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行ってきたで。

日蘭交流400周年記念特別展覧会 フェルメールとその時代
 2000.4.4-2000.7.2 月休
 9:30-17:00 入場30分前まで
 一般1500円
 大阪市立美術館
 大阪市天王寺区茶臼山町1-82

 思い立ったら吉日と言うわけで、さっそく美術館なるものへ行ってまいりました。場所は、大阪市立美術館。JR天王寺駅下車すぐのところにある天王寺公園の中にあります。(場所はここを参照のこと)
 JR天王寺駅から少し歩くと、天王寺公園の入り口に着く。入り口でチケットを購入する。大人 1500円である。(学生 1200円、中学生以下 無料)

 公園に入り、内部を抜けて、大阪市立美術館の正面にたどりついた。
20000413フェルメールとその時代@大阪市立美術館

 大体の美術館はそうだろうが、写真撮影は禁止されているので、内部の写真はない。
 と言って、終わりと言うわけにもいかないので、私の稚拙な説明で我慢してもらいましょう(笑)

 少しでも雰囲気が伝わればいいかと思います。ほんとのところ、行ってほしいですね。お勧めです。だから、この文章を書いてるんですが(笑)

 まずはじめに、この展覧会のパンフレットを購入した。後にいろいろな知識をつけるために必要だと考えたからである。
 次に、この展覧会のガイドを購入し、荷物をロッカーの中に入れて、準備OK。さっそく部屋に入った。

 あれ? フェルメールって、屏風絵も描いてたんだ・・・ それも戦国時代とか江戸時代とか・・・ って、ちゃうやろ!(笑)
 これは、この美術館所蔵の美術品を展示していると言うことでした。ああ、びっくりした(笑)
気を取り直して、次の部屋へ・・・

 いやに写実的な絵があるなぁ〜 それに、動いている絵も・・・ って、ああ、ここはデルフトの現在の様子を表わしたものか・・・ 運河が凍ったら、スケートもできるのか。あれ、これはバウワーの靴かな?(笑)

 さて、次こそは、と思ったら、今度はちゃんと絵がありました。

 17世紀、デルフト派が活躍していたときの街の様子を描いた絵が展示されていました。

 「1654年10月12日月曜日のデルフト火薬庫爆発事故」(1654年またはそれ以降)エフベルト・リーフェンスゾーン・ファン・デル・プール 
 これは、街中にあった火薬庫の爆発事故を描いたものである。
 彼は、火を描かせたら、ネーデルランド一の画家と言われており、火の表現はすばらしいものがある。
 当時は写真がないから、こういうニュースも絵で残すしかなかったんだろうな。この事故以来、火薬庫は城壁の外へ置かれることになったそうです。

 次の部屋は ・・・

 教会の内部を描いたものが展示されている。当時の教会はもちろんのこと、現在の教会と言うところには入ったことがないので、どのようなところかわからないが、昔の教会と言うところは、埋葬もされていたし、人々が集う場所でもあったと言うことだ。犬が遊んでいたりする絵があり、当時の人々の暮らしがわかるようで面白い。

 さて、次の部屋へ・・・

 次の部屋は、肖像画が飾られている部屋でした。われわれで言う、家族の写真を撮るかわりに、絵を描いてもらったんでしょうね。そう言う絵もありました。

 そして、この部屋で、ついに、ヨハネス・フェルメールの絵を見る事ができました。

 「聖プラクセディス」(1655年) ヨハネス・フェルメール
 聖プラクテセディスと言う女性が斬首された殉教者の血をスポンジに集めて絞って、壷の中に入れている姿を描いています。聖プラクセディスの向こう側に、首を切られた男の人が横たわっています。
 これは、イタリアの画家の作品を模写したもので、彼女の手に原画にない十字架を付け加えているのは、殉教者とキリストの血が混ざることを象徴的に表わしたと言うことです。
 この絵をほめることは、原画をほめることになるんだろうな・・・十字架を除いて(笑)
 顔が優しい感じで好きですね。聖女だからか?
 原画の写真を見ましたが、本当に忠実に模写できています。
 (2016年現在 国立西洋美術館所蔵)

 さて、次の部屋に行きましょう!

