漁船が泊まっている見るからに海辺の漁港と言う感じなのに潮の香りがしないところが面白い。

 まつうらともこさん
 保護猫カフェ「DearCat」の猫たち。
 生駒の保護猫カフェ「DearCat」の猫たちの店内の様子が写されている。
 このカフェの名前通り、保護された猫たちがいる。
 もちろん里親募集もされており、ここで人慣れして新しい家に迎えられる猫もいるそうな。
 保護猫と言うとちょっと物悲しい感じがするのだか、猫たちはとても可愛く、色々な表情を見せてくれている。
 この写真はこの展示が終わったらぜひこのカフェに貼り出して欲しいと思う。

 にしたにけいこさん
 飼い猫のカリンちゃんの写真。
 にしたにさんの写真にはやっぱりカリンちゃんがいなきゃダメだろ、と思う。
 にしたにさんの化身じゃないかと思ったりもするくらいだ。
 そう考えるとセルフポートレートかと。
 まあ、これは私のふざけた考えだけど、そういうのを抜きにしてもこのカリンちゃんは文句なしに かわいいと思う。
 そして、そのかわいさをしっかり写し出しているにしたにさん。
 かわいい猫が見たいなら見に来るべきだと思う。

 ギャラリーの形が変わり、少し小さくなったものの、長方形になったので、鑑賞者としては見やすくなったと思う。

 ギャラリー猫のクーちゃんも出てきてくれて、急遽撮影会に。

2017052208うめぐみ写真展11@ 10WGallery2

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ギャラリー散策 に参加中!
2017052204公募展「微睡みの箱庭」@ ぎゃらりぃ あと。


公募展「微睡みの箱庭」
 2017.5.17-2017.5.29 火休
 12:00-20:00 最終日18:00まで
 ぎゃらりぃ あと
 大阪市北区黒崎町14-19

 招待作家:日暮
 出展作家:
 しまなみ 釣鐘草。。。 しゅる 晴涙 高月つぐ 慎
 宮坂あめ ヤマナカ栄壱 都留ユリコ BLUE クマタ
 ゆうす湖 mimimi すばる らるち あか N1 桜城
 雨悠ぱこ ひろ はヤせあヤき はなえ しろたまご
 ほずみきりん 独楽子 苑 ゆうき杏 さきかわ まちろ
 架南 べるね かしろ 湊杜かなめ さんふぁ まめこ
 (敬称略)

 微睡をテーマにしたイラストの展示。各作家さんの「微睡」が垣間見える。
 でもそのテーマをあまり意識せずに見て行った。
 気になった作家さんが2人。

 らるちさん
 とにかくかわいらしくて、構図もうまくまとめられている。
 安らかな気持ちで見ていられる。
 猫と小人の女の子の絵もとてものどかでよい。
 おれの好みの絵柄どんぴしゃりなんだろうな。

 独楽子さん
 らるちさんとは違って、心にチクチクくる。心穏やかじゃないところがいい。
 「しにみずのかわ」の動物の書き込みに目が行く。
 ヤツメウナギ、プラナリア、アホロートルを選んだ理由は何だろうな。
 頭の中を見てみたい。
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2017051103大阪市立クラフトパーク出張体験教室 @ディアモール大阪
 作ってきた錫のアクセサリー(向かって右)。大きさがわかるように1円玉を横に置きました。

 梅田の地下街を歩き、ディアモール大阪のイベントスペース(ディーズスクエア)の前を通りかかると何かやってる。
 大阪市立クラフトパークがPRイベントをしているようだ。
 そのスペースで出張体験教室と称して錫のアクセサリーを作る体験を無料で開催していたのでやってきた。

 型を選び、そこに溶けた錫を流し込んでもらったものに、タガネで模様を付ける。
 選んだのは猫の顔の型。そりゃ当然でしょう。

 できた猫の顔に模様を付ける。
 猫の顔のパーツを作れるタガネを探して、木槌で叩いて模様を付ける。
 まあ、何とか猫には見えるだろ。
 ポイントは向かって左の耳に付けた星型。

 大阪市立クラフトパークではガラスや金工、陶芸などの教室があります。
 知人がここでガラス教室に通ってたような。
 詳しくはHPを参照のこと。
 大阪市立クラフトパーク
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201704230039
 大阪市立自然史博物館第2展示室。

