心に残る作品を求めて・・・。
<20130143 塚研展>
2013.3.22-2013.3.28
10:00-19:00 最終日14:00まで
富士フイルムフォトサロン大阪
大阪市中央区備後町3-5-11 富士フイルム大阪ビル1F
長年活動を続けている写真グループの展示会。
長年写真を撮られている諸先輩方の作品が並ぶ。
定番の風景などの写真もあるが、写り込みや影を利用したちょっとひねった作品も。
更に見応えのある写真を求めているのを見るとこちらも負けてはいられないと思う。
<20130144 ♀BEATS>
2013.3.22-2013.3.24
13:00-20:00 最終日18:00まで
BEATS GALLERY
大阪市中央区南船場2-7-20 大阪屋安堂寺橋ビル4F
BEATS GALLERY恒例の女性限定写真展。
数枚の写真を分割し、そのパーツで作品を再構成する手法の作品。
写真の枠を取っ払ったような作品をここで見ることができるのはとてもうれしい。
写真の枠の中での表現を追求するのが主流だろうけど、こういうのも大歓迎。
ここの所面白いと思っているカビシリーズ。
カビや朽ちている物を主役に出した作品は生物学的にも興味があるし、退廃的なメッセージと新たな生命の息吹を感じることができる。
元々小さいものを大きくプリントするのは気持ちいい。
墓場の写真、数多く並ぶ墓石の天井部分が日に照らされて光る。
この写真は場所柄もあるが異様に映る。
単に石が並んでいるだけとも言えるのだが、その石に意味がある。
生と死を考える。
朝霧の中、写真を撮っている作家さんの姿を何だか想像してしまう。
露が付いた蜘蛛の糸が、朝日があると多分キラキラ光ったりするのだろうけど、霧で霞んでしまってそういう美しさは期待できない。
でもその糸の存在感は伝わってくるし、ここに蜘蛛の網がなかったらどうもピンと来ない写真になってる。
単なる写真展示ではない作品を見ることができたのは大きな収穫だった。
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