 やっと、ヨハネス・フェルメールの部屋にたどりつきました。ここには『彼女』がいるはず(^。^)

 「天秤を持つ女」(1664年頃)ヨハネス・フェルメール
 絵の中の壁に貼られている絵が「最後の審判」で、女性は天秤を持っている。これは天秤で人間の魂が量られることを暗示していると言うことです。女性の前にあるテーブルには、宝石が置いてありますが、これはこの絵を見る人に、中庸を保ち、節度を持った生活を送ることを勧めていると言うことです。
 金属や宝石の光沢がうまく表現されています。

 「リュートを調弦する女」(1664年頃)ヨハネス・フェルメール
 壁に貼られた地図と机の上に置かれた楽器が、彼女が遠く離れた恋人に想いをはせていることを示しているそうです。
 この絵もそうですが、彼の絵には左側に窓があり、光が射しこんでいる絵がいくつかありますね。
 むかしの遠距離恋愛は、大変だったでしょうね。連絡手段も少ないし、移動手段も時間がかかるし。

 「地理学者」(1668-1669年頃)ヨハネス・フェルメール
 これと対をなす作品に「天文学者」と言う絵があります。地理学、天文学とも、大航海時代には欠かせない学問で、それを彼は画題に選びました。地球儀やコンパスを彼は所有しておらず、これらは友人から提供されたものだと考えられており、この絵のモデルもその友人であると考えられています。

 そして、やっとやっと、たどりつきました。このために私はここまで来たのだと言っても過言ではない!

 「青いターバンの少女(真珠の耳飾りの少女)」(1665-1666年頃)ヨハネス・フェルメール

 やっと『彼女』と対面できる! この部屋に入ったときから、気になって気になって仕方なかったです。

 こちらを見つめる瞳に釘付けになりました。背景が真っ黒で何もないので、彼女がこの絵のすべてである。
 たしかにフェルメールの作品は、風俗画家らしく、当時の暮らしや彼からの暗示などが描かれており、それはそれですばらしいものではあるが、この絵の有無を言わせぬ魅力にはかなわない。

 この絵は私の心をとらえ、私をこの場に吸い付けてしまった。しばらくその場に立ち尽くし、瞬きもせず(と言えば嘘になりますが、そういう気持ちで)絵をじっと見つめていました。インターネットや画集で散々見たはずなのに・・・

 やっぱり本物は違う。さらに『彼女』を好きになってしまった。

さて、次の部屋に・・・
 ここは、風俗画を展示した部屋です。この中で気に入ったのは、
 「立ち聞き」(1657年) ニコラース・マース 
 家の女主人が、自分の家のメイドと客が逢い引きしているのを見つけ、階段のところで隠れているところを描いたもの。
 向こうの方に客の男が、メイドに手を回し、話している姿が見える。そして、女主人は「おもろいもん、みっけたっ!」と言わんばかりににやけているのが面白い。

 「医師の訪問」(1660-1665年頃) ヤン・ステーン
 恋煩いに悩む若い女性に対して医者が診察しているところに、彼女が相手の男性からのいい知らせを知って、医者が驚くくらい元気になってしまったところを描いたものです。
 部屋の中には、彼女を元気付けようとして、楽器を奏でている人がいるが、彼女が元気付けられたのは、彼女の足元に落ちている手紙で、その手紙を書いた主が、ドアのところに立っている。
 それにしても、こんなに騒がしいところで、診察するのだろうか?(笑) それに、魚を手にしているおっさんは、何をしているのだろうか。魚で彼女の気を紛らそうとしてるのか?(笑)

 昔もこういう話題には事欠かなかったのでしょうね。面白いです。
 次静物画を展示した部屋です。

 「豪華な食卓」(1653-1655年頃) アブラハム・ファン・ベイエレン
 皮を剥いたざくろやオレンジの光沢がうまく表現されています。彼は困窮した生活をしていたらしいですから、自分の願望を絵に表わしたのだろうか、と想像してしまいます。

 これですべて終わり。後は出るだけ、のはずですが、私は後戻りしました(笑) もちろん『彼女』に会いにです。また、ここでしばらく『彼女』を見つめていました。それにしても、こんなに早く本物に会えるなんて、本当は大阪にいないんだよね。遠いオランダの地にいるんだよね。今年が日蘭交流400周年でよかった。大阪に来てくれてよかった(^o^)
 そして、外に出ようとすると、次の部屋があり、そこにはミュージアムショップ、つまり売店がありました。

 ここでの展示作品のポストカードや、その他にもフェルメールの代表的な作品のポストカード、レターセットや、アドレス帳、カレンダーに、小さなサイズの額絵、キーホルダーに小物入れなどの小物類、様々な書籍、そして複製画の予約、いろいろな商品がありました。

 もちろん、『彼女』の複製画もありました。しかし、35,000円・・・高い(T_T) そこで、私は小さな額絵を買いました。大切にしたいです。

 今回の展示会には合計3回行きました。
 日蘭交流400周年記念特別展覧会 フェルメールとその時代

(2016.4.15過去の私が書いたweb記事より一部加工して転載)