 特別展「石は地球のワンダー〜鉱物と化石に魅せられた2人のコレクション〜」を鑑賞し、特別展記念講演会「鉱物の特徴と環境」を聴講した後は常設展を見て回ることにしました。

 まずは入り口前にいるこの子たち。

201704230036 201704230037
 ナガスクジラの「ナガスケ」(左)とマッコウクジラの「マッコ」(右)の骨格標本です。

201704230038
 建物の外部につるされているのでこんなお客さんもいらっしゃいます。

 中へ。

201704230039
 太古の巨大生物たちの骨格が並べられてます。

201704230040
 その中に、オオナマケモノの骨格。
 昔はこんなに大きかったし、多分「ナマケモノ」じゃなかったんでしょうね。
 その後ろに中途半端に写ってる象が「アメリカンマストドン」。
 ここ最近ネットで名前が挙がってるマストドンです。(違う)

201704230041
 アライグマです。昔は「ラスカル」今は「アライさん」ですかね。
 ずっと思ってんですが、ラスカルのイメージじゃないですね。色とか。

201704230042
 ヌートリア。カピバラさんと間違える人がいますが別人です。
 戦時中、毛皮用に輸入されたんだっけ。

201704230043
 大阪市立自然史博物館の常設展で必見なのはこのゴキブリの模型。
 でっかいです、うまく作られてます。
 こんなの這ってたら嫌だよな。嫌のレベルじゃないか。

201704230044
 初音ミク「ウミユリ海底譚」(n-buna)(YouTubeに飛びます)でおなじみ?のウミユリの仲間です。
 ユリと付いているから植物かと思いきや動物です。
 しかもタコよりもわれわれ人間に近い生物。

 何度も見ているので、最初はボケっと眺めていくつもりだったけど見ているようで見てないところがぎょうさんありました。
 まあこれだけ展示されていたら見切れない。
 暇な時にボケっと見に来るのもいいかも知れません。
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特別展記念講演会「鉱物の特徴と環境」
 2017.4.23
 13:00-14:30
 大阪市立自然史博物館 講堂
 大阪市東住吉区長居公園1-23
 大人300円 高校生・大学生200円(博物館入館料)

 講師:地下まゆみさん(大阪大谷大学教育学部准教授)

 特別展「石は地球のワンダー」オフィシャルHP

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特別展「石は地球のワンダー〜鉱物と化石に魅せられた2人のコレクション〜」の記念講演会として開催されるこの講演会を聴講してきました。
この講演会があるからこの日に展示を見に来たというわけです。

特別展記念講演会「鉱物の特徴と環境」

<岩石とは?鉱物とは?>
 岩石:火成岩(マグマがかたまってできる)、堆積岩(砂や石が堆積してできる)、変成岩(上記2つが圧力を受けてできる)
 鉱物:固体地球の最小構成単位で岩石の構成物質。
    天然に産出する無機質で一定の化学組成と結晶構造を有する固体物質。
    水銀は液体だけど鉱物に含む。

 鉱物の写真のスライド:銅、岩塩、蛍石、コランダム(ルビー、サファイア)、石英(水晶、オパール)。
 お見せできないのが残念だが、こういうのが自分の目で見られるのが特別展。です。

<鉱物の大小(結晶の大きさ)>
 大きい方。
 メキシコのナイカ鉱山にはセレナイト(石膏)の巨大結晶(最大で長さ10mくらい)がある。
 一定の環境が長時間維持されている洞窟の中で結晶が育った。
 スライドで写真を見たが、結晶と言うと小さいイメージしかないのでとても違和感がある。

 小さい方。
 カオリナイト(粘土鉱物)の2μm以下の極小結晶。
 アスベストの1μm以下の針状結晶。
 ちなみにこの結晶が肺組織に刺さってがんの原因になる。発がん性は青石綿>白石綿。

<鉱物の特徴と分類>
・化学組成による分類
 陰イオンが主要なのでそれによって分類される。
 元素鉱物(ダイヤモンド、硫黄など)、硫化鉱物(黄鉄鉱など)、ハロゲン鉱物(岩塩など)、酸化鉱物、炭酸塩鉱物、珪酸塩鉱物。
 地殻内の存在度:長石>石英>・・・

