心に残る作品を求めて・・・。
<20130094 コレクション 現代美術とテーマ>
2013.1.19-2013.3.24 月休(月が祝の場合翌火休)
10:00-17:00 10:00-19:00 金
一般420円 無料観覧日:1/19、2/2、3/2
国立国際美術館
大阪市北区中之島4-2-55
1の部屋に入ろうとしたら、入口近くに何かが落ちている。
キーボード(音楽の方)の上に仰向けに寝たシャム猫らしき猫の彫刻。
キーボードの電源はONで、鍵盤は押されていないみたいだが、低い小さいノイズ音が聞こえてくる。
何だか見入ってしまって、その後1の部屋に入るのを忘れて、よその部屋に行ってしまった。
(猫彫刻 落合多武さん)
小川信治さんの作品がそこにあった。
アジェ・プロジェクト1、2とラス・メニーナス。
もう一つ付け加える作品と主題を消してしまう作品。
そろそろ関西でも個展とかやって欲しいもんです。
その隣にあった福田美蘭さんの「静物」、並んでいる置物の一つがモザイクになっているのが何だか可笑しくて。
途中の部屋の、レゴで作られた作品(レゴ 中原浩大さん)や水の中にインクを流している光景を撮影した作品(フライシュヴィマーシリーズ ヴォルフガング・ディルマンスさん)などを流し見しながら、たどり着いた最後の部屋。
上からライトが当てられた木製のテーブルとベンチ。
最後の部屋でちょっとゆっくり座って休もうかと思いきや、これも作品。
途中の部屋に木製のベンチがあったので、これも美術館が用意したものかと勘違いしそう。
実際、勘違いしたカップルがいたみたいで、注意されていた。
いや、でもあれは勘違いするよ。仕方がない。
(ディスカッション・アイランド・レスト・リグ リアム・ギリックさん)
帰ってくる途中に気が付いた気になる展示が。
「この七つの文字」と縦に書かれた紙(日本語の文字(この七つの文字) 高松次郎さん)。
この七つの文字、と書かれた文章は七つの文字で構成されているので矛盾しないが、7以外の数を用いると矛盾を生じる。また別の言語にすると矛盾する可能性がある。
文章の構成と内容の説明の絡みようが面白い。
そして、なんとなく知っていたが、じっくり見る機会のなかった作品を見る。
おおぐま座と言うタイトルのサイモン・パターソンさんの作品。
おおぐま座という名前とは似つかわしくないと思う作品。
見てくれは地下鉄の路線図。
その駅名が人の名前などに置き換えられている。
路線は例えば「哲学者」とかになっていて、駅名もそのジャンルの人の名前が書かれている。
辿って行くと何だかはまってくる。
そして忘れていた最初の部屋に。
猫の母子の写真(東京 森山大道さん)があったのを覚えている程度。最初に入ってもよかったけど、最後でもよかった。
その部屋は「日常生活」と言うタイトルが付けられていて、まあ日常生活ならそんなものかとふと思いつつ、会場を後にした。
<20130095 夜のスケッチ●8>
2013.2.26-2013.3.3
12:00-19:00
ギャラリー・アビィ
大阪市中央区南船場2-2-28 順慶ビル212号室
外の灯りがガラスに留まっている虫の存在をアピールしているかのように照らす。
小さな虫だけど存在を無視できない。
灯りも暖色で虫を暖かく迎えてくれているかのようだ。
そんな写真が心に残った。
<20130096 サイアノプリント写真展「青色写真」>
2013.2.26-2013.3.3
12:00-19:00 最終日18:00まで
壹燈舎
大阪市中央区南船場2-6-21 グラン・ビルド心斎橋301号
いわゆる青焼き。
青が基調だが、若干の色の調整はできるようだ。
石組みのトンネルのような場所を写した写真がまるでリトグラフのよう。
<20130097 モノクロプリント体験教室 修了展>
2013.2.26-2013.3.3
11:00-19:00
NADAR/OSAKA
大阪市中央区南船場3-2-6 大阪農林会館B1F
海外旅行の写真を出展した作家さん、日付を入れている所が旅情感を掻き立てる。
作品と記録の間を行ったり来たり。それが面白い。
コメント