・結晶系による分類
 等軸晶、正方晶、六方晶、斜方晶。
 結晶模型をストローとゴムひもで作ると理解しやすいとのこと。
 これは面白そう。結晶とか関係なしに。

・硬度、光沢、劈開、比重、色、条痕色などによる分類
 硬度(モースの硬度計(相対的な硬さを示す))・・・石英より硬いものが宝石になることが多い。
 光沢:金属光沢、非金属光沢(ダイヤモンド、ガラス、真珠、脂肪、樹脂、錦糸)
 劈開:方解石など
 比重
 色(鉱物の色調):塊の色と粉末の色。
  着色の原因:特定の元素による光の吸収、結晶内の欠損による光の吸収、電荷の異なる陽イオン間での電荷移動によるもの
 条痕色(粉末の色を見る)
 蛍光:灰重石、方解石、蛍石。(紫外線照射で可視光を発する)
 虹色を呈する鉱物:オパール、ラブラドライト

<鉱物の生成>
 液体、気体からの結晶化。
 鉱物がさらに変性し、新しい鉱物になる。
 生物によって作られる。

 宝石となる鉱物の条件:岩石中には希少な元素を主成分とする。

<鉱物の採集>
 坑内掘り:中国の蛍石採集の様子をスライドで例示。
 露天掘り:ロシアでの採集の様子を例示。
 鉱物が多数算出する国はロシア、カナダ、アメリカで、日本列島では変成帯に比較的広範囲に産出される。
 隕石:宇宙からやってくる鉱物。
 基本的に地球上の物質と変わらないので、土の上に落ちると地球上の鉱物と見分けがつかない。
 ロシア チェリャビンスクの隕石は破片が雪の上に落ちたので区別できた。

<鉱物の利用>
 窯業(セラミックス)、金属資源、貨幣や装飾品、化学肥料、火薬。医薬品、研磨剤、建材、化粧品など多岐に渡る。
 その一方、鉱物採掘や精錬などによる環境破壊が起こる。
 2000年頃のロシアの銅精錬所の例。山の木は枯れ、川は酸性で真っ赤に染まっている。
 日本でも足尾銅山が挙げられる。
 鉱物の利用は環境破壊を少なからず引き起こしている。
 そのように得られた資源は大切に使わなければならない。

 最後に、鉱物は長時間かけて形成されるもので、見た目だけではない視点を持って見てもらいたい と講演を締めくくられました。

 幼少の頃から石に関心のあった先生の今も変わらぬ鉱物への関心の高さとその魅力を伝えたいという思いが伝わってくる講演でした。
 これは研究者や技術者にしばしばみられることだけど、自分の扱っている対象に対して「この子」と呼ぶ。先生もそうだった。
 こういうのをきくと鉱物に対する思いが伝わってきてほっこりします。

 講演中、鉱物の写真がたくさん出てきたが、百聞は一見に如かずで標本を自分の目で見るのが一番だと思う。どんなに言葉を尽くしてもこれは伝わらない。
 だから今回の特別展に足を運んでみてください。
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201704230003


特別展「石は地球のワンダー〜鉱物と化石に魅せられた2人のコレクション〜」
 2017.4.22-2017.6.4 月休(5/1月は開館)
 9:30-17:00 入館30分前まで
 大阪市立自然史博物館 ネイチャーホール
 (花と緑と自然の情報センター 2階)
 大阪市東住吉区長居公園1-23

 観覧料:大人 300円、高校生・大学生 200円
 期間フリーパス:大人 500円、高校生・大学生 400円

 詳しくは特別展「石は地球のワンダー」オフィシャルHPを参照してください。

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 大阪市立自然史博物館にて鉱物と化石の展示会が開催されているので見てきました。

北川隆司鉱物コレクション
 故 北川隆司広島大学教授が収集した鉱物標本の一部を大阪市立自然史博物館および大阪市立科学館にて展示しています。
 展示は大きく分けて「岩石を作る鉱物」「金属になる鉱物」「宝石になる鉱物」「鉱物の形」。
 それぞれ見応えのある鉱物がありますよ。その一部を紹介します。

「岩石を作る鉱物」

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 岩塩です。
 言わずと知れた食塩(塩化ナトリウム NaCl)の塊です。
 左側の標本の青い部分は長時間放射線を浴びて結晶構造に乱れができ、青く見えるとのことです。
 右側の標本の、食べることもできるが標本は失われるっていう説明に何とも言えん味わいが。

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 普通角閃石です。
 あれ、植物の化石か?と思ったんですが違います。
 シダ植物の化石みたいに見えた。

201704230007 2017032704横田真希展@Maruzen Button Galleryのお知らせ。
 ぶどう石です。(左写真)
 ぶどうの実のような形の石。
 先日の横田真希展での作品に用いられていた石(右写真)を思い出したんだけど、その石(グレープアゲード)とは異なる。

「金属になる鉱物」

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 自然銅

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 胆ばん(左) 藍銅鉱(右)
 銅の色と言えば10円玉の色とか思い浮かべるのですが、普通では化合物で産出されるのでこんなきれいな緑や青の鉱物が見られます。

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 菱ニッケル鉱。
 緑色の蛍光ペンのようなラインの部分が菱ニッケル鉱。
 石にこんな色のラインがあったら上から誰かが塗ったんじゃないかと思ってしまう。

「宝石になる鉱物」

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 ラズライト(ラピスラズリ)
 ラピスラズリと言えば天然ウルトラマリンの原料。
 フェルメールブルーですね。
 宝石になる鉱物という項目を見た時からあるかなと思って見てました。
 あってよかった。

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 コランダム(左) スピネル(右)
 コランダムってなんだと思ったらルビーやサファイヤのことなんですね。
 赤いコランダムをルビー、それ以外をサファイヤと言うらしいです。
 これだけでも何か勉強になったなぁと。
 そんでそのルビーに間違えられそうなのがスピネル。

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 石墨

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 ダイヤモンド
 同じ炭素なのにこんなに違うのは面白いよね。

「鉱物の形」

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 オーケン石
 なんだこのカビみたいなのは。でもこれも結晶らしい。
 触ってみたいな。

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 針鉄鉱
 この黒い針状の結晶、白い透明な水晶の中でとても目立って見栄えする。

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 石膏(砂漠のバラ)(左) 石膏(右)
 石膏ときいてイメージするのが骨折したときにお世話になるギプス。
 砂漠のバラも形状が面白いけど、右側の透明の結晶が石膏だって言われてもという感じがする。
 そういう意外性も楽しいもんです。
 ちなみにギプスなどに使われるものは「焼石膏」と言い、鉱物の石膏を熱して水分を飛ばしたものだそうな。

 結晶も様々な形があって面白い。同じ物質でも結晶構造が違うと外見が全く異なってしまう。

 ここに展示されている標本で約170点、流して見るだけでも鉱物って色々な種類があって、いろいろな形があって色があって面白いものだなと感じます。
 これだけあったらお気に入りの石が見つかるはず。
 さわれないのが残念だけど。
 ここに紹介した以外のものもたくさんあります。是非展示会へ。 

金澤芳廣化石コレクション
 金澤芳廣氏が四国を中心に収集された化石標本約600点の一部が今回展示されています。
 和泉層群と呼ばれる中生代白亜紀後期の地層からの化石が多い。

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 最も目を惹くのがアンモナイトですね。
 昔から代表的な化石として名が挙がってますし、猫好きな人なら猫が丸まって寝ている姿をアンモナイトの形状になぞらえて「アンモニャイト」や「ニャンモナイト」というのは知ってるかと。

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 このアンモナイトは変ですね。
 異常巻きアンモナイトと言うそうですが、これが一般的なら「アンモニャイト」や「ニャンモナイト」と言う呼び方は生まれなかったでしょうね。

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 この標本の見せ方はかっこいいですね。
 化石の周りはノジュールと呼ばれる硬い石の塊でそこから化石だけを取り出します。

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 エビ、カニ、ウニ。
 いいですね。海産物の宝箱やー、って感じです。
 エビなんて伊勢海老じゃないですかね。
 カニの形がしっかり残ってるところは素晴らしい。
 基本的な形はこの時代から変わってないんですね。

 他にも植物の化石や魚類、そして恐竜の化石もそろってます。

 過去にこの地球に生きていた生物たちの痕跡が悠久の時を経てこのように姿を現す。
 化石として見つかった生物たちはその時代やその生物種の代表になってしまうんだよな。

 47都道府県の石
 都道府県の鳥や花はあるのになぜ石がないの?ということで、日本地質学会が各都道府県の岩石、鉱石、化石を選定したそうです。
 その中で展示できるものは展示、できないものは写真などで紹介という形で展示しています。
 また、日本の石としてひすいが選ばれています。(日本鉱物化学会が選定)

 私は兵庫県在住なので、とりあえず兵庫県の石を見よう。

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 丹波竜は順当なところ。これを選ばずして何を選ぶのかというくらい。
 アルカリ玄武岩と言えば玄武洞、玄さんのいるところですね。
 玄武岩の玄さん知ってますか?知らない人は検索してください。
 黄銅鉱、明延鉱山今も採ってんかね、って1987年に閉山でしたか。

 後、目を惹いた石を紹介。

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 カオリンです。
 愛知県の石、ごめん、名前だけで選びました。
 でも、この石があったから瀬戸物があるんですよね。

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 三重県の石(左) 長野県の石(右)
 三重県の石で目を惹いたのが「ミエゾウ」の化石。
 ミエゾウと言う象がいたってこと自体が初耳だったんで。
 ナウマンゾウとかに比べるとマイナーじゃないですか。
 三重総合博物館に全身復元骨格があるそうです。

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 ひすい
 日本の国石として選ばれたそうです。
 このひすいに関する講演会が5月14日にあります。興味がある方は聴講されてはいかがでしょうか。
 第34回地球科学講演会「国石になった翡翠について」

 詳しくは「県の石」「ひすい」を我が国の「国石」として選定も参照ください。

 自分の出身の都道府県の石を眺めても普通の人はピンとこないとは思いますが、この展示を見て自分たちのいるところの地下に眠っている石のことを思いめぐらせてもいいかなと思います。


 この特別展を観覧し、鉱物、化石を通して、自分たちの住んでいる地球の営みに触れることができたのはとても有意義なことでした。
 博物館なんて、と思っている人でも一度訪れてみるのもいいかも知れません。


 この後、特別展記念講演会「鉱物の特徴と環境」を聴講しました。


(追記 2017.5.20)
 特別展「石は地球のワンダー 〜鉱物と化石に魅せられた2人のコレクション〜」をブログで紹介いただいています vol.2(2017.5.19)にてこの記事をリンクしていただいております。
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ブログネタ
ギャラリー散策 に参加中!
2017041605スプリング・エフェメラル展@アトリエキプリス

スプリング・エフェメラル展
 2017.4.13-2017.4.18
 13:00-18:00 14:00-18:00 4/15
 アトリエキプリス
 大阪市淀川区十三本町1-11-17

碧輝うろこさん:切り絵
 「スプリング・エフェメラル」
 花が咲く桜に蝶2匹。
 桜の花びらを切った紙の層を重ねて奥行きを出している。蝶の部分も折って立体化している。
 春のいきいきした雰囲気が伝わってくる。

相原屋さん:イラスト
 「blind」
 蝶の羽を舐めてる少年に目を惹きつけられる。
 絵柄も相まって蝶への偏愛と言う印象。
 昆虫食の方向ではない。

 「想い」
 蝶の羽が落ちているところに蟻が2匹様子うかがい。
 蝶の一生は終えたけどそれを糧にするものがいる。
 命がつながっているのを感じた。

ティーダ・ミサさん:ワイヤーアート、アクセサリー
 「朧月夜」
 皿型の花器にワイヤーの花。
 花びらの輪郭は太いワイヤー、脈は細いワイヤーを使って表現。
 とても美しい。

 クモをモチーフとしたアクセサリーもうまく作ってるなぁ。
 腹はトンボ玉などを使って、身体や脚はワイヤーで作っている。
 身体をワイヤーを蚊取り線香のようなぐるぐる巻きにして作っている。これが結構しっくりくる。

2017041610自然と人工のはざま@阪急うめだ本店アートステージ

自然と人工のはざま
 2017.4.12-2017.4.18
 10:00–20:00 10:00-21:00 金・土 10:00-18:00 最終日
 阪急うめだ本店 9階 アートステージ
 大阪市北区角田町8-7

 自然と人工のはざま

 昆虫標本や鉱物、それらをモチーフとした作品。

 sola cube
 透明樹脂に封入された植物、いつまでも変わらぬ自然の美を手元に置ける。

 それよりも私の目を惹いたのがそれを置くために作られたステンレス製のHOSHIと名付けられた台。
 十字型のパーツを組み合わせた形が何とも言えん